jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

叶わぬ夢ではなく届くのに取れなかった事が悔しいのだ

2004年10月12日 | F1
本気モードだなぁ!

ゴール後のHONDAスタッフの表情を見てそう思った。
バトン3位、琢磨4位と結果を見れば今シーズンの及第点なリザルト。
しかし鈴鹿では勝たなきゃダメだったのだ。

鈴鹿のメインストレート、イン側偶数列の路面はダスティで加速がききにくい。
バリチェロが沈んだ予選結果からすればそれでも琢磨は2位のラルフを脅かさねばいけなかった。
しかし1コーナーではウェーバーを交わしたものの2ストップでガソリンの重いバトンに先を越される。

本来なら琢磨が最初からガンガンにシューマッハー兄弟を追いかけ
バトンはきっちり2ストップで堅実なリザルトを残すというのが理想だったはず。

ミハエルのスピードは一人異次元ではあったが
HONDAのレースはスタートで決まった。

今回はその展開の中では最良の結果だったと言っても良いだろう。
しかしHONDAのエンジニアの苦虫を噛み潰したような表情、
琢磨の悔しそうなコメント、
そして見ているこちら側のモヤモヤ感
これらの意味するところは何だろう?

決してフジテレビの下手な盛り上げに左右されたわけではない(爆)

決して僕らの期待が大きすぎたわけでもない。
この悔しさ、空しさは
HONDAが琢磨がもういつでも勝てる状態にあるからに他ならないのだ。

勝てるレースで勝てないのが経験の差だとするならば
今年1年の経験は必ずや来期に繋がるはずである。

復帰以後の煮え切らないHONDAと日本人ドライバーの時代は終わった。
この悔しさは「もう夢ではない」からこそ悔しいのだ。


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5 コメント

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胸が熱くなった(涙) (kawakero)
2004-10-12 16:27:48
jumpさんの記事読んで、改めて胸が熱くなってきたのだ。

そうなんですよね、このモヤモヤは、見つめる目が、表彰台に昇るという目標じゃなくて、もっと上を見ているからなんですよね。

ホンダも琢磨にも。



もう一歩のところに再びホンダ黄金時代が待っている期待があるんです。

誇らしげにマシンに書かれた“Powerd by HONDA”を眩しい思いで見つめたいです。

期待は膨らむばかりですね♪
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ですよね~ (jump)
2004-10-12 16:41:41
また不利なルール改正されるほど強くなってくれ!(笑)



しかも今回は優勝狙える日本人ドライバーが乗ってるんですから

期待せずにはいられないでしょう!
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悔しい琢磨4位 (よもだ)
2004-10-12 16:51:27
鈴鹿は終盤だけでしたが見ました。琢磨は首痛らしくてカーブの時にはメットを押さえながら走行していました。なんだか痛々しい感じでした。それでもあのマシンで4位入賞ですから実力は大したものです。体調が万全でマシンがもっとよければシューマッハーにも勝てるのに…。悔しいですね。

以前私はマンセルのファンでセナとの対決などは楽しみで毎回楽しみに見ていました。でもルール変更やシューマッハー独占時代には少し飽きが来てました。そんななかでの琢磨の活躍はうれしいですね。来季は全レース完走はもちろん、表彰台の常連として活躍してほしいですね。



P.S.

今日より復帰いたしました。これからもよろしくお願いします。そして明日は食う軍ですよ!
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なんか久々 (×)
2004-10-12 17:24:53
F1で熱くなったのって久々。

それぐらい期待できるんですよね、琢磨って。

ホンダの黄金時代か・・・できればトヨタも絡んでってな事になるとすごく楽しいのですが。



来期にマジ期待です。
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おかえり~ (jump)
2004-10-12 19:06:45
よもださん

 げ!もう明日じゃないっすか「食う軍」

 何の準備もしてないよー!(笑)

 

 マンセルは古き良きF1最後の世代って感じでした。

 あの燃える走りは忘れられませんねぇ



×さん

 トヨタも来期はかなり期待できそうですねぇ

 ドライバーもいいですし。

 あれだけの企業ですから本気出したらそれこそルール変えちゃうかも(笑)
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