かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

伝える責任、伝えない罪

2019-03-31 09:17:05 | 環境・エコ
3月31日(日) 本日の鹿角は雪景色の朝です。
雪かきするほどではありませんが、寒い~です。春はどこまで来ているのやら・・・

明日から新年度、盛岡までの100km自家用通勤は引き続きます(ヤレヤレ・・)

そんな通勤時間帯の御伴はラジオ放送です。鹿角から盛岡間は8割が山間部の為
AM放送主体となるのですが、考えてみたら昔からほぼ運転はラジオを聞きながらですね・・・

先週の朝の事です。えぇ~っと驚かされることが・・・

視聴者の投稿で「ある日若い同僚が「イタイイタイ病ってなに?イタイイタイって泣く病気のこと?笑える~・・」と言った。
私は思わず、仕事しなくて良いからパソコンで検索しなさいと叱り付けた・・・」いう投稿、
教科書検定についての話題で、今の教科書で扱われている環境問題の中身が、過去に起こった日本の3大(4大)公害被害について
あまり触れられていないことに関係してのことでした。
今 環境についての知識はグローバルな人間形成を目指す上では大切なものです。(表現が正しくなければスミマセン) 
過去、日本国内で化学物質汚染や大気汚染によってどれだけの人が命を亡くしたり、今も苦しんでいるのかを学ばず、
現在の環境問題をあれこれ言うことの危うさ、過ちをきちんと伝え続ける事、伝えない罪を考えさせられました。

鹿角は田舎で大気汚染や化学汚染とは無縁だと若い世代は思われているのではないでしょうか?
鹿角が鉱山で栄えた時代は遠い昔になりはしましたが、鉱山跡の山に木が育たないのはなぜか?その鉱山からは今も汚染水が流れ出ていて、
その処理は私たちの子や孫の世代よりもっと先までつづくという事実、カドミウムに汚染された米が毎年収穫されている事実をしっかり教えてゆかないといけません。

若い世代へ正しく伝えることを怠っていてはチコちゃんに叱られますね

※NHK「チコちゃんに叱られる」より参照