かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

賑わうコモッセの光と影

2019-10-26 11:02:24 | 独り言
文化の杜交流館「コモッセ」はオープンから4年半を迎えます。
大勢の市民が集う施設、文化芸術の発信施設として利用の予約もなかなか取れないほど賑わっています。




そのことは大変喜ばしいことですが、よく市長はじめ行政がコモッセを口にする際に使う
「中心商店街の賑わい創出を図る」施設となっているのでしょうか?



この4年の間に商店街の賑わいは上向いたでしょうか?
確かに商店街自らの集客努力は必要であり手をこまねいていた訳ではないでしょう
しかし、すでに自らの力だけで人を呼び込むことは困難な瀕死状態なのはあきらかです。
この間、何軒ものお店が閉店し続ける中、先般市民に親しまれ愛されていた老舗の煎餅店の閉店でお土産を求める目的で商店街を訪れる客足はほぼ途絶えたといえます。




鹿角市は今までも商業振興に随分と力を入れてきたのは事実ですが、
出資した第三セクターの破綻や、空き店舗利用による新規店舗開業支援に起業コンサルタントを呼んでの研修実施も
目に見える効果は未だ現れていません。厳しい言い方ですが施策全敗状態です。




コモッセもまちなかオフィスも、「商店街の賑わい創出」という目的が掲げられていたはずです。
商店街の現状について市政の失策ではないかと何故に議会は当局に問わないのでしょうか?
「市長派」の議員ばかりだからですか?
それとも既に「見殺しやむなし」ですか?
スーパーやドラックストア、コンビニは商店街の代わりとはなりえないと私は思います。




台風一過 懐寂し秋の空

2019-10-13 16:36:36 | 独り言
台風で被災された皆様にお見舞いを申し上げると共に、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

鹿角は目立った被災も無く、今日は台風一過の青空が出ています。
それにしても昨夜は避難発令が出るのではと日付が変わる頃まで起きていたせいで寝不足です。

さて、台風の被害は無かったものの我が家では先週からいろんな物が故障したり壊れたりで
懐に一足早い強い秋風いや寒風が吹きこんできています。



先ずは通勤に使っている私の軽自動車・・・前輪のブレーキキャリパーとディスクの錆が酷いので
デーラーで点検してもらったら、なんと前後のブレーキ部分4つ全て交換しないと危険だとの事
点検現場を見せてもらったのですが、前輪以上に後輪が酷くて、ベアリングが固着状態でした




修理には相当額の出費を覚悟しなければなりませんが、走行距離約19万キロで初めての部品交換。
長持ちの極みですし、足回りは命にかかわる事故に直結する部分ですので気が付いたのはラッキーでしたね。

そして次がテレビです。8月下旬にも修理の方が来てくれたのですが「不具合現象確認できず」となっていた現象が再発。
電波が上手く受信できない様なブロックノイズが発生して音声も途切れます。




電波の受信レベルも正常で、別の部屋のテレビは画像が乱れません。親戚に電話して、受信状態を確認したらやっぱり我が家のこのテレビだけが
画像に乱れが出ている事を確認しました。今回はスマホで証拠の画像と動画を取りましたので修理の方が来たら見てもらうことにしました。
以前もそうでしたが、次の日から「正常」に写っています・・・

また同じ日にブラックどらえもんの母上から「洗濯機が壊れた」との連絡。派遣修理をお願いして診てもらったら洗濯槽を回す軸の不具合との診断。
まだ4年弱なのに修理には2万円程かかるとか・・・3万ちょいで新品が買えるので買換えにしたのですが、配送と取り付けに4~5日かかると言われ
洗濯好きの母上は「そんなに待てない~!」と売場の方に詰め寄ったのですが・・・どうにもなりませんでした。
結局、その日のうちに私が軽トラでお持ち帰りし取り付けることに・・・交換してから2日、未だに壊れた洗濯機は軽トラに積みっぱなしです。明日にでもリサイクル処分しないと・・・




