夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

平穏な西安天国…☆

2013年06月06日 | 旅行
総じて、今回の北京旅行は、良い経験だったと思う。
マンネリ化しつつあった日常をちょっとだけリセットできた。
そしてチェリーさん、いろいろご馳走になりました。

そうそう、北京は果物が西安より新鮮で安くておいしい。
流通の関係かしら?

           あのダックではなく、北京ダック的なキャラクターらしい。
           

           絵心溢れる街中のなんかの設備。
           

           

           

           あたしの知るすべての恵美子さんに。
           

           頤和園にて。
           

今日は特に面白いことはなかった。
リーティンシンがあたしの頭を叩いて、あたしが怒って廊下で追いかけているところに先生が通りかかり、笑いながら「あなたたち…」と言われるという、ほほえましい光景があったくらいだった、

そうだ、火曜日に「浩一のくせに!」なことがあった。

あたしとゆっちゃんははっきり言って、浩一にひどい扱いをしている。
「一緒に歩いていても、お得感がないんだよね。」
面白いことがないときに浩一の部屋を突然訪れてみて、そこにもやっぱり面白いことがなく、「じゃあね」とさっさと帰ってしまったりする。
でもあたしがコーヒーを淹れた時には、ちゃんと浩一の分も淹れてあげるよ。

今週は宿題をやっていなかったので、火曜の英語翻訳クラスをサボった。
浩一からメール。「来週は授業なし、再来週はテスト。」…ゲゲ。
先週の授業中、あたしは先生に「テストを受けたくない」と言っていた。
詳しいことを聞きに、浩一の部屋に行ってみた。
浩一は言った。
「先生が、テストを怖がらずに、ちゃんと受けなさいと言っていたよ。」
……わかったよ、受けるよ。でも受けたくないんだよ。はいはい受けます。
そして浩一は言った。
「今日はコーヒー飲まないの?」
なんだ、そのいやらしい催促……浩一のくせに!
仕方ない。夕方だったからあたしは飲まずに、浩一のために1人分だけコーヒーを淹れてやった。

北京きらいきらい天国3…☆

2013年06月06日 | 旅行
景山公園を出た後、「孔乙記」にご飯を食べに行こうと思った。
景山公園から歩いて行ける距離、あたしはちょっと勘違いしていた。
それでもバイクタクシーが近づいて来たので、利用することに。
気のよさそうな若い兄ちゃん。
「いくら?」
「3元でいいよ。」
3元(50円)は安すぎる。でも近い距離だし、バイクだし、そんなものかな?
「ホントに3元?」

「3元。」
「3元ね!」
「3元。」

2人掛けの座席にチェリーさんと座り、出発。
走り出してすぐ、一人掛け座席のバイクタクシーが横付けしてきた。
「タイヤの調子が悪いから、一人そっちに乗って。」
怪しい。チェリーさんは英語で断固拒否した。
「私たちは外国人。女が1人ずつで乗るなんて、ありえない!}
仕方なくそのバイクはそのまま走り出した。乗ってみると結構距離がある。
これは本当に3元?
「そこの通りに孔乙記があるよ。」通りの手前の細道で降ろされた。
「はい、3元。」
1元札3枚を渡そうとしたけれど、兄ちゃんは受け取らない。
「300元だよ。」
来た。
「3元って言ったじゃん!」
「マネー!マネー!」
あたしは腕を掴まれ、着ていたブラウスのボタンがプチンと切れた。あたしもプチンと切れた。
「警察!警察!」
振り切って通りまでズカズカと歩き出ると、男はそれ以上追って来なかった。
あの時もし1人ずつ違うバイクに乗っていたら、恐ろしいことになっていただろう。
きっぱり断ってくれたチェリーさんに感謝。
で、ここどこよ?
ワケのわからない場所で降ろされていた。

           そんなこんなでやってきた「孔乙記酒店」
           

その他にも、「騙されるのを覚悟で参加したものの、予想以上にひどかった長城ツアー」を体験。これに関しては思い出すだけで腹立たしいので、割愛。
オリンピック後、北京は驚くほど交通網が広がって、バスツアーなんかに参加しなくてもほとんどの観光地を地下鉄で回れるようになった。
もう2度と参加しない。

           

さて、今日のリーティンシン。
ヤツの精神は完全に中学生だ。
今日はなぜかメジャーを持っていた。ワケがわからない。
あたしが背中を向けて、そのメジャーで自分のバストを計って見せると、相当ウケていた。

夕方部屋で味噌煮込みうどんを食べていると、半開きのドアを誰かがノックする。
「はい? どうぞ~。」
返答がない。あたしは立ち上がってドアの外を覗き込んだ。誰もいない。
ヤツだな…。
ハニーの暮らす3つ隣のベトナム部屋の前で、リーティンが隠れている。
ヤツはすぐにその部屋に入り込み、鍵をかけた。
あたしが食べかけのうどんを手に部屋をノックすると、ヤツが出てきた。
「何か用?」
ムカッ。お前の部屋じゃないだろ。
ヤツはベトナム部屋に遊びに来たついでにあたしにいたずらをして、帰りにも同じことをした。

くだらないことだけど、「何か用?」の言い草が後から可笑しくなってきて、ゆっちゃんに報告しに2階に下りた。
あれ、階段の前でゆっちゃんとリーティンシンが話している。
ゆっちゃんはあたしを見て驚いていた。
「え?なんで?」
ゆっちゃんがちょうど用があってあたしの部屋に向かっていた途中で、リーティンシンにつかまったらしい。
しかも、あたしのことを「外にご飯を食べに行ったよ」とウソをついていた。

3人で変な話をいろいろして、リーティンシンが自分の部屋に戻ろうとすると、部屋に鍵を置いたまま鍵を閉めてしまうというインキー状態であたしたちを楽しませてくれた。
「おばちゃんに鍵を開けてもらう…。」
あたしたちがついていくと、なぜかヤツはおばちゃんを通り過ぎ、外に出かけていった。
「どこに行ったのよ…。」

外のベンチでそのままゆっちゃんと座っていた。
例の香港から来た男の子の話をした。
なよっとした感じがなんか引っかかると思ったら、その子のイメージは楽しんごそのままだったことに気付いたので、あたしたちは彼を「楽ホンコン」と呼んでいる。
「一日1回必ず会っちゃうの。昨日は両手で手を振ってくれたよ。」
そんな話をした途端、楽ホンコンがちょうど現れた。
ちょっと話をして電話番号を交換した。
「7時半からそこでチアリーディングのショーがあるらしいから、一緒にどう?」
リーティンシンのいたずらを報告しに5分程度のつもりで出てきただけなのに、なぜかホンコン学生6人とショーを見る流れに。
その中にいた男の子で1人、あたし好みのカワイイ子がいた。
収穫あり。