鏡海亭 Kagami-Tei  ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。

第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第59)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

まさか、あのキャラは「僧院」関係者だったのか!?

連載小説『アルフェリオン』第44話(その7)を更新しました。

中身については敢えて詳しくは申しません。今回のような何気ない回というのか、一見して消化回(違うって)のような話だと思いきや、こんな展開がいきなり来るとは……。やはりあなどれません、そんなのありかのアルフェリオン。でも決して超展開ではなく、今回の伏線は物語の初期に出てきているのでした(内緒)。まさか、あの人が? 考えてみると酷い話です。

なお、ご覧になれば分かると思うのですが、今回のお話では、二つの舞台の間をカメラが短い間隔で交互に行ったり来たりしているような描写が行われています。おかげで読みにくいかもしれません。映画やコミックなどのメディアと違って、小説という活字のみのメディアが、最も苦手とするような表現方法のひとつだと思います。でも映像・画像メディアっぽい動的な描写を、小説の中でもやってみたいと色々と実験しています。

ちなみに、今回の話とは関係ないですが、同じく活字メディアには難しい、でも挑戦したい表現というのは他にもあります。たとえば、モブキャラの集団の中や舞台の隅っこに、重要なキャラをこっそり紛れ込ませておくような描き方です。「後になって見直してみたら、あの場面にも、この場面にも、あいつが密かにいた!」と気づくような……。そういう隠れキャラみたいな描写。これは活字メディアには極めて難しい表現方法ですよね。小説の場合、言葉でキャラを描写しないと「居ない」のと同じですし、いったん描写した途端、むしろそのキャラにスポットライトが当たってしまう(笑)ことになりますからね。「目立たない男が隅に居た」と書いたとたんに、むしろ変に目立ってしまう(^^;)。こういうのは悩みます。

ともあれ今回で第44話は終了です。次回から第45話「盾なるソルミナ」に入ります。ということは、ついにあの兵器の力が明らかになるわけですね…。

以上
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