いきなり!? ロードバイク

ママチャリにも乗らなかった40代働く主婦
何故かロードバイクに乗る羽目に…
今日はどちらへ?もちろんおもしろい方!

けいはんなサイクルロードレース敗戦記

2008-07-22 21:32:18 | レース
新人ちえちゃんと二人でびびりまくりでうろうろと行ったり来たり…。
前に並んだ方が良いよ…
とシルベストの人たちや周りの人たちとおしゃべりしながらう~んと長い時間スタートを待つ。

「都古さん、よー走ってはるから、ついて行きますっ!だってその足!」
って何人かの方に言われていっそテンションあがる。
いや凹む…
うえぇ…いや確かに足は太いがこれは生まれつき
っていうかレースの人が、ワタシのこと何で知ってるねん。
きついわぁ~びびるわぁ~


いよいよスタート。
何故か調子にのって先頭に並んでしまう。

戦略まるで、全然、全く、皆目、なし。
たった6km。
去年の鈴鹿のことを思えば力で押して行けるんじゃないの。
あれから思えば自転車も良くなり距離だけは走ってる。

実は不安があったので相当ヤケクソ。

いや、ベークドうんち。
あらま余計にお下品ざますっ

自転車とペダリングを変えて以来どうしてもスピードが乗らなくなってしまってる。
悲しいことに走れば走るほど、どんどん遅くなってる気がするぅ。
なんでだか全くわからないのよん。
自転車は格段に新しく軽くなってるというのにだ。

自転車とペダリングに慣れないせいだと、
ブルベの鉄則で距離さえ押さえれば何とかなるかと。
走った1000km/月の半年間。
ただし、レースを頭の角に入れて走ったのは6月のブルベが終わってから。
それまではアウター封印でブルベモードで巡航速度30km/hで何百キロも疲れず走る事だけを想定。
つまりレースの為にアウター解禁してやっと一ヶ月。
疲れないで距離は走れても速いスピードに対応してないっていう、レースには全く未完成品のただの重い足とちいちゃな心臓
言い訳すればそんなワタシだった。



バイクが先導するスタート。
なんとか先頭に付いていこう…

男性先頭集団はついて行けないほどのスピードではない。
裏側のストレートでは自分の立場をどこへ置けばいいのか解らないほど、全体のスピードが落ちておろおろする。
いったい誰を目標に置いていいのかいつまでも見極められないでいる。
一周目とあと二周目の半分くらいはどうにか付いて行ったのかなぁ。
必死で何にも見てない。
…っていうか何にも考えないで走ってた。冷静さをすっかり失ってた。
後から思えばなんて頭の悪い走り方。

二周目の登りの手前くらいからだんだん自分のスピードが落ちてくるのが解る。
うぐぐぐっ苦手な坂を何とか登り切る。
はぁはぁはぁはぁ…呼吸音がやたら大きくぶっさいくに走ってる自分が見える。
すこし抜かれたなぁ~
ゆるい下りのホームストレート頑張る。
私が頑張れるのはここだけだけど、なんとなく良いイメージで走れない。
あと1周…あぁなんとか走り抜けたい。
最後の裏ストレートを登りの手前、抜けそうな力で力んだとき。

突然車線を変えた自転車の後輪が、私の前輪を押した。

あぁ。おわった

落車は免れたが、自転車を立て直すのに時間が掛かった。

完全にスピードと気力を失ったワタシに坂は大きな壁になった。
泣けそうになった。
坂でチームの方が何人も応援してる。
もう苦しくて馬鹿みたいで顔も上げられなくなった。
え~ん
もうあまりにヒドイので応援結構です…

最後の下りのストレート。
私を生かすところがあるとしたらここだけかしらんと思ってたが。
どうしても気持ちを立て直せなくて、散々抜かれたらしい。

結果は7/10位だったそうな。

もうレースなんて絶対やだやだ!!
ぐれてやるぅ~!
くじけてやるぅ~!
凹んで凹んで凹んでやるぅ~!


CSYの皆さんは祝勝会らしいがとてもそんな気分にはなれず。

boss一家とキャノさんと一緒にご飯を食べて帰りました。
あまりの切なさで逃げ帰りたいほどでした。
一緒に食事したみなさんきっと楽しくなかったでしょ。
ごめんね…


またあの山を越えて帰るヒロさんとワタシ。
おぉ~さすがに足がぱんぱんという4位入賞だったヒロさん。
ちょっぴりうれしそうだけど、やっぱり我々とはどう頑張ってもレースの人とは仕上げる体が違うねんなぁ。とご謙遜。
いやよく頑張りました!

