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府中日鋼団地での快適な団地生活を続ける為の、ノウハウあれこれ。

建替え検討案説明会資料(2012.6.20発行)を読んで

2012-06-23 11:19:26 | 悩み

6/20(水)に配布された、建替え検討案説明会資料をご覧に成られましたでしょうか。

 残念ながら、全く期待外れと思われた方も多かったかと思われます。

 どこかの僻地にニュータウンを建てるつもりなのでしょうか。すごい夢物語のオンパレードで、これまで積み上げて来た建替えの変遷を全く無視した内容で、唖然としてしまいました。

 前回、約2億円もの大金を使って蓄積した財産はどこに行ったのでしょうか。何故、前回の計画が破綻したのか、団地の皆さんの要望がどの辺にあるのかは、既に大枠は把握して動いているはずと思いきや、そんな事は全く無視して、白紙の状態から始めようとしている様です。

 前回の約2億円については、総会で承認されてしまったので、今更どうする事もできませんが、その際に蓄積した資料やノウハウは団地皆さんの財産のはずです。この貴重な財産を充分検証した上での、今回の計画の遂行が無ければ、それこそ同じ道を歩む事になる事は必至と思われます。従って、今、この様な資料が出てくると云う事は、前回の経緯を全く検証していないか、全く別の意図があるのではないかと考えざるを得ません。

 そもそも、人に物事を判断してもらうには、メリットとデメリットを判りやすく提示しなくては、判定のしようが無い事がお解かりになっていないのでしょうか。こんな資料を一般の企業に持って行ったら、それこそ門前払いは確実でしょう。

 ここに提示された夢物語を実現するには、相当大きな費用の負担と共に、その運営の費用も膨大になる事は必至ですが、その負担については全く触れていないのは全く理解出来ません。実績のある業者に委託している以上は、この種の事例は充分把握しておられる筈ですので、概算値あるいは、実例を提示するのは容易と思われますが・・・・・。

 私は今回の建替え問題が再開するまでは、これを推進している組織等については、ほとんど関心がありませんでしたが、聞くところによると、建築士の資格を持つ方(今は現役かは不明ですが)が数名これに参加しておられるとの事でしたが、それでしたら、もう少し検討に値する資料があって然るべきかと思いますが、残念です。

 又、この団地には住んでおられないか、他に立派な住居を持っておられる方も推進の中心的な役割をしておられる事も耳にしましたが、事実なのでしょうか。

高齢者が多く、これからの借金は本当に大きな負担ですが、さらに、仮住まいで、年間百万円程度の家賃を払って不便な生活を強いられるのは本当に苦痛です。仮住まい生活も遺跡調査や土壌汚染等によって、さらに長期化する危険性もあり、最悪は、負担に耐え切れずに住居を安く売りに出すしかない事態になる危険性も無いとは云えません。これらの心配をなるべく小さく抑えて、最悪の事態も覚悟しながら、ぎりぎりのところで選択を迫られるこの建替え問題を、どちらに転んでも痛くも痒くもない人々に委ねておくのは、非常に問題です。こういう方々は早々に退散して戴く事を願うのは、私だけでしょうか。

兎に角、この資料だけで論議しても始まりませんので、説明会ではこれらを補足した説明が有る事を期待して、参加してみたいと思います。