いきなり!? ロードバイク

ママチャリにも乗らなかった40代働く主婦
何故かロードバイクに乗る羽目に…
今日はどちらへ?もちろんおもしろい方!

ケガ人生活むりやり卒業

2009-03-06 21:53:32 | 徒然という記録

長かった…
かれこれ4ヶ月掛かった。
まだ完全とは言えないけど…
めーいっぱいブレーキひきながら府道7号を下ることが出来るんなら、
自転車にはもう差し支えなさそうで。

家事がまだちょっと…
ぞうきんが絞れないとか、ゆでたスパゲティの鍋は普通左手で持っていたが、
ここ4ヶ月で右手で持つようになった。が、受けるざるはやっぱり左手でもつしかない。スパゲティはいったい何人分くらい流しに流れていったことか

思い起こせば11月の始め。
有馬温泉へツーリングに行った翌日。
疲れていたんだろうなぁ。
ブルベシーズンも終わって、SRという思ってもいなかった結果が残った。
我ながら夢中で走ってきた…
という燃え尽き感。
とどめようも無く気が抜けていた…。

会社から帰る途中、ちょっと寄り道して車でしか通ったことの無い道を、
渋滞の隙間を縫って路肩を通っていたら、溝蓋で滑った。
北海道のお方は溝蓋が無いことをしきりにおっしゃってましたが…
あるにはあるのです。
が、ない方がいい場合もあるかもしれません。
無ければ渋滞を縫ったりしたいもんね。

すぐ右にはトラックの大きなタイヤがゆるゆると回転中。
斜めになった溝蓋に乗り上げたら、あっというまに滑った。
トラックのタイヤに向かって倒れかかった…。
右に倒れたら死ぬ!!!
という恐怖から無意識に左手が出た。
命からがらフェンスを捕まえたのがなんと左の薬指一本だった。
スピードは緩くても、倒れゆく体重と自転車を支えてしまった…

後から考えれば指が折れなかった事はよほどの強運か強指か。

指も動くので折れてないから大丈夫かと思っていたら、夜も眠れないほどずんずん痛んだ。

あまりに痛いので翌朝いちばんに病院へ行った。
市に一つしかない総合病院ではレントゲンを撮っただけで、
「痛み止めでも飲んどいて下さい。」なんとも心許ない…
混み混みの総合病院は治療する気はなさそうだったので、
その足で行ったのがご近所さんのここの接骨院でした。


何度撮っても写りがおかしいなぁ~と思ったらマクロモードで撮ってた。
またやっちまった
せっかく写真を頂いたのに、ピンぼけでごめんなさい…

接骨院と言うところに行ったのは生まれて初めて。
イカツくて難しそうなひげの老人が出てくるのかと思えば、まだまだお若い先生でホッとした

数週間はあまりの痛さでただただ早く良くなりたい一心で毎朝、毎朝通った。
家事どころじゃなく、会社へも少々の遅刻という日々。
痛みが治まるのは時間がかかったが、しっかりとしたテーピングと包帯で気持ちはすごく落ち着いた。

痛みは一段落してもなかなか完治には遠く…
そうこうしているうちに、先生やスタッフの心配りや毎朝のおしゃべりが楽しくて、楽しみに通っていたのでした。

あのお箸二本でくるくるする治療の装置。
最後までなかなか痛いモノでしたけど、
「早く良くなりますように」
…ってスタッフの彼女はつぶやきながらやって下さるんですよ。
ワタシも含め母親って子供や他人にはそんなことを実はしょっちゅう言うのですが…自分が言われたことは無かったのかもしれない。
「早く良くなりますように」と初めて聞こえた時は…
えっ…その言葉はワタシが頂いても良いのかなぁとうろたえたが、意に反して目が熱くなったのでした

600km完走した後でもへ~きだったワタシがだよ。

もう治らんでもええかなぁ~
と半分思ってた次第でした

元々アスリートな先生ともトレーニングやダイエットやいろんな事を教わった。先生はなんと3ヶ月で体重20kgダイエットしたらしいですよ
若さってええなぁ~

そんな楽しい毎朝の日課を今日で終わりました。
あぁ…楽しかった。
ホントにありがとうございました


さて、自転車に乗る分にはもう問題ない。
…ということにしよう。
ケガを忘れてまた走りますよ~っ