快適な団地生活を求めるブログ人

府中日鋼団地での快適な団地生活を続ける為の、ノウハウあれこれ。

焦る管理組合の荒業に御注意

2013-07-28 18:16:16 | 建替え関連の情報

 先日の臨時総会と意向調査の結果、建替えに反対する方

が20%を超え、「建替え決議」での80%の賛成を得る事は

絶望的な状況になって来た事が明らかになりました。

 しかしながら、過半数を超える賛成の方がおられる事です

ので、理事長としては、悲壮な決意で推進の意向を表明され

ておりました。

 どうやら、「賛成が過半数であれば、推進すべき」と云う論

理が間違っている事を、未だお気付きでない様です。

そもそも、区分所有法における「80%の賛成」と云うのは、

ほとんどの人が賛成の時に初めて可能であると云う数値で、

この数値の重みは、重要事項における2/3以上の賛成を遥

かに超える、圧倒的な賛成多数を意味しております。

 従って、この数値に近い数値を確保して推進しなければ、

正に、「ドブに金を捨てる」事になるのは明白であり、早急に

推進か中止の決断を組合員全体に図るべきであります。

 しかし、最近、反対の意を表して「意向調査」を提出しない

方々に、協力業者の人から、しつこい提出の催促と共に、

「地上げ屋まがいの脅し」の様な態度での電話攻勢による

被害が多発しているとの事です。

 ある方が、堪りかねて、理事長に抗議したところ、確かに、

相手は協力業者の人である事を認め、この時の対応につい

ては、謝罪されたそうです。

 この方の様に勇気ある行動を取れる方は、別として、そうで

ない方が殆どです。特に、高齢の一人住まいのご婦人等に

は、正に「地上げ屋の脅迫」としか思われず、「高齢者への配

慮」が聞いて呆れる現状であります。

 ところで、意向調査の提出について、何故それ程拘るのか

と考えますに、現在の提出率のあまりの低さにあるのでは

なかろうかと推察されます。

 管理組合があれだけ懸命にかき集めたにもかかわらず、

その回収率は何と67.1%(7/25現在:理事会ニュース№34

より)でした。つまり、これ以上の賛成票は集められず、未提

出の殆どの方が、反対の意を表する「未提出」と推定され

ます。

 私は、反対を明記して提出しましたので、実際の賛成票は

総会での賛成数に近い56.7%が精々かと思われます。

 この回収数では、対外的に、「団地住民の総意」として出す

のには憚られます。反対票が多く含まれた結果であっても、

回収数の母数がある程度の数値になれば、公式の提出資料

等で、「団地住民の総意」と強引に表明する事も可能でしょう

が、この数値では、「箸にも棒にも掛からない」状況です。

 この様な事情によるのか、管理組合側は相当焦って、荒業

を仕掛けて来ている様ですので、充分注意をお願いします。

 取り敢えず、管理組合と協力会社との契約内容について、

理事長に文書で確認し、今後のトラブル発生時には、その責

任の所在について、明確にしていく予定です。

 この様な対応が面倒な方は、取り敢えず、明確に反対を表

明して、提出する事をお勧めします。併せて、当方に連絡して

戴ければ、事例として、広報して行きたいと思います。