軽井沢ル・ボン・ヴィボン

東京・吉祥寺の南欧料理Le Bon Vivantの姉妹店、軽井沢ル・ボン・ヴィボンのブログです。

メドックへ来ました。

2011年02月02日 | ヨーロッパドライブ

どこまでも続く葡萄畑。
名醸地ボルドー・メドック地方の風景。



ブルゴーニュのコート・ドールと並び称される特別なワインの産地。
(日本のワイン通の間ではブルゴーニュが圧倒的に優位ですが)
こちらはランシュ・バージュの畑ですね。


スコッチウィスキーでいう所のシングルモルトに相当するのがブルゴーニュ。
ヴァッテドモルトに相当するのがボルドーのワインと言えるでしょう。

ワインと言うのはとても大きなテーマなので
料理にも、ワインにも、精通しようとなると中々手ごわいです。
でも頑張って勉強しなきゃ。

特にここを目指したわけじゃないけど、発見しちゃいました。
シャトー・ラトゥールです(アポなしじゃ入れないけど・笑)
しかし、こんな所まで自分で運転してくるとは…昔は夢にも思わなかったなぁ。


こちらはメドック地区の入口にある、その名も「ワイナリー」
とんでもないほどの種類と量のワインがストックされています。

当然ではありますが、きちんと温度管理されたセラーの中です。
地区別、シャトー別、年代別にバッチリ分類されていて
タグも統一されて分かりやすく、きちんとアドバイスもしてくれます。

セラーとテイスティングがメインですが、シャトーや農園の見物も可能。

今回アドバイスをしてくれた方は、
近々ロワール地方で独立してワインショップを開業されるそうです。
帰国後も連絡を取り合っているので、今後の展開が楽しみです。



ボルドーの観光局主催のワイナリー巡りもあるんだけど
今回は諸々の理由でこちらへ。
中々面白い物を買ってきましたよ。


Pauillac(ポイヤック)にて。Gironde河の雄大な流れ。
港もあって、まるで海ですね。対岸がとても遠いです。

ほとんどの時間をメドック側で使ってしまったので
夕暮れのサンテミリオンを見るために時間ぎりぎりで右岸側へ移動。
距離にして80キロ位です。

世界遺産・サンテミリオンです。
なんとか夕暮れに間に合いました。こちらは観光。見るだけです。


街の入口の地図です。


こちらも延々と葡萄畑が続く景色です。
メドックに比べれば、若干丘陵地になっています。


葡萄畑ばかりではなく、
フランス(ヨーロッパ)の農業の懐の深さは、ありとあらゆる場面で見せつけられます。

何て言えばいいんだろ。
「食料自給率」が数字通りに目の前に現れる感じかな?
山岳国の日本とは国土の成り立ちが違うけど、これも国力だよね。
ゆたかさの「差」を感じます。

日が暮れてきました。赤く染まる街並みが美しいですね。

さすがは世界遺産、観光客がたくさんいます。
日本人もちらほら見かけます。

以前に行ったモンサンミッシェルで、
あまりの観光地っぷりにドン引き(あくまで私的意見です)してしまった経験があるので
それほど期待しないで行ったのですが。。。

日本の話だけど、白川郷や東照宮でも感じた事があるんですが、
「世界遺産」になると観光地化が進んで、やや幻滅する時があります。
(これも、あくまで私的意見です)

さすがに世界遺産に登録されるだけあって
サンテミリオンから眺める葡萄畑の景観は素敵でした。

落ち着いていて
観光地化…も、僕はそれほど感じなかったので良い印象でした。
こればっかりは行ってみないと分からない物ですね。

ボルドーに戻ってきた頃には、すっかり日も暮れて
一日があっという間です。

ライオンのオブジェ。右岸側のバスターミナルのような場所にあります。

市庁舎です。「水の鏡」の美しさに思わず息をのみます。


今夜のレストランはこちら。ネオビストロ系の佇まいです。
ボルドーなのに、ミシェル・ロランの「7つ星」(チリ)がオンリスト。
もちろんチョイスはしてないけど(笑)


写真はほとんど撮ってないけど、美味しいボルドーのワインと共に
トリュフとキャビアのウ・ココット。


しかしレストランや料理の写真が…少ないですね

明日は、フォアグラとトリュフの聖地
ドルドーニュ・ペリグー・サルラへ向かいます。

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ヨーロッパを走る事のまとめ。

2011年02月01日 | ヨーロッパドライブ

こうやって、異国の地を走っていると
まさに、外から日本を見る想いがあり、
日本の街と言うのはあらゆる面で進化していて、丁寧で、気配りができていて
本当によくぞここまでしたものだな、と感心します。

だけど、道路だけはちょっと違うような気がする。

一番の違いは単純に「信号の数」
これに尽きます。

車は完全に停止させてしまうと
流れが回復するまで「時間と距離」が必要なんだなと言う事がよく理解できます。
日本の道路のように次々と信号が現れる環境では
車が持っている快適さの半分は失われてしまうような気もします。

日本では、それほど混んでもいない田舎道でも
他の車と一緒に信号に何度も、何度も、止まりながらダラダラと進む感じ。
仮に前の一台を追い抜いた所で、すぐ次の信号で止まるから、結果は前後が入れ替わるだけ。。
コレじゃ抜いても気まずいですよね。

ヨーロッパの道で、もし自分の車が追い抜かれたら
その先で追い抜いた車に再び出会うのは稀、本当に稀。二度と会わないと思っていい(笑)

