家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

12月11日中級特派員便り

2010年12月14日 | Weblog
中級特派員便り

2010年12月11日@伊勢原 快晴

中級クラスは久方ぶりの伊勢原校。
今回から角材(楢)を加工して、額または写真立ての製作。スツール製作で学んだ機械加工の復習ならびに応用編です。
額は、生徒の好みにより長方形、正方形が作れますが、長方形ではおおむね外形350mm x 250mm程度の大きさです。
使用する加工機械は、使用順に、昇降盤、スピンドル、横きり盤。
スピンドルで額の内面に当る面の角をギンナン面に加工します。ギンナン面は丁寧にサンドを掛けておきます(≒#240)
その後に額のサイズに合わせて45度カット。
製作のポイントは、額のコーナーを如何に正確に45度に切断して、隙間を作らずに接着するかでしょう。
45度の切削は横きり盤を使いますが、加工に肝心なことは、機械のセッティング(セッティングは講師が・・・中級生にはまだ早い!)。
角の接着面に薄紙一枚ほどの隙間も無いと作品の格が上がります。
作品は、コーナーの接着を終え、次回、追加機械加工を経て、塗装を残して額の完成予定ですが、
写真を入れるもよし、絵を入れるも良し、象嵌をはめ込むも良し・・・

堀江 記

写真1 スピンドル加工 ギンナン面に装飾加工

写真2 横きり盤、45度切削のセッティング

写真3 横きり盤加工

写真4 枠の固定・接着

最新の画像もっと見る

コメントを投稿