家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

5月8日の授業

2010年05月08日 | Weblog
ゴールデンウィークも明けて、授業再開です。

本日の初級の講義は…

家具の面や仕口について




家具の装飾的な要素となる、面とりの種類や、
ほぞ、はぎなどの仕口構造の種類について勉強しました。

ごく単純なものから、複雑なものまでいろいろな種類があります。



現代では機械加工が主となっていますが、機械なんてない昔には、手加工だけで作っていたのだということです。
すごいですね。ちなみに、授業で使っている見本はほとんど天野講師の手作りです。
さすがです。
初級の皆さんも、これからの実技の授業で基本的な構造に挑戦することになります。
頑張って下さい。

午後の実技の授業は…
椅子張り(道具の種類と使い方)

初めての椅子張りの実技でした。

同じ家具製作でも、木工と椅子張りは道具も技術も全く異なります。

まず、道具の説明



釘をくっつけて打つマグネットハンマーなど、椅子張り独特の道具がそろいます。
工場では、空気圧で打ち付けるタッカーなどを使うことが多いですが、
家具の学校では基本を大切に…ハンマーと釘で行う椅子張りを身につけていきます。
これが出来れば、自宅でも張り直しなどの作業が出来るのです。



1cmくらいしかない小さな釘をハンマーにくっつけて、、、
職人さんなら「トン、、トントン!」とリズミカルに正確に、狙った位置に打てますが、
初めての生徒さん、そうはいきません。
「(そ~っと)コツ、、(あ、曲がった)トン、コン、、トン、コン」
なかなか見た通りにはいきません。いかに少ない回数で打ち込むか、が技術ということです。
本番のミッシェル椅子張りまで、練習あるのみです。


中級、上級は伊勢原で実技の授業でした。
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