軽井沢ル・ボン・ヴィボン

ヨーロッパ・走っていると思う事・その3

異国を走る話も最終章となりました。

今日は市街地編。

やっぱりこれが一番の難関…でしょうか(笑)
大都市になればなるほど心配な感じですね。
僕もそう。やっぱり大都市は緊張します。

でも、現地の人は普通に走っているんだし
そう考えれば当然大丈夫なわけです。

日本だって田舎道より大都市の方がややこしく感じるのだから
その感覚と一緒かな。
ま、首都高速が走れるなら心配ご無用です。
あそこまで複雑な道は他にないんじゃないかな??と思うくらいで。

余談ですが…僕は東京の道が好きです。特に首都高速(笑)
一般道なら環七より内側(特に深夜)
あのキビキビしたスピード感がいい。

ヨーロッパの市街地で泣かされるのが、やはり一方通行。
見知らぬ道では、
思わぬ方向にどんどん進んでしまうような「錯覚」があります。とっても不安です。

これも慣れれば落ち着いて対処できます。
右側通行ですから、大抵ビル等の町並みを挟んで、進行方向の左側に逆の一方通行があります。
左回りはちょっと難しい事も事実ですが(日本の右回りに相当するので)
やや大き目に一周する感じをつかめば、大抵ゆるりと戻ってきます。
迷っても大して遠くには行かない物です。

感覚をつかむと不思議と迷わなくなります。

市街地はロータリーは少なく、信号が多いのですが
ん~なんて言うんだろう、
信号のあるロータリーとか
巨大ロータリーの中央を幹線道路が突っ切っているパターンも多くて
こうなるとグチャグチャなので(笑)
もう言葉では言い表せないかも…

一つ言える事は
停止線をちゃんと守って止まらないと、信号そのものが見えなくなる様に作ってあるので、
停止線オーバーはご法度です。
信号に止まったら逆にチャンスと捉えて(滅多に止まらないので)
その間に、どう走れば良いかゆっくり考えてから発進すればいいと思います(笑)


都市部で心配の種のもう一つが駐車場です。
これも、大きな街ほど駐車場の案内はしっかりしていて
街の至る所に設置された「統一された電光掲示板」で
近所の駐車場の場所や状況を一括で知る事ができます。
これも本当に便利。
時間帯によって様々ですが「開いているかクローズか」「満車か空車か」「受け入れられる台数」など
シンプルに表示されています。
あとは指示に従って車を入れるだけです。

大都市部では地下駐車場が多く、場所もとっても便利です。
ボルドーの中心部は地下6階まであったなぁ。。

これはスペイン、サンセバスチャンの地下駐車場。
…のトイレ(笑)

これは駐車券を通して、ドアの鍵を開けるシステム。
何も説明が書いてないから、フランスからの観光客もみんな困ってました(笑)

結局説明が書いてなきゃ現地の人だって分からないんだから
分からなくても焦る必要はないのです(笑)

小さな町でも公共のパーキングへの案内は単純に「P」の標識で示されていて、その数も多く、
混んでいる事は多いのですが、探すのは至って簡単です。
大抵有料のコイン式パーキングで、都内などに良くあるパーキングメーターと同様で先払い式。

ちょっと大きめの街ならゲート式が多く、これは一番我々にも馴染みのある形です。

↓↓ こんなのどかな村の駐車場でも大抵は有料です。


またヨーロッパでは
市街地内のスクールゾーンや、中心部の町並み、ショッピングセンター内などに
スピードを落とすための障害物を設置している事が多いですが、これが曲者。
連続して相当数が設置されています。
県道(D)などを走っていると、道がそのまま市街地を突っ切る事も多く
迂闊にも障害物に、そのまま進入してしまうと
車がひっくり返るんじゃないかと思うほどバウンドしてしまいます。

これは現地の人もかなり注意して走っていて
皆きっちりスローダウンします。

郊外でのペースが速い分、街中での「ゆっくり」も徹底されている様子です。
要所の締め方は日本より厳しい…かな?と言う感じ。

今回もダラダラ長くなってしまいましたので…ここらで打ち切りとします。
この回で終わりにしようと思っていたのですが、
あとちょっと続けようかな(笑)

最後の最後は「速度とまとめ」編って事で…

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