60年代アメリカで実際に起こった連続殺人事件。新聞社に送られてきた声明文と暗号から始まる、記者や刑事達の“ゾディアック”捜し。手がかりもあるし容疑者も浮かぶが、犯人に辿りつかない。そして、追いかける男たちの人生の歯車は次第に不気味な音をたててゆく……。
「セブン」に衝撃を受けた者としては、やはりその線を期待してしまうのだが、ガツンと裏切られる。でもこの映画は凄い!物語が面白いわけではないが、「事件」の描き方が変態的、いや、異常なほど執拗的なのだ。生活も犠牲にし、とり憑かれたように事件を追う男の姿は、この映画をつくる監督の姿をもオーバーラップさせてしまう。今でも未解決なこの事件を徹底的にリサーチし監督なりの結果を出している。
謎解きに参加するでもなく、派手な展開があるわけでもないがスクリーンの人物に釘付けだ。演出も凝りまくっている。
と言いつつ、ウチの20型モノラルテレビじゃすぐ寝るだろうな。是非、映画館で観るべき。臨場感を生かせる環境で観ないともったいない映画。
「セブン」に衝撃を受けた者としては、やはりその線を期待してしまうのだが、ガツンと裏切られる。でもこの映画は凄い!物語が面白いわけではないが、「事件」の描き方が変態的、いや、異常なほど執拗的なのだ。生活も犠牲にし、とり憑かれたように事件を追う男の姿は、この映画をつくる監督の姿をもオーバーラップさせてしまう。今でも未解決なこの事件を徹底的にリサーチし監督なりの結果を出している。
謎解きに参加するでもなく、派手な展開があるわけでもないがスクリーンの人物に釘付けだ。演出も凝りまくっている。
と言いつつ、ウチの20型モノラルテレビじゃすぐ寝るだろうな。是非、映画館で観るべき。臨場感を生かせる環境で観ないともったいない映画。