福島へ応援メッセージ

鳥取市の小学校が福島県郡山市の小学校に応援メッセージを贈った。

鳥取市小学校校長会会長の藤井健（美保南小学校校長）先生は、「市内45校の小学校全部がこれに賛同してくれて、郡山市立小学校58校？に贈る事が出来て、本当に嬉しいいです」とおっしゃっていた。

藤井先生自ら、郡山市の小学校の現場を視察に行かれた。放射能の被害で、不自由を強いられている現場に、「本当にかわいそうだった」とおっしゃっていた。

郡山市とは縁があって姉妹都市締結をなしているが、5年前から小学校同士の交流事業が行なわれていた。

今年は、ほんとうならば鳥取市の小学校が郡山に行って交流する計画だったようだ。

震災の影響で中止になってしまったが、その代わりに「応援メッセージ」を贈る事に
したようだ。

7ヶ月が過ぎ、ややもすると風化してしまいそうな時であるからこそ、このメッセージは
大きな意味合いを持つものだと思った。

復興には相当の時間と労力が伴うが、これらの児童が社会人になったころ、この絆が大きな力になっていくと思う。

今大事なのは、物資の援助も必要だがもっともっと必要なのは「心の援助」ではないだろうか。

これからも、この「心の交流」が途切れることなく、温かい交流が継続されていきますようにお祈りいたします。