止めは昨日の夜です。夕食の準備を始めようとしていたブラックどらえもんの、キッチンの真ん中で「電子レンジが動かない~」と叫ぶ声・・・




エラーコードH54と表示されブーンと唸るだけで中に入れたものは熱くなりません。取説とネットで検索したら「部品交換要、費用は2万円前後」と
加えて、経過年数が8年以上製品の場合は修理しても、他の部品の不具合が発生するリスクが高いので買い換えた方が賢明と・・・我が家は8年と半年・・・うなだれました

とはいえ、台所における電子レンジの存在は絶大で、ブラックどらえもん「明日はお店休んで、買いに行く」と台風襲来の前に吹き荒れていました。
という事で、本日近くの量販店へ・・・「いらっしゃいませ・・今日はどうされました?」と笑顔の店員さんは一昨日の洗濯機の時の方・・・
ニコニコと新型の電子レンジを進めてくれました・・・少し腹立つなぁ~
買い換えたのは同じメーカーの同じランクの物です・・・色が赤が無いのにはガッカリでした。



レジのお姉さんには「毎度ありがとうございます。壊れてご不便でしたよねぇ~」と・・・「壊れたのはみんな、お宅の店から買ったヤツだよ」と言えなかった・・・

十五夜 月うさぎでも語ろうかなぁ

2019-09-13 14:40:55 | 独り言
今日はは十五夜ですね。
晴天の鹿角ですから、きっと綺麗にお月様が見えると思います。でも満月は明日ですよ・・・



毎年ですが名も無き田舎者は「お供え物は、女の子は食べたらダメなんだよ」と
我が家の女どもに言ってヒンシュクをかっています。
「何言ってんのよ~」「そんなこと、聞いたことはないわ」と反撃され
しまいには「我家はイイのよ!食べたって!」で終了のゴングです。
女3対男1では初めから勝ち目は無いのです。まして食べ物のことですからねぇ・・・

でも、これはホントの言伝えです。ですが、成人の独身女性に対してのことです。
お月見団子や饅頭が白くてふっくらとしているところから「食べると妊娠する」に由来しているとか
結婚前に妊娠するなど恥さらしと「授かり婚」などという現代にはそぐわないことですかね・・・

そうそう、お供えする「ススキ」にもいわれが有るようです。
収穫に感謝する稲穂の代わりにとか、お月様(天)に願いが届くようにとか、
孫娘にはススキの話を聞かせることにしましょう。

それと「月うさぎ伝説」も語ってみようかなぁ・・・



むがしむがしの話っこだぁ

あるどごさ、サルとキツネとウサギどいであったど
3匹は動物の姿がなもかも嫌で、いっづも「なして、おらど人間になれねがったべがなぁ」「悪いごどしたがらだべがぁ」としゃべっていだけど
そごで3匹「んだば、これがらは誰さでも、喜ばれるいんたことすべ」と決めだど
それがらなんぼがたった ある日のごどだ
おったて、ねまっている じ様ど いぎあったけど じ様は腹へって、腹へって どっともされねでいだおだけど
「何が かへでけろぁ~」と じ様 へったど
それ聞いだ 3匹 「人助け出来る~」と 喜んで じ様さ かへる物たねにいったけど
サル 山の木さのぼって 木の実だのずっぱり採ってきて じ様さ けだけど
キツネ 川じゃっこ ずっぱり採ってきて じ様さ けだけど
だども ウサギ しにぎりたねだども 何もめっけれねがったけど
んだどごでウサギ 「も一回 たねで来るたいに、火 おこして 待っててけろ」と どごがさいったけど
しばらくして サルとキツネ 火 たいで 待ってたば ウサギ けってきたけど
だども また ウサギは何もたないではいねがったけど
それ見た サルとキツネ ウサギさ 「せっかく 火 たいで待ってらやず なんも採ってこねのなぁ この ずほこぎ ウサギ!」とへったど
したば ウサギ 「俺さ 食い物 たねる 力っこは 授かってね、だったに 俺どご 食ってけろ!」 と 焚き火の中さとび込んだど
それを見ていた おったてだ じ様 見るきるうちに その姿が神様に変わっていったけど
ほんとは 帝釈天という神様であったおんだけど
「お前たちの優しい気持ち よくわかった! こんど生まれからるときには 皆 人間にしてやろう、それにしてもウサギには可哀想なことをした」
「空の月の中に この優しいウサギの姿を永遠に残してやることにしよう!」と言って 
それからというもの 月の中にはウサギの影が見えるようになったとしゃ

