鏡海亭 Kagami-Tei  ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。

第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第59)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

心を揺さぶる「ナッソス城激戦」編、引き続きAIが画像化!

心を揺さぶる場面が続きます、連載小説『アルフェリオン』「ナッソス城激戦」編。
各回の内容をもとにAIのオボロさん(*)が画像を生成する企画、前回の続きです。

(*)オボロさんとは「Editorial Oboro」(GPTsの機能を通じて小説広報支援用にカスタマイズされたChatGPT)のことです。多彩な機能のひとつとして、小説を読んでその内容を画像化することができます。

それでは第42話「届かない言葉」から。

こ、これは? 眼鏡を掛けてはいませんが、真ん中の人物がルキアンでしょうか。そして手前がカセリナ。
ルキアンは主人公で、カセリナは「初期設定上のヒロイン」だったので、もしかしたらこのような場面があり得たのかもしれません。そんな可能性のカケラ。


これは、そんな別の未来を思い浮かべた、妄想王ルキアンの頭の中?(苦笑)


実際には、敵として傷つけ合うことになる運命に。カセリナはルキアンを憎み、本気で命を奪おうとします。

オボロさん、やりますね。ルキアンとカセリナのすれ違いと憎しみ合いを、感傷的かつ劇的に描き出しています。ルキアン、この後も戦いの中でカセリナから徹底的に、憎まれ、嫌われ、蔑まれます(苦笑)。しかし、ルキアンのそのような苦難の時代(?)があるからこそ、ずっと後になってエレオノーアが登場したとき、彼女がひたむきに「おにいさん」(=ルキアン)のために頑張る姿が輝くのだと思います。エレオノーア、ほとんど女神ですね(そこまで持ち上げなくても。笑)。何だか、カセリナが悪役みたいな立場になってしまいましたが……。

 

そして第43話「レーイ」。タイトルにキャラの名前のつけられた回って、これが初めてです。こういう場合、そのキャラが変に活躍してから退場してしまうということも多いですよね。しかし、主人公以上に主人公しているレーイ・ヴァルハートは、着実に生き残ります。

「愛のためには戦わない」というレーイ、これは単なるひねくれや「逆張り」ではなくて、彼の過去と関係があるのです。記憶の断片的な回想、エレノアという女剣士のことが浮かび上がります。

キャラの姿や場面の内容が色々とブレて定まらないのですが、オボロさん、この悲劇を描こうと頑張っています。

そして、これは冒頭の画像ですね。レーイが誓いを立てた過去。なぜ「愛のためには戦わない」のか、その理由が明らかになります。


まだよく分かっていないのですが、今後明らかになるであろう事実……エレノアは本当に可哀そうな人です。レーイは自らの行ってしまったことを償うために誓いを立て、今ではギルド最強のエクターにまでなりました。この流れを受けて、カセリナとレーイの死闘が繰り広げられます。主人公のルキアンとではなく。肝心のルキアンは、カセリナに一蹴されてしまうのですよね(涙)。

 

そして第44話「パルサス・オメガ、闇の鼓動」! ついに名前が出てきました。「空の巨人」アルファ・アポリオンとともに旧世界の超魔法科学文明を滅ぼしたという、伝説の「大地の巨人」パルサス・オメガ。ただし、オメガの話に終始するわけではなく、この回には、同時に様々なキャラクターたちが印象的な姿を見せます。


今回の冒頭にあった画像ですね。ギルドと講和し、武装解除した夕刻のミトーニア市にて、ルキアンがメイに付き合わされて(実際には、苦悩しているルキアンを気分転換させようとメイが連れ出したのですが)街に繰り出しているシーンです。メイの画像が、ちょっと設定とは違いますが。


思い悩むルキアン。古代レマリアの遺構が都市の中に残るミト―ニア市街の姿、微妙なプロンプトをオボロさんが的確に理解してくれて、こちらのイメージ通りに描き出してくれたと思います。


こちらのメイは、先ほどの画像の場合とはまた髪型や印象が全然違います。それでも一枚の絵としては、この画像に表現された光景はなかなか心に響くものがあります。オボロさん、そして実際に画像生成を担っているDALL-E3さん、本当に見事です。

次回は、同じく第44話からの画像生成の続きから、第45話「盾なるソルミナ」の画像化を扱う予定です。今後のところ、ソルミナが創り出した異様な幻の世界をオボロさんがどのようにまとめてくれるのか、気になります。

いつも鏡海亭と連載小説『アルフェリオン』を応援いただき、ありがとうございます!
それではまた。

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