安倍前首相議員辞職

 支持率が急落している菅政権。安倍晋三前首相の「桜を見る会」疑惑と現在、進行中の吉川貴盛元農水相への鶏卵疑惑の強制捜査で大きなダメージを受けている。自民党幹部はうなだれた表情でこう話す。

「安倍氏の疑惑、新型コロナ、吉川元農相疑惑などなど、支持率が下がるネタしかない。菅政権はもう落ち目。来年の展望ゼロだ」
安倍前首相

 東京地検は12月25日午前、札幌市北区の吉川元農水相の地元事務所へ家宅捜索に入った。吉川元農水相は、去年9月までの大臣在任中、広島県の鶏卵会社「アキタフーズ」の元代表から、大臣室などで合わせて現金500万円を違法に受領した疑いが持たれている。吉川元農水相は疑惑が発覚した後、心臓の疾患で入院。手術も受けるとして、同22日に衆議院議員を辞職していたが、東京地検は立件に向けて動き出した。

 一方、東京地検は桜を見る会「前夜祭」の補填をめぐる疑惑で同24日、公職選挙法違反と政治資金規正法違反で告発を受けていた安倍前首相に対する不起訴を発表。安倍氏の公設第一秘書を政治資金規正法違反で略式起訴、罰金100万円の処分とした。

 24日午後6時から記者会見した安倍氏はこれまで国会答弁で「補填はない」と言い続けてきたことに対し、虚偽答弁したことを認めて、謝罪した。

「知らなかったこととはいえ、道義的な責任がある。深く反省している」

「国会では、私の知る限りの答弁をしたが、結果として事実に反するものがあった」

 そして疑惑のポイント「補填」については「検察の捜査があり、11月に報道されて、実はと秘書から言われ、補填を知った」と検察の捜査中で初めて知ったと強調した。

 また、菅義偉首相も安倍氏が補填疑惑を認め、謝罪したことを受けて、自身が官房長官時代に国会答弁したいたことも「虚偽」になることについて「前首相が国会で答弁した内容を確認しながら答弁してきた。しかし、事実と異なる答弁になった。国民の皆さんに大変申し訳ない」と頭を下げた。

 安倍氏は25日にも衆議院と参議院の議院運営委員会でこれまでの答弁について謝罪、訂正する意向だが、野党からの追及を受ければ、ますます支持率は下がりそうだ。立憲民主党の幹部はこう話す。

「安倍氏は現職の総理として、桜を見る会の疑惑について、何度も質問を受けて答弁してきた。『補填していない』という主張の根幹がウソだった。本来なら、国会の証人喚問で偽証すれば罪になるという状況でやるべき。自民党は議院運営委員会で答弁して幕引きをと考えているのだろうが、国民は許さない。年明けでもいいので、安倍氏の証人喚問をすべきだ。菅首相も結果的にウソをついてきたわけで、その責任は重大だ」

 一方、自民党内では動揺が広がっている。

「この週末に世論調査やれば、支持率は20%台に突入するんじゃないか。そんな数字になれば、とても政権運営はできない。下落する支持率を止められるのは、安倍氏と菅首相の対応しかない」

 最も現実的な対応としてささやかれるのが安倍氏の議員辞職だという。

「安倍さんが深く反省して議員辞職して1度、バッジを外すと言えば、支持率低下に歯止めがかかるのではないか」(自民党幹部)

 さらにこう続ける。

「安倍さんが議員辞職したら、補欠選挙となるが、自民党は反省すると候補を擁立しなければいい。解散総選挙で再度、安倍氏が出れば確実に勝つ。禊ぎはそれで済む。安倍さんの再々登板の待望論ももう一度、盛り上がるはず。安倍さんの議員辞職で支持率低下の歯止めをかけてほしいと考える議員は党内にかなりいますよ」

 支持率は「危険水域」と言われる30%台に突入。安倍氏の疑惑にプラス、吉川元農水相の疑惑、新型コロナウイルスの感染者の増加が加わるが、菅政権は有効な対策が打ち出せない。

「菅首相はダメだ。支持率がこれ以上、下がれば、党内では菅おろしがはじまる。そこへ、新型コロナの感染拡大がさらに広がれば、自民党は持たない。『総裁選を前倒しを』『菅首相から次は誰に変えるのか』と党内ではそんな話もあちこちでささやかれる」(同前)

【週刊朝日オンライン】

 よく見る記者会見(国会答弁)で、「秘書が行ったことで、私は知らなかった」など、ぬけぬけと話をするものですね。
 補填金額が数百万にものぼり、それを事務所に預けている「ポケットマネー」だったようですが、自民党総裁を経験した人は、やることが大きいですね。

 今、コロナ禍で仕事を失い、今晩の夕食が口にできるかどうかと心配している人たちから見れば、呆れ返って、開いた口が塞がらないのではないでしょうか?

 
 年末年始には数年に一度の大寒波が襲って来そうだと気象庁は注意を呼び掛けています。

 皆さまも低温に加え低湿度となり、ウィルスの長期生存環境が整うようで、感染拡大の予防策としてマスクの着用、咳エチケットや手洗い、3密を避けるなどの対策を心がけて下さいませ。。



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幸先詣(さいさきもうで)。

 世界各地で新型コロナウイルスが猛威を振るい、国内でも日々感染者が増加して、医療のひっ迫・崩壊がアナウンスされています。

 師走に入り、年始の初詣について分散してお参りをして欲しいともアナウンスされています。

 インターネット検索すると、各地の神社仏閣では、初詣の分散に「幸先詣(さいさきもうで)」を呼び掛けています。
 年明けのお参りも年内のお参りでも、ご利益はあり、中には「人出が少ない分神様も願いを聞き易い」とも・・・(笑。

 思い立ったが吉日、今日、幸先詣をしてきました。
幸先詣

 つい数日前には、1986年以来の交通違反で捕まり「一時不停止」の違反切符を切られてしまいました。
一時不停止

 国内の新型コロナウイルスの鎮静化・医療現場での医療崩壊を食い止める、そして家内安全・交通違反でこれ以上捕まりませんようにと・・・。

 皆さまもこれから寒さが厳しくなり、低温に加え低湿度となり、ウィルスの長期生存環境が整うようで、感染拡大の予防策としてマスクの着用、咳エチケットや手洗い、3密を避けるなどの対策を心がけて下さいませ。。



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