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カエルが楽しく笑う庭

両生類を主体として彼等を取り巻く都会の自然環境と、投稿者のつれづれなる思い

例年より早い繁殖期

2007-02-23 09:54:02 | 地球温暖化の影響
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 昨年の春に生まれたアカガエルが、家近くの池に現れました。
水中に浮かぶカエルの体色と同色の落ち葉の上に乗っていて紛らわしいのですが、ヤマアカガエルです。此処に掲げる2枚は、2月17日の夜8時前後の撮影写真です。繁殖相手待ちの体勢ですが、この時は未だ鳴いていませんでした。
 気温10℃、ひと雨来て湿度70%を超えた昨夜の同時刻には「キィラララララ、キィララ」(私にはキィラ、キィラ、キィラと聞こえましたが)、と容姿と姿体に似合った繊細な鳴き声で雌を呼んでいました。私は池から20メートルぐらい離れた門外から、暫くの間じーっと、鳴き声に聴き惚れていました。(カエルの雌は大人しくて、決して鳴かないのです)
 今現在この池に十数匹は出没していると推測される繁殖期のアズマヒキガエルの愛らしい鳴き声に交じっても、際立つ絹布のような美しい声でした。都会の中で自然の音楽が聞こえて、とても嬉しかったです。









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 遠くから舞落ちて来た銀杏の落ち葉と、水草と、右手に見える池の中の二枚の赤レンガに囲まれた別のヤマアカガエルで、この個体は明らかに雄です。前腕が下肢のように太いのが雌雄判別の決定的な要素です。体長は銀杏の葉っぱと比べてみて下さい。
 2枚とも撮影同日の夕刻に、生まれて初めて購入したマクロレンズの使用不手際写真みたいですが、とても気に入っています。


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