家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

若葉27-4-11(家具の学校)

2015年04月14日 | Weblog
4月11日 (土曜日)
 この所 雨が降り 寒い。 東京は桜も散ってしまった。 残念。 
 行く春を近江の人と惜しみける     芭蕉  (解説は下記)
 ・トピックス
  糸鋸ミシン 来る
  佐宗先生が、訓練校の友達から この糸鋸ミシンをもらい持って来てくれました。 
 これは佐宗先生の所持品ですが、取敢えず若葉に置いて 使って良いそうです。 
 但し 糸鋸の鋸刃は各自で持参願います。  すぐに切れたり折れたりするので、
 工房で揃える事は出来ません。宜しくお願いします。
  使い方は別途説明します。 これは旭工機の製品で かなりフトコロも深く 
  大物の加工も出来ます。アサリの無い鋸刃を買い 自分でアサリ出し研ぎ直せばかなり切れる   し、小さい曲面も切れる様に色々調整できる様です。 


 ・作業状況
  工房で作業する意味は何かと言うと 自宅に作業場所が有れば 自宅で
  作業すれば良いのですが、そう思い持ち帰ってもなかなか出来ない物です。
  誰か居て 横で作業して居ると 自分もやろうかなと言う気分になります。
  ここなら埃も騒音も気になりません。 ですから 若葉工房に来て作業
  する事をお勧めします。 多少飽きたり いやになっても何とかやり遂げる
  事が出来るとと思います。  作業が進む様に叱咤激励しますので。

  W田さん
  道具箱の塗装を行いました。 塗装は胡桃OILです。 濡れ色が濃く現れます。 
  塗るとこんな感じの物です。 道具箱と言うより和風の小型引出と言った所です。 
  引出の中に入れる 鑿箱も塗装し皮を貼りました。これは良い色だ。

  私
  今日は人が少なく 自分の作業が出来ました。 酒卓を塗装しました。
  マホガニー色の着色にダークウヲールナット色のOIL塗装にしてます。
  少し赤味が強いので もう少し深く沈んだ色調に修正予定です。
  
  次回は 4月15日(水曜日)の予定です。 宜しくお願いします。
   俳句解説
   桜の花も散ってしまい、湖面には花びらが花筏のの様に流れて行く。季節は巡り
   春も過ぎ去って行くようだ。 そこには確かな時間の流れが有る。 芭蕉を呼んで
   手厚くもてなしてくれた 近江の弟子との楽しい一時も過ぎ去り、芭蕉とその弟子は
   岸辺にたって 春の過ぎ行く様を惜しみ、また芭蕉自身も 弟子と判れて新たな旅へと
   伊勢方面に旅立って行く。旅を通して俳諧の道を確立するのは、使命であり 強い意志の現れ   なのだだろう。
   春は 別れと出会いの季節だ。 単に過ぎ去って行く物を惜しむだけでなく 次に
   出会うであろう事象について、期待も持っているように思うが、そこまでの解釈には無理が
   有るかな。

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