どっとはれぇ


神様ももう少し早く正体を現したら、ウサギも死なないでよかったのに・・・ 昔話は残酷だ・・・

不都合な事実は明らかにならない

2019-09-07 19:26:52 | 独り言
昨日から真夏に戻ったような鹿角です。
明日も予想最高気温が34℃とか・・・・熱中症にはご注意を!


(色付き始めたナナカマドの実)

熱中症といえば先月19日、8月19日といえば「花輪ばやし」の初日
毎年恒例の子供パレードが今年は猛暑の中で行われました。

小中学生に東京の四ツ木小学校からの小学生も加わり今年も無事終了・・・かと思いきや
体調不良を訴える子供たちが続出し、お世話をされていた方々は大変な思いをされたようです。
幸いにも大事に至る子供はいなかったようですが、救護に当たった人の話では、救急搬送要請も考えたとの事

当日の気温は約34℃、これは外での運動は危険だという値
練習の成果をお披露目する恒例のパレードということもあり、中々中止の判断は出来なかったとは思うのですが

問題は、体調不良者が出はじめたのが、パレードの時ではなく、パレードの〆の挨拶を
花輪ばやし祭典委員会のトップが長々と語っている最中だったという事です。


子供たちは、「オリンピックとかパラリンピックとかの開会式に参加云々」とあの炎天下に日陰も無いアスファルトの路上に整列させられ
子供パレードとは全く関係の無い「演説」を延々と聞かされている時です。

体調不良者が続出していても、お構いなしに最後まで語った主催者代表の戸●正●氏はその事態にもお構いなしで
なんと近くの飲食店へ直行し「生ビール」を飲んでいたとの事。

信じられない行動で、彼の資質が表れたといえます。


この行動については、学校関係者た四ツ木小学校からも問題視するとの声が出ているにも関わらず
来週の鹿角市議会でも取り上げられないようだ。

これで良いのか・・・いつもの臭いものには蓋か?



新聞記事に驚かされた

2019-08-11 09:31:30 | 独り言
驚いた・・・と言うか、やられたぁ~という気持ちになった

8月6日の地方紙に小坂町が廃校利用し地域滞在・交流型の日本語学校を開設したというニュースが掲載された。

なんでも、午前中に日本語を学び、午後からは地域の暮らしを体験し住民との交流を行うのだとか。

 8月6日付 北鹿新聞より

北鹿新聞記事「小坂町 日本語学校が開校 10カ国から24人参加 七滝活性化センター」 

きりたんぽFM記事「滞在型の日本語学校が開校 小坂町

これって、名も無き田舎者が4月1日に掲載した「鹿角市 新たな労働人口策を発表」https://blog.goo.ne.jp/kadzuno/d/20190401 と

よく似ている・・地域滞在か労働かの違いで、廃校利用や日本語学校開設などほぼ同じだ。

名も無き田舎者、4月1日はエイプリルフールに合わせの記事掲載をしているのだが、

今年は、鹿角にとって働き手不足を解決するためには今後外国人労働力は欠かせないという考えから

行政が「試してみよう!やってみよう!」としたら実現可能な事を書かせてもらったのだが

まさか、隣町で現実化するとは思ってもみなかったし、

行政の発想力の違いや思い切りの良さを比較してしまった。

シッカリしろ・・・