どこまでも続く葡萄畑。
名醸地ボルドー・メドック地方の風景。
ブルゴーニュのコート・ドールと並び称される特別なワインの産地。
(日本のワイン通の間ではブルゴーニュが圧倒的に優位ですが)
こちらはランシュ・バージュの畑ですね。
スコッチウィスキーでいう所のシングルモルトに相当するのがブルゴーニュ。
ヴァッテドモルトに相当するのがボルドーのワインと言えるでしょう。
ワインと言うのはとても大きなテーマなので
料理にも、ワインにも、精通しようとなると中々手ごわいです。
でも頑張って勉強しなきゃ。
特にここを目指したわけじゃないけど、発見しちゃいました。
シャトー・ラトゥールです(アポなしじゃ入れないけど・笑)
しかし、こんな所まで自分で運転してくるとは…昔は夢にも思わなかったなぁ。
こちらはメドック地区の入口にある、その名も「ワイナリー」
とんでもないほどの種類と量のワインがストックされています。
当然ではありますが、きちんと温度管理されたセラーの中です。
地区別、シャトー別、年代別にバッチリ分類されていて
タグも統一されて分かりやすく、きちんとアドバイスもしてくれます。
セラーとテイスティングがメインですが、シャトーや農園の見物も可能。
今回アドバイスをしてくれた方は、
近々ロワール地方で独立してワインショップを開業されるそうです。
帰国後も連絡を取り合っているので、今後の展開が楽しみです。
ボルドーの観光局主催のワイナリー巡りもあるんだけど
今回は諸々の理由でこちらへ。
中々面白い物を買ってきましたよ。
Pauillac(ポイヤック)にて。Gironde河の雄大な流れ。
港もあって、まるで海ですね。対岸がとても遠いです。
ほとんどの時間をメドック側で使ってしまったので
夕暮れのサンテミリオンを見るために時間ぎりぎりで右岸側へ移動。
距離にして80キロ位です。
世界遺産・サンテミリオンです。
なんとか夕暮れに間に合いました。こちらは観光。見るだけです。
街の入口の地図です。
こちらも延々と葡萄畑が続く景色です。
メドックに比べれば、若干丘陵地になっています。
葡萄畑ばかりではなく、
フランス(ヨーロッパ)の農業の懐の深さは、ありとあらゆる場面で見せつけられます。
何て言えばいいんだろ。
「食料自給率」が数字通りに目の前に現れる感じかな?
山岳国の日本とは国土の成り立ちが違うけど、これも国力だよね。
ゆたかさの「差」を感じます。
日が暮れてきました。赤く染まる街並みが美しいですね。
さすがは世界遺産、観光客がたくさんいます。
日本人もちらほら見かけます。
以前に行ったモンサンミッシェルで、
あまりの観光地っぷりにドン引き(あくまで私的意見です)してしまった経験があるので
それほど期待しないで行ったのですが。。。
日本の話だけど、白川郷や東照宮でも感じた事があるんですが、
「世界遺産」になると観光地化が進んで、やや幻滅する時があります。
(これも、あくまで私的意見です)
さすがに世界遺産に登録されるだけあって
サンテミリオンから眺める葡萄畑の景観は素敵でした。
落ち着いていて
観光地化…も、僕はそれほど感じなかったので良い印象でした。
こればっかりは行ってみないと分からない物ですね。
ボルドーに戻ってきた頃には、すっかり日も暮れて
一日があっという間です。
ライオンのオブジェ。右岸側のバスターミナルのような場所にあります。
市庁舎です。「水の鏡」の美しさに思わず息をのみます。
今夜のレストランはこちら。ネオビストロ系の佇まいです。
ボルドーなのに、ミシェル・ロランの「7つ星」(チリ)がオンリスト。
もちろんチョイスはしてないけど(笑)
写真はほとんど撮ってないけど、美味しいボルドーのワインと共に
トリュフとキャビアのウ・ココット。
しかしレストランや料理の写真が…少ないですね
明日は、フォアグラとトリュフの聖地
ドルドーニュ・ペリグー・サルラへ向かいます。
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