谷津発 どうでもいい話

谷津・津田沼の地域密着不動産会社の社長日記

第4回通学区域審議会。その2

2013年12月28日 | PTA

昨日の続きで書かせて頂きます。

市教委に文科省へ相談、問い合わせしてみたのかどうかと質問したところ、文科省にはしてないが県には相談したらしい。(内容と返答の詳細はわかりません。)

校庭、プールを潰して10億円のリース料を払って仮設教室を設置。グランドは公園を使用、体育館は…? 新校舎の建設も36学級(国の補助金の認められる最大学級規模なのかな?)ですので、完成後も10年間くらいは仮設教室と併用になる。

運動会、入卒業式等のイベントの運営はどのように考えるのか?避難時の誘導、引き渡しは?訓練は学年毎に出来ても実際の時はどうなってしまうのか? 他にも沢山の???だらけだと思う。

谷津小は市内で一番早く栄養教諭を配置して、食育教育にも力を入れてきたのだが、(家庭教等で食育の講義を受けられた保護者の方も大勢いらっしゃると思います。)給食も自校給食からセンター配食に変更。

そして一番危惧するのが、勉学は勿論のこと、スポーツ系にしろ文化系にしろこんなにも過大規模では学校内で過当競争になってしまうのではないだろうか。確かに競争心を養うことは大事であるが、周りの学校の3~5倍の規模は尋常ではない。適正な競争とは思えない。ましてや成長過程の速度に大きな差がある小学生時期の晩成型児童のフォローができるのか? 大学じゃあるまいし、2000名規模の学校で先生方も児童の顔、名前がどれだけ把握できるのだろうか…。

習志野市では、子ども園構想しかり、就学前児童の教育・保育提供区域においても中学校区を教育地域として区分するものと理解しています。また、青少年健全育成関係団体の集まりである青連協も中学校区ごとに活動しています。同じ町内にある小規模校の向山小も一中学区である。何故に同じ地域内でこんなにも生徒数格差が生じる施策をとろうとするのか。

現在の向山小は、児童も保護者間もとてもコミュニケーションのとれた学校(数年前の校長は「全児童の顔と名前が分かります。」とおっしゃってました。とても素晴らしいと思います。)であるが、地域内の平準化を図るべきと思います。

音楽を通して特色ある学校づくりをしてきた谷津小、お隣の津田沼小は体育教育が有名。(津田沼小出身児童は全員逆上がりが出来るといった都市伝説的な話もありました。) 今回の審議会でも意見させて頂いたが、例えば英語教育の向山小と言った特色づくりをしても良いのではないか?専任の英会話講師を置いて、卒業時にはかなりのレベルの英会話が話せるようになると言った具合に。(あくまで例えですので、他にも色々な案があると思います。)

市教委の言う「向山小は特認校(市内全域を学区とする)だから谷津小学区からも通えます。」ではなくて、行かせたいと思う特色ある学校づくりの施策が求められていると思いますし、それが同じ中学校区内小学校の選択性自由学区のが実現に繋がると思います。

向山小との平準化の話で、始めに出る理由が通学路の踏切。確かに踏切が無いに越したことはないが、(市内東部地区の小学校では学区内に数か所の踏切がある。その現実はどう解決するのだろう。)谷津小から向山小へは歩行者専用踏切もあり、その拡幅、改良等の検討はされたのだろうか。 向山小学区の通学路で国道14号を渡る危険性をどう考えるのか?

市教委は保護者、地域住民の声を聞いて学区変更しない方針を判断したと言わんばかりである。(責任を地域住民に転嫁したようにしか思えない。)であるならば何故4年前に保護者、地域の声に耳を貸さなかったのか? アンケートでは学区変更なしで2000名規模を是とする声よりもそれを非とする方が多かったではないのか。

市教委は教育的見地から2000名規模の小学校になってしまう事の危惧をもっと説明し説得して行くことが教育者としての責務だと思うのだが…。


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