今年の初映画は『武士の家計簿』となりました、はい。
若者を気取っているわけではないけど、「新年早々渋いな自分」なんて思いながら行ったのは確かです。
だってね、表題見る限り、お侍さんが当時どんな生活をしていたのか!ということが紹介されて終わりのようなイメージがあったもんで。
ただ、主演の堺雅人さんは好きな俳優なので案外楽しめるんじゃないかという期待も持ってましたよ。
で、観終った感想としては「とても面白かった」。
これは加賀藩の、今で言う会計係の職に代々就いている武士一家のお話。
刀よりそろばんを握り、一日中帳簿をにらみながら数字を管理する。何よりもそこに誇りを持ち、その姿勢は紛れもなく武士。
派手な事件や戦もないけど、勤め人としての武士の生活を見ていくと、波瀾あり、家族の尊さあり、人生に退屈などないと感じさせられる。
特に人生の節目に当たりそうな部分が丁寧に描かれており、妻との仲、父に対する子の葛藤が印象的で、終盤胸を打たれる。
「生きること」「繋ぐこと」に真剣に向かい合った武士の生き様は、時が現代であろうとも色あせることなく、そのまま通じるものなんだろう。
蛇足かもしれないが、所作の美しさにも惹かれた。
若者を気取っているわけではないけど、「新年早々渋いな自分」なんて思いながら行ったのは確かです。
だってね、表題見る限り、お侍さんが当時どんな生活をしていたのか!ということが紹介されて終わりのようなイメージがあったもんで。
ただ、主演の堺雅人さんは好きな俳優なので案外楽しめるんじゃないかという期待も持ってましたよ。
で、観終った感想としては「とても面白かった」。
これは加賀藩の、今で言う会計係の職に代々就いている武士一家のお話。
刀よりそろばんを握り、一日中帳簿をにらみながら数字を管理する。何よりもそこに誇りを持ち、その姿勢は紛れもなく武士。
派手な事件や戦もないけど、勤め人としての武士の生活を見ていくと、波瀾あり、家族の尊さあり、人生に退屈などないと感じさせられる。
特に人生の節目に当たりそうな部分が丁寧に描かれており、妻との仲、父に対する子の葛藤が印象的で、終盤胸を打たれる。
「生きること」「繋ぐこと」に真剣に向かい合った武士の生き様は、時が現代であろうとも色あせることなく、そのまま通じるものなんだろう。
蛇足かもしれないが、所作の美しさにも惹かれた。
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