映画評から。「あまや座」で上映していましたが今日が最終日です。
「誰がために憲法はある」 井上淳一監督 ○ ☆☆
芸人松元ヒロが一人芝居で演じている「憲法くん」をベースに女優の渡辺美佐子が自らの体験をふまえ憲法、原爆、平和への思いを語るドキュメンタリー映画です。
戦後35年、渡辺美佐子はかつての同級生が広島で原爆の犠牲となっていたことを知ります。そして自分にできることを考え仲間の女優たちとともに朗読劇「夏の雲は忘れない」を全国で上演する活動を続けていきます。しかし、年齢的なことや社会の変化で学校での上演依頼が減ってしまったことなどで、2019年で終わることになってしまいました。
憲法をないがしろにして平然としている政治家が大手をふるい、本来ならば憲法で守られるべき国民が虐げられている現実がある今、再び憲法を読み返すことの意義がひしひしと伝わってきます。
特に冒頭とラストの朗読は女優渡辺美佐子の魂が込められ観る者に感動を与え、憲法に則って自らも国民として平和を希求する不断の努力をしなければいけない、と叱咤されます。
タバコは、なし。無煙です。
「誰がために憲法はある」 井上淳一監督 ○ ☆☆
芸人松元ヒロが一人芝居で演じている「憲法くん」をベースに女優の渡辺美佐子が自らの体験をふまえ憲法、原爆、平和への思いを語るドキュメンタリー映画です。
戦後35年、渡辺美佐子はかつての同級生が広島で原爆の犠牲となっていたことを知ります。そして自分にできることを考え仲間の女優たちとともに朗読劇「夏の雲は忘れない」を全国で上演する活動を続けていきます。しかし、年齢的なことや社会の変化で学校での上演依頼が減ってしまったことなどで、2019年で終わることになってしまいました。
憲法をないがしろにして平然としている政治家が大手をふるい、本来ならば憲法で守られるべき国民が虐げられている現実がある今、再び憲法を読み返すことの意義がひしひしと伝わってきます。
特に冒頭とラストの朗読は女優渡辺美佐子の魂が込められ観る者に感動を与え、憲法に則って自らも国民として平和を希求する不断の努力をしなければいけない、と叱咤されます。
タバコは、なし。無煙です。