家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

7期生の瀬田さんのブログ2010年12月11日分

2011年12月29日 | Weblog
12月11日
 今日も伊勢原は好天。どこまでも青い空が続く。大山方面に向けて歩く人も多い。もちろんケーブルカー乗り場行きバスは超満員だ。
 先週、サンディングシーラーをたっぷりと流し溜めてしまった椅子。今日は乾いているからしっかりと剥いで、次の段階へ進もう。お昼休みに大村さんに話を聞いた後に、やっとカラークリア―だ。ガンに慣れていないという思いに押しつぶされるのか体が硬直して動けない。駄目だなあと思えば思うほど一歩も前に進めない感じだ。ああ、つらい。
 有福先生は言う。「平面と違って、椅子は難しいの。我々だって何年もやってからやっと椅子だよ。慣れてないんだから、できなくたって落ち込む必要なんか全然無いよ」と。理屈はそうだと思うし、その言葉を掛けてくれるプロの思いが分かるだけに、現実にガンをちttも操操ることのできない自分が何とも恨めしい。目の前のガンと闘うだけでなく、自分の気持ちとも格闘するのはひどく疲れるものだ。
だが、人生において「折り込み済みの事柄を、今更ながら引っ張り出して今一度折りなおしてみる」作業を棺桶に入る前にやっている家具への挑戦は、大げさにいえば生き方の問い直しにも似ている。だから、止めるわけにはいかない。それがどんなに不格好でしんどくても。

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