ワタシの足なんてなー!
ちっとも疲れてないぜー!


もうレースなんて絶対にやらん!


…って去年も書いた。
今日も書く。


絶対にやらん!



だけど、8月の鈴鹿でエントリーしてるのよん。



さて…
この先ワタシは一体どうすれば良いでしょうか。



1週間くらいは切なすぎてきっと眠れない。





むむむむむむむ…ん。
ここまで書いたら…

あほらしくなった。

欠勤の言い訳をたらたらと家庭の問題にすり替えたヤツと。
何時間も話につきあった。

うぉ。
私が今日書いた内容と意味は同じやん。


あほっ。
ぐちゃぐちゃ言わんと、たちむかわんかい!


と吠えたのは、おほほっアタクシ

けいはんなサイクルロードレースとおともだち

2008-07-21 21:28:27 | レース

朝もはよから裏山を越えるぅ~

え~っと府道7号の西側にもう一つ山を越える道があるのです。
そこを越えると精華町までショートカットで行けるので、
時速6km/hのろのろと峠を越えていく事にしました。
こんなとこ誰もとおらんで~!
と言ってるとシルベストのご夫婦らしいお二人が抜いていく。
薄暗い山で突然挨拶されて、こけそうなほど朝からびびる。

スタートは正午頃だのに、8時に到着。
到着するやいなやboss家の子供達を捕獲して一緒に試走する。
テンションあがってる子供達と一緒になって、
そこいら中を鬼ごっご状態で走り回る




そうこうしてる内にレースが始まる。

まままじですか。
いやこんなに間近にレースを見るのは生まれて初めて
1コーナー付近でboss家の子供達と見ていたのですが…
スタート直後から滑って縁石激突を目の前で何度も見てしまって…
…子供と一緒になってテンション下がる。
こわ~っ。
ホンマ滑ってこけるんやぁ~
こけんよーに、はしろなぁ~

C2のレースをホントに足下で見ててあまりの迫力にぶるっぶるっとしてました
かっちょいいですぅ。


そんで…
何となくお約束な感じでふ…
ことあるごとにパンクです。

各カテゴリーにチームの人や知人が出てるんでそりゃあおもしろかったです。

朝練やツーリングで優しげな人たちも…
やっぱり真剣な表情で走ってるのを見るときゅんとしますねぇ。

チームのおつきあいでレース出るんで…
という言い訳っぽいスタンスで、へろへろしてるんですがだんだんびびって来ます…

応援しようとちえちゃんと逆走してたので、あんまりゆっくり走ってる姿はみなかったが…。
いつも馬鹿話しながら朝練のこのお二人はウワサ通りこんなに強くてステキだった。
ほんとおめでとうかっこよくってステキ~っ



ワタシのレースの惨敗記は明日ゆっくり書くとして…


ワタシのレースの直後にあった。
boss一家の次男君のレースはじっくり応援できました。

1コーナーで待ってると…
きゃあ!来た来た~っ

ひろちゃ~ん!
がんばれ~っ!

手を振り回して応援すると…
きゅっと口を結んで、スピードを上げていく。
うぉ~きっゃわい~い
一年生でこのちっちゃい体でMTBでもんのすっごい健闘しましたね~っ!
おにいちゃんも大きい子のクラスではロードの子の多い中でも
がんばって走りましたね~!!
今度レース出るときはワタシのFELT貸してあげるからね


このカテゴリでは。
3年生のチャリ猿一家の長男君が2位だったかなぁ。
おめでと~


みんなゴールしてぼんやりしてたら。
まぶたや額や足や腕から血を流した子供が今にも泣きそうにゴールした。
鳥肌がたった。
こんなちっちゃい子でも怪我しても最後までゴールするのかぁ。
こっちまで泣けた。
ボク?大丈夫?
救護に一緒に行こう…。
ってこれまた血まみれの自転車を引いてあげて付き添う。

ほんま、レースって一体なんや




あといろいろとご挨拶いただいた沢山の方と、
ホントに応援だけに来てくださった方がいらしゃってありがとうございました~っ!
ルイGちゃんやっとおあいできましたね~

差し入れくださった方もいらしたのに…
落ち着き無くってロクにご挨拶もお話もでき無くってごめんなさいね。

いろんな方にご挨拶できてホントうれしくってへろへろしてましたぁ


でも…
せっかくなのにもう少し上手に走れれば良かった…
そんなことは明日書きますよ。


…自転車やめる気持ちになっていなければ。


走行距離【49.6】km Max58.6km/h 3時間00分