緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

年長組全員で『いのちのたび博物館』へ!

2009年02月20日 21時01分33秒 | 宇宙・天体・地学・科学技術・理科関係

平成21年2月20日(金)のち

昨日までの肌寒い真冬に逆戻りのお天気から一変してきょうは、

またお昼前からポカポカ陽光が降り注ぐ好天に恵まれました。

                                     

昨年も年長さんが、大きく成長した時期 3学期になり、今年も

年長組全員でいのちのたび博物館  

http://www.kmnh.jp/へ園外保育に行きました。

場所はスペースワールドの隣です。

〒805-0071

福岡県北九州市八幡東区東田2丁目4番1号
TEL093-681-1011

名前の通り、ここは、「いのち」「生命」をテーマにした博物館です。

館内はスタンプラリーができるようになっています。

(本日は、スタンプラリーはしませんでした。)

バスで到着すると、子どもたちの半数は初めて来館しており、

保護者と一緒に来たことがある子どもたちも、ミュージアムガイドの

おねえさんのお話しを目を輝かせて、耳を傾けました。

まず、見学の諸注意やお約束を聞きました。

①館内で大声を出したり通路を走り回らない。

②触って良い物と絶対に触ってはいけない物があり、

 何も表示が無い物には触らない。

③館内では、他の団体や個人見学者もたくさんいるので、

 迷子にならないように迷惑にならないように団体行動をとる。

そして、いよいよ見学開始。

 『いのちのたび博物館』では、幼児期から博物館で

子どもたちに豊かな感動体験を味わわせ、

幼いときから好奇心と感動する喜びを持つ手立てが必要であるという

考え方のもとに、保育者のための指導手引き書を作成。

 子どもたちに関心を持って欲しい展示物や気づいて欲しい内容や、

博物館ならではの体験活動などを紹介しています。

名前の通り、ここは、「いのち」「生命」をテーマにした博物館です。

本日は、他にも 北九州市内の幼稚園や保育所からの見学者や、

小学生も 多数来ていました。

子どもたちも全員興奮気味で、嬉しそうでした。

動物と恐竜が迫力満点で 夥しい数 展示してあり、

小さな子でも充分に楽しめる工夫があります。

期間限定でいろいろな催しも行われています。

                                 

事前に絵本『いのちのまつり』や紙芝居で、見学に当たって

視点を与えられて目的意識を持って見学しましたので、

今日は、年長組全員は、実際に実物を見て、

図鑑や絵本で見る以上に分かり易く

非常に成果が上がった様子でした。

そして、46億年前に地球が誕生してから、

   http://www.cgh.ed.jp/TNPJP/nineplanets/earth.html

40億年前に「生命」が誕生し、

36億年前初めて酸素の形成~

そして、4億7000万年前に植物が初めて海から上陸し

4億2500万年前に魚類が初めて出現!

そして、両生類が3億5500万年前出現!

は虫類も3億3000万年前に出現!

トンボの祖先のメガニューラもこの頃です。

http://www.geocities.jp/araki_dinoshop/image/im/106.htm

恐竜類が出現したのが2億4200万年前で、絶滅は、6500万年前。

http://club.pep.ne.jp/~arooaroo/Dinosaur.htm

なぞに包まれていますが、隕石の地球への衝突説が、有力視されています。

空を飛ぶ翼竜類から進化した鳥類だけは現在も生存しています。

http://www.geocities.jp/airplane_21th/earth_history.htm

その後、 人類は、500万年前に誕生。

そしていよいよ

ホモサピエンスの誕生は、50万年前!

その後、ほ乳類も栄えて来るが、

マンモスが繁栄したのは,

2万年前と教えていただいた。

だから、

『いのちのたびカレンダー』で見ると、

地球が誕生した日を1月1日とすると、

ホモサピエンスの誕生は、12月31日大晦日の午後23時03分頃

マンモスが繁栄したのは2万年前ですから、

同じく大晦日の午後23時58分頃!

 

自分のいのちは、

すべてのまわりの生き物のいのちとつながっていると、

すぐに感じ取れたこどももいた!!!

                   

悠久の時の流れの中で、

人類はまだ、ほんの短い歴史で、他の生き物と一緒に

歩み続けていますが、

驕慢な心でおごり、万物の霊長と言って 

実は自然破壊している内に、

戦争や利己主義的な自分勝手な行動で、環境汚染もすすみ

どんどん絶滅してゆく絶滅危惧種の動物たちと同じ運命を辿り、

危機的な状況にならないとも限りません。

だから、幼児期から、

少しずつ、動植物の世話や観察、

自然現象の変化やまわりの事物、

お友だちや家族やご先祖のことも交えて

「いのち」「生命」をテーマに考えさせ、

このような博物館で、

新たな情報を得て、広く、深く学ぶことは大変有意義です。

 

とにかく本物の鉱物見本や化石や骨・剥製…

レプリカ標本も沢山ありますが、

そのスケールの大きさには、驚かされ、感動しました。

きっと、それぞれのご家庭でも、

エンバイラマ館での長い首を持つマメンチザウルスイグアノドン

それに

ワキノサトウリュウなどの恐竜が話題でしょうか?!

http://www.geocities.jp/revicolle/article/wakinosatouryuu.htm

とりわけ、福岡県で発見された大型の肉食恐竜ワキノサトウリュウに注目です。

体長は10メートル以上もあり「脇野佐藤竜」と書きます。

掘られた地層名の「脇野亜層群」と発見者の小学校校長先生「佐藤政弘」氏

に因んでいます。

恐竜のパラダイス復元館での 精巧な恐竜ロボットの

雨や雷の中での真迫の体験が、話題にのぼった事でしょう。

http://www.city.kitakyushu.jp/page/archive/shisei-dayori/2002/021015/tokusyu1.html

エンバイラマ館は、360度のジオラマで1億2,000万年前の北九州の環境を再現し、

リアルに動く恐竜ロボット、CG、立体音響、照明、光ファイバーなど多彩な演出で、

観客を白亜紀の世界に引き込み、中生代の環境の中で、実際に体感しながら

展示が見られるようになっています。


【備考】本ページの文は、

「北九州市立 自然史・歴史博物館」の公式サイト等を参考にしました。

心の中に

『いのちを大事にする』

『環境問題を子どもなりに考えて平和な世界にしたい』

という気持ちや、現在の自分の生まれてきた恵まれた境遇に

『感謝する』

そのようなことに繋がってきて、新たな「不思議だな…」という

「気づき」や 「成長」が、みられれば、この上なく嬉しいと思いました。

まだ、一度も行ったことが無い方は、お子さんと一緒に

どうぞ、お出掛けになってみてください。

本日は、時間の関係で

主に 一階と二階の一部分の展示を見学しました。

大人でも 全部見て回るには、駆け足でも約2時間半以上かかります。

ご家族で、お弁当を持って、是非、ゆっくりお出掛けください。

 おすすめスポットです。 

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