鏡海亭 Kagami-Tei  ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。

第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第59)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

新編突入! 北の都に向かうルキアンと、謎の・・・

連載小説『アルフェリオン』、第53話(その6・完)を先日アップし、約10年ぶりの更新再開を実現することができました。

これまでの長い長い休載期間も挟み、物語のワールトーア編もようやく終わりました。次回、第53話からは新編に入ります。続きが気になりますね。

そこで今回は・・・。

 

私だ!(笑)。



次回、主人公ルキアンは北の国ミルファーンに向けて旅出つ。
「あの人に会うために」・・・だ、そうだ。たまらんな。
こんにちは。私が、「あの人」だ。
第36話でエサをあげておいて良かった。ふふふ(ふふふ!)。

 


(溜息)。
ルキアンは野良犬か何かですか、シェフィーア様。
聞かれもしないのに名前と居所を一方的に伝えていくとは、とんだ押し売りでしたね・・・。もっとも、それで私たちの出番が確保できたのは好ましいことです。

 


いや、しかも我々が主役だ。かつ、今回は場所もオーリウムではなくてミルファーン。ホームだホーム。待たれるな。
作者の鏡海は何をやっている。私ならいつでも出演可能だぞ!

 


はいはい(棒読み)。
でも確かに先が気になりますので、今回は特別ゲストをお招きしました。
ワールトーア編ではルキアン君とともに村を探索した、パウリ・ブレンネルさんです。
はい拍手~(また棒読み)。

 


あ、どうも! ブレンネルです。パウリでいいですよ。

 


意外と、普通・・・ですね。
しかも画像化まで。主要キャラでもまだ絵の無い人が沢山いるというのに。
では、パウリさん。さっそくですが、ルキアンがミルファーンに向かうというのは、本当なのですね。「はい」か「いいえ」で答えてください。

 


は、「はい」だ。
いや、なにこの尋問されてるような・・・。
ルキアン君は、たしかにミルファーンを目指す。ただ、俺は途中までしか一緒にいかないが。

 


何!? それはいかんな。
ルキアンを何が何でも王都エルハインまで連れて来るのだ。貴君が責任をもって。首に縄をつけてでも!
(あんな面白いものを逃がすわけには)。



いや、だから、犬じゃないんですが・・・。
でも俺の代わりに、ちゃんと王都まで一緒に行ってくれる人がいますし、リオーネおばさんが紹介状まで書いてくれますよ。

 


リオーネ? 懐かしい名だ。隊長か。いや、「元」隊長。今は山奥に引っ込んで・・・。
そもそも、どうして貴君がリオーネ先輩のことを知っている? しかも、おばさんなどと。

 


いや、そのへんは小説本編で。
ウチね、親父の代から王都でカフェやってるでしょ。ですから・・・。
それで、ルキアン君と王都に向かうのは、エレオンです。

 


ちなみにこちらがリオーネ様とエレオンです。

 


エレオン? 美少年か。
いや、これは女の子??

 


エレオノーア・・・げほげほ(わざとらしい咳)。
いや、今のは忘れてください。そのあたりは大人の事情でまだ秘密です。
正確には、むしろルキアンがエレオンを都まで連れて行かされる羽目になるという。

 


これまた残念。
失意の主人公が孤独で行くあてもなく、仕方なく私のところに、雨に濡れた子猫のように、たった独りで心細く流れ着いてくる・・・と、ワクワクしていたものを。
こんな美少女、いや美少年、まぁどちらでもよいが、こんな可愛い子と共に旅をして・・・それは少しぐらい、心が満たされるかも、しれないではないか。

 


シェフィーア様。何か邪悪なこと考えてませんでしたか?
しかし、これは事件ですね。主人公が縁あって美少女と共に旅をするという、絵にかいたような王道の展開ではありますが、ルキアンの場合、これまで無かったことですね。

 


おいおい、この子。
銀髪で目が青いではないか。ひょっとして、闇の・・・。

 


気のせいでしょう。
何しろ、私も銀髪で目が青いくらいですから(笑)。


(いや、余計に、エレオンが普通の子ではないという印象が強まったぞ)。

 


まぁ、詳しくは本編で。それでは皆様。
・・・って、どうして俺が司会進行しなきゃいけないんだよ。

 

(向こうでエレオンの画像とレイシアの顔をしげしげと見比べているシェフィーア。無視するレイシア)。

 ◇

何だかよくわからない小芝居でしたが、本日はこのあたりで。

いつも鏡海亭にお越しいただき感謝です。
読者様方の声援、力になっています!
第53話に向け、引き続きよろしくお願いいたします。

ではまた。

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