通勤コンセプトは「汗をかかない!」
例のようにのろのろと、ま、町中は信号もあるのでね。
突然後からMTBのおにいちゃんが何故か急にダッシュして追い越していく。
あーーー信号が…いってもた~
あはははっ。ま、しゃーないか。それも若さの表現かな
信号待ちは私一人、青になって、パチンとクリートをはめる。
赤信号になったばかり横断歩道のママチャリに乗るのは、
大阪のおばちゃんと言うにはかわいらしい品の悪くないおばちゃん。
する~する~っと出てくる。
「あ~ぁ!赤信号やでぇ」とのんびりと注意すると、「あ、ごめんねごめんね」と渡りきってしまった。
ごめんね!と言っても渡りきった者勝ち!的な…
大阪人、基本的には信号守るの嫌いです。
たぶん。ワタシがそうだからかもしれませんが。
お仕着せの無駄が多いように思える官制ルールより合理主義。
が、このオトシですもの、あちこち注意力が欠如してるとはまだ思いたくはありませんが、とっさの反応が鈍ってるかもしれないし…
官制ルールに則らないと、危険が多すぎるから絶対信号は守るのです。
固く…いやほとんど、え~っと出来るだけ
厳密にはわざわざ信号無視した覚えは無いけど…。
完璧には無理やぁ…たぶん。
ただヒロさんについて行くと、黄色信号で渡っちゃうのが困るんですよ。
無理してついて行くと、渡り始めたとたん赤になったりして。
それで信号無視と言われれば信号無視しちゃった事があります。
ブルベではそこらへん厳しい。
公道を使ったイベントだからね当然だ。
寝ないで走って、信号無視を普通に出来るようでは、生きて完走出来る可能性が危ういじゃ無いですか。ただでさえブルベでは事故が頻繁に起きてる。
だからブルベの人は信号無視に対して一層ナーバスであるかもしれない。
いや、ナーバスにならなくてはいけないのだよ。
なので、そこんところよろしく
で、近頃定番お帰りコースとなった…
清滝峠を越えて、くろんど池へうらうらと登り、も一つ府道7号で交野山を越えようと…
あのヘンタイな峠。
とうとうワタシもヘンタイか。
いや違いますねん。裏から登って下るだけですから、ヘンタイというより早く帰りたいのでショートカットと呼んで貰いたいのですが…
んが!
ヘンタイ志望の、しのさん!お待たせしました!!
通行止め!
が~ん、が~ん、が~ん
今更他の道へ回れって、登る前に言ってくれ…
あと10分で日が落ちるやん
ここを下れば3kmでウチ
回れば15km…
こんな寂しいここらあたり、ライトも無いのに走れんやん
わ~~~~お手上げ~!!
どうしよ~~~~
水でも飲んで、
写真でも撮って、
考える。
う~ん。う~ん。う~ん。
どっちへ回れば暗くないか。
このあたりはどっちへ回っても街頭も無い真っ暗な山だし。
看板前で悩んでると後から軽トラが来た。
おじいさんだ。
おじいさんも少し悩んで止まった。
でも看板無視して下っていった。
ひゃ~さっすが大阪人
そのすぐ後で、ミニバイクが来た。
ミニバイクも看板見て悩んだ。
でも看板無視して下っていった。
ひゃ~さっすが大阪人
つ~ことはどういう事だ。
ん~。
しばらくして誰も戻ってこなかったら通れると言うことだ。
Uターンのスペースは無いから軽トラは戻っては来ないだろう。
せめてミニバイクが戻ってくるか?
まさか突然