昨夜の雨で落ちたんだな。
木偏に春と書いて椿。
しんきくさい花やなぁ~と思ってたけど、
こうしてみると春っぽい?
きれいに敷き詰められた春を撮ろうと思ったら、
踏まれた椿を撮ってしまった。自分で踏んだかな。
がそうそう見られない風景をゲット出来るのも自転車通勤の醍醐味ってとこかしらん。
さて、花粉症の方は今日も全開。
さすがのワタシも恐くて布団が干せない。
花粉に負けた。今日は完敗
気温はそれほど高くは無いが、空の明るさと言い油断しそう…。
薄手のインナーにパーカーにウィンドブレーカー。
グローブは指切りでいけるかなぁ~と思ったが、まただまされる。と気づきやっぱり冬用で朝は正解。帰りは指切りになるだろうな。
通勤コンセプトは「汗かかない」行き限定だけど…
帰りは気が向いたら好きなだけ好きなよーに走るということになってる。
ま、日が暮れるとすごすごと帰るけどね。
朝は着てきたウィンドブレーカーも登り途中で脱いで、
汗をかかないように、晴れた日のしっかりメイクも落ちないように、会社へ行く。
登りでしっとりしたら、下りは体に風を入れて汗を飛ばすっ…
すぐ後の車のフロントガラスにべたっと汗が飛び散る。
ウォッシャー液くらいでは汗は落ちませんがな…すんません。
あはははっ、ん~なことはありませんって。
さわやかな芳香のさらっさらっの汗にきまってますがな。
ソレを証明をしないためにも通勤コンセプト汗かかない。
が…冷や汗はかく。
下りきって平坦になった頃、車がつまり出す。
大型のトラックはゆうパックの看板車。
路肩はほとんど隙間無し。
肩がトラックに触れるかと思うほど狭い。
下りではトラックよりは早いが平坦になると、トラックもワタシを追い越したいのだろう。
…が、路肩は荒れたアスファルトとコンクリートとの段差。グレーチング。砂利ガラスゴミ。
どうするトラック。どうするワタシ。
大きなトラックがぎりぎりで過ぎると風圧でワタシは必ずふらつく。
長い長いトラックだ。
どうするよ…。
タラリ…薄着の体の中を冷たい汗がひとしずく流れる。
が、このワタシの冷や汗をどうやらゆうパックも全くシンクロしているらしい。
ワタシにぴったりとスピードをあわせる。
抜きもせず遅れもせずに。
どちらかに動くと風圧で吹けば簡単に飛ぶようなワタシはぐらつくのは目に見えてる。
ゆうパックもワタシの目の前の悪い路肩にはらはらしてるらしい。
うぉ、来たグレーチング、黒い隙間にかいま見えるのは奈落の底や。
ほんの少し怖々と車道側へ避ける。
ゆうパックは並んでいるがそっと少し避けてくれる。
…が狭い道幅でゆうパックも対向車にも苦労しているらしい。
あぁ~次に来た来た~何故かめちゃめちゃ凹んだりして壊れたアスファルト。
せ~の!で緊張しつつ、ようやく表れた段差が小さい所を選んで歩道に上がる。
ほ~っ守ってくれてありがとう!ゆうパック!
ゆうパックからもおぉ~おねーちゃん!避けてくれておおきに~!
というシンパシーが聞こえる。
あぁ、プロドライバーとして一流やねぇ。
ゆうパック、ステキっ!
走行距離【37】km