本日(11月6日)同好会の研修旅行で玉川上水の本流である、多摩川の原点を探るという事で、奥多摩へといってきました。奥多摩の駅から奥多摩むかしみちを行くルートで、青梅の住人なのである程度予想は付いていたのですが、山あり谷ありの険しい道で、とても疲れました。
奥多摩駅を発ってすぐに羽黒三田神社への参道が215段に及ぶ階段を上った先にあるらしいのですが、結局見つからずまた引き返す羽目になったり、時代劇にでも出る(出た?)ような道を歩き、とても人家があるような場所には到底思わない所に集落があったり、渓谷に架かる吊橋を渡り、ダム建設用の軌道のトンネルを通過したりと…。今までにない研修旅行になりました。車であればものの20分で着くところですが、休み休み5時間ほど歩きとおしました。
この道は青梅の旧街道なので、昔はそこそこ人の往来があった様ですが、今となってはハイカーと住民ぐらいしか通らない道となっていました。この険しい道ながらも宿場町はここ青梅までで、青梅を過ぎると茶店と小さな宿屋が有ったのか無かったのかと言うぐらいの道で、旅人もいささか苦労を強いられたのでしょう。また奥多摩湖も昔は小河内地区の集落があったそうですが、ダムの建設の際に強制退去をさせられたようです。ダムサイドは多摩有数の観光地となりましたが、昔は、静かな集落が佇む町のようでした。