夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

人材天国…☆

2013年06月09日 | 旅行
週末の昨日今日授業があり、端午節に合わせて明日から3連休。
授業が終わって、ご飯の後を見計らってゆっちゃんの部屋に行ったけど、いない。
帰ろうとすると、隣の部屋のニャヤヨがちょうどひょっこり顔を出した。
「ここで待たせて」
ずかずか部屋に入ってみると、「入るんだ…」と言ったくらいで、ニャヤヨは特に抵抗しなかった。
ドアを全開のまま、ゆっちゃんを待つ。
ご飯から帰ってきたら、ニャヤヨの部屋にはソファーでくつろぐあたしがいる。その光景を見た時のゆっちゃんの反応が楽しみ。

「何か飲みます?」
ニャヤヨはほうじ茶を淹れてくれた。
前の仕事は? どうしてマグカップ2つ持ってるの? そんな話をしていた。
「何やってるのっ!?」
声が聞こえて振り向くと、ドアの外にはゆっちゃんが、ギョッとした表情で立ちすくんでいた。
期待通りの反応!
「お茶飲んでるし…」

毎週日曜日の夕方、ダンススタジオでバトルをやることになったらしい。
「友達と見に来ていい?」
「いいよ。」
誘ったら、ゆっちゃんが見に行くと言った。ニャヤヨは用事があると言って断った。
仕方ない、浩一を連れて行こう。
「浩一、散歩行くよ! 早く準備して!」
あたしがいつも百恵号で行く道を30分かけて歩いて行った。
20分遅れて到着したら、バトルがちょうど終わったところだった。あれ、こんなに早く終わるの?
「彼女(ゆっちゃん)が韓国人で、僕は日本人です。」
先生に挨拶をしながら、浩一がくだらない、この場にふさわしくない本当にくだらないウソをついた。
先生がそのまま信じてしまって、取り返しがつかなくなった。

ちょっと待っていたら、上級クラスの男の子たちがスタジオで踊り始めた。
彼らは音楽をかけていれば、いつまでも踊っているからスゴイ。
しかもめちゃめちゃ上手だから、2人にはいいものを見せてあげられたと思う。

ご飯を食べて、スーパーに寄ってから宿舎に帰った。
帰り際、浩一の態度にどうもモヤモヤするところがあって、ゆっちゃんはイライラしていた。
「ニャヤヨ、いる~?」
今日2度目のニャヤヨ。今度は2人で部屋に入り込んで、浩一の愚痴を漏らした。
「超KK(浩一のくせに)!」
それを聞いてニャヤヨは言った。
「僕もそのうち陰で“AK”って言われるんだろうな…」
やはり彼は浩一よりいい。

ゆっちゃんとニャヤヨについて協議した。
「あまり頻繁に行くと、いざという時受け入れてくれなくなるから、しばらくは浩一で我慢しよう。」
地味な駆け引きがうまくなってきた。