1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えただけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2289話目】電車内で子供が土足で座席上を飛んだり、跳ねたり。母親が「人に怒られるわよ」と子供に。そこに男性が「その怒る人だぞ」と。

2021-10-30 14:12:52 | 法話
順番待ち椅子に土足で子供が。店側が何度注意しても聞かず、その椅子から子供が落ちた。すると父親が「椅子など置いとくからだ」と。他諸々の理由で店が小学生以下の来店を禁止。後日、訳を知らん第三者が、嫌がらせ電話、店先にゴミ放置。この件を檀家子供達に話すと「恥ずかしい。僕の親じゃなくてよかった」と。

【追伸】
カワセミなる鳥は、巣立ち時期を見据え、急流河川上の枝に巣を作ると。その日が来たら、親鳥は餌を咥え、川向こうの枝に。如何に雛が鳴こうと、与えようとはしないと。「食べたいなら飛んでこい」と。とうとう雛は空腹に堪えきれず、勇気を出して親鳥の枝へ。その時、親鳥は雛鳥に最後の餌を与え、これで、巣立ちが終わり。見て見ぬ振りが出来るが、本当の親の姿かな。過保護、過干渉で、当然子供が経験しておかにゃならんものを、悉く親が横取りし、何も出来ないまま、子供を社会に放り出す。その結果、子供は社会に馴染めず、引き篭もりに。「そうすりゃ、そうなる」を人間は、他生物から学ばにゃならん事が、沢山ありそうですね。













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