ヒスバナアラカルト

香西善行の雑記ドコロ
諸々の感想には具体的内容も含んでいますので、お気をつけくださいね。

発散蓄積

2009-07-16 01:18:18 | 日記ニ非ズ
傍らで「くるり」のライブDVD(3人時代)を流しながら久しぶりのネット。『東京』のイントロを聴いただけで涙ぐんでしまう今のメンタルに軽い不安を感じるが、まあいいか。
それにしてもストレスが宇宙の膨張に匹敵する勢いで溜まっていく。なんなんだこれは。いずれ潰れるか爆発するかなんだけど今のところ適度に解消できる瞬間が在って助かっている。先日も新宿御苑に行った。ザ・ピース!!彩りある空白には佇んでいるだけ(寝転んでいるだけ)で精気が染み入る。
あとは下世話な話、金だな。諸悪の根源は。きー!
兎にも角にもくじけないことか。

ナルペクト「ふじやま」

2009-07-15 23:50:47 | 演劇関連
結成10年。M-1のファイナリストにも残れずコンビを解散し、互いに歩む道を別つ2人のお話。
企画が「よしもと」ということもあり、コメディーとはまた違う「お笑い」を軸にストーリーやネタをふんだんに取り入れての笑いの絶えない芝居と勝手に期待。しかしそれは過剰期待だったかな。
『笑いあり、汗あり、涙あり(予定)の熱~い2時間(予定)をお送りします!』と当日パンフに記された通りの内容構成で間違いはない。ただ、ストーリー展開が定番というよりはベタ過ぎる感じは否めない。う~ん。まあ、実はそれより気になったことがあって、「お笑い」ってなんなんざんしょ?舞台でネタやって笑かすって大変な力量がいるのは想像つく、だからこそ芸人さんってスゲッって思うんだけど。……近頃、「すべり芸」なるもの流行ってます?ウケないこと前提にサブさで笑うみたいな。またはそうイジって収拾したり。今回観ててもちょいちょいそんなことを意識させられる瞬間があって、なんかそれは「お笑い」として安直でしょ。と素人ながら感じる。
取り繕うために逃げるよりは、破綻してでも勝負かけてくれる方が私は好みだな。

気づかい

2009-07-04 23:34:24 | 日記ニ非ズ
電車内にて。

高校生ぐらいの青年が席を立って一言。

その言葉を掛けられたのは、赤ん坊を抱いた若い夫婦。返答は、
「すぐ降りるので大丈夫です」

青年は身を翻し、つり革片手に車窓を眺める。
静かに空いた座席に電柱の影が通り過ぎてゆく。

二駅後、夫婦は青年にお礼を言ってホームの人込みへ。
私はイヤホンからの音量を少し上げた。