独り合点(ひとりがてん)

きもの業界をステージとした、ビジネスと生活スタイル、および近況。

人を喜ばせる「アホ」になる!

2009-05-26 | きもの

暮れにご紹介した江戸川区篠崎にある変わった店名の本屋さん「読書のすすめ」の主人、清水克衛さんの本「繁盛したければ一等地を借りるな!」の中で首尾一貫して、人を喜ばせる「アホ」になれば、人生も仕事も上手くゆくと説く。中々迫力がある本です。一読をお勧めしますが以下の文章は、本文にあった一節です。

小利口で小ざかしい知識や知恵、速度や効率、駆け引きや攻略、私利私欲や傲慢さ、おごりや増長、攻撃性や支配性などには距離を置いて、目に見えないものを信じ、先を急がず、ゆったりと構え、学問や知識は多くなくても、自分の信じる道を正直に地道に歩み、手間を惜しまず、回り道をいとわない。時代遅れで融通もきかず、利にも疎いが、焦らず、いばらず、くさらず、わずかなことで満足を覚え、不平不満よりは感謝の言葉が多く、批判的であるより親和的で、悲観的より楽観的で、いつもニコニコ笑みを絶やさず、人を裁くより許してあげる人間になろう!(村上和雄ー愚かさを守る心より)