懐かしい記事です。「チルチンびと 1998年、4号」で紹介されました。
「私がつかんだコモンと民主主義 日本人女性移民、ヨーロッパのNGOで働く」 岸本聡子著
この本は、ロストジェネレーションに生れた日本人女性である私が、日本人とオランダ人の国際結婚に葛藤しながら、ヨーロッパの移民として、学歴もお金もないところから働いて、子育てして、「自分のことは自分で決める」を貫いて生きてみた記録だ。同時多発テロからコロナ危機まで、世界の激動の20年の中を、お金儲けからは程遠い「コモンズと民主主義」や「気候正義と多様性」えお追求して、仕事にしてきた。その20年間を振り返ってみたい。それがいま、世界に同時多発的に起きている「下からの民主主義」を後押しするものになればと思う。