頻繁には停止しない大前提があるから、
高い速度設定もできるんだと思うし、
一般道でも100キロ=1時間という驚異のペースで走る事も普通にできちゃう。

ただし、渋滞は日本もヨーロッパも同じ。
容量をオーバーする数の車が走れば、結局渋滞は起きる。



レンタカーであっても、やはりヨーロッパの車はヨーロッパ仕様で、
そう言う道路状況に良く合ったセッティングになっていると思う。
だから、走りやすい。
「ただ走りたいだけ」で、わざわざヨーロッパに行こうとは思わないけど
移動の手段としての車の魅力は尽きません。
鉄道もバスも色々乗ったけど、ヨーロッパはやっぱり車がいいな。

見たい街を自分の判断で訪ねて
自分のペースでじっくり散策して、気が向いたら次の街へ。
予定の変更も自由自在。

僕は昔から「旅での時間」をこう考えています。
じっくり見たいだけ見て、「もうこれで充分」と感じて、たまたま1時間だったのと
1時間の枠が最初から決まっていて、枠の中で何をしようかと考えるのでは
前者の方が有意義に感じるんです。

一時間が、二時間でも、一日でも、一週間でも同じ。
今は僕も旅行全体の枠は決まっているから、結局大差がないのかもしれない。

若い頃。国内ですが、
特に予定も決めずにふら~っと出かけて、
何となく行きたい所へ行って
息抜きができたと思ったら適当に帰ってくる。
そんな事がよくあったのですが
いつかまた、そういう感覚で旅ができたらいいな。



さすがに1週間・1700キロを共にすると
お別れが寂しくなります。またね。


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ヨーロッパ・走っていると思う事・その3

2011年01月30日 | ヨーロッパドライブ

異国を走る話も最終章となりました。

今日は市街地編。

やっぱりこれが一番の難関…でしょうか(笑)
大都市になればなるほど心配な感じですね。
僕もそう。やっぱり大都市は緊張します。

でも、現地の人は普通に走っているんだし
そう考えれば当然大丈夫なわけです。

日本だって田舎道より大都市の方がややこしく感じるのだから
その感覚と一緒かな。
ま、首都高速が走れるなら心配ご無用です。
あそこまで複雑な道は他にないんじゃないかな??と思うくらいで。

余談ですが…僕は東京の道が好きです。特に首都高速(笑)
一般道なら環七より内側(特に深夜)
あのキビキビしたスピード感がいい。

ヨーロッパの市街地で泣かされるのが、やはり一方通行。
見知らぬ道では、
思わぬ方向にどんどん進んでしまうような「錯覚」があります。とっても不安です。

これも慣れれば落ち着いて対処できます。
右側通行ですから、大抵ビル等の町並みを挟んで、進行方向の左側に逆の一方通行があります。
左回りはちょっと難しい事も事実ですが(日本の右回りに相当するので)
やや大き目に一周する感じをつかめば、大抵ゆるりと戻ってきます。
迷っても大して遠くには行かない物です。

感覚をつかむと不思議と迷わなくなります。

市街地はロータリーは少なく、信号が多いのですが
ん~なんて言うんだろう、
信号のあるロータリーとか
巨大ロータリーの中央を幹線道路が突っ切っているパターンも多くて
こうなるとグチャグチャなので(笑)
もう言葉では言い表せないかも…

一つ言える事は
停止線をちゃんと守って止まらないと、信号そのものが見えなくなる様に作ってあるので、
停止線オーバーはご法度です。
信号に止まったら逆にチャンスと捉えて(滅多に止まらないので)
その間に、どう走れば良いかゆっくり考えてから発進すればいいと思います(笑)


都市部で心配の種のもう一つが駐車場です。
これも、大きな街ほど駐車場の案内はしっかりしていて
街の至る所に設置された「統一された電光掲示板」で
近所の駐車場の場所や状況を一括で知る事ができます。
これも本当に便利。
時間帯によって様々ですが「開いているかクローズか」「満車か空車か」「受け入れられる台数」など
シンプルに表示されています。
あとは指示に従って車を入れるだけです。

大都市部では地下駐車場が多く、場所もとっても便利です。
ボルドーの中心部は地下6階まであったなぁ。。

これはスペイン、サンセバスチャンの地下駐車場。
…のトイレ(笑)

これは駐車券を通して、ドアの鍵を開けるシステム。
何も説明が書いてないから、フランスからの観光客もみんな困ってました(笑)

結局説明が書いてなきゃ現地の人だって分からないんだから
分からなくても焦る必要はないのです(笑)

小さな町でも公共のパーキングへの案内は単純に「P」の標識で示されていて、その数も多く、
混んでいる事は多いのですが、探すのは至って簡単です。
大抵有料のコイン式パーキングで、都内などに良くあるパーキングメーターと同様で先払い式。

ちょっと大きめの街ならゲート式が多く、これは一番我々にも馴染みのある形です。

↓↓ こんなのどかな村の駐車場でも大抵は有料です。


またヨーロッパでは
市街地内のスクールゾーンや、中心部の町並み、ショッピングセンター内などに
スピードを落とすための障害物を設置している事が多いですが、これが曲者。
連続して相当数が設置されています。
県道(D)などを走っていると、道がそのまま市街地を突っ切る事も多く
迂闊にも障害物に、そのまま進入してしまうと
車がひっくり返るんじゃないかと思うほどバウンドしてしまいます。

これは現地の人もかなり注意して走っていて
皆きっちりスローダウンします。

郊外でのペースが速い分、街中での「ゆっくり」も徹底されている様子です。
要所の締め方は日本より厳しい…かな?と言う感じ。

今回もダラダラ長くなってしまいましたので…ここらで打ち切りとします。
この回で終わりにしようと思っていたのですが、
あとちょっと続けようかな(笑)

最後の最後は「速度とまとめ」編って事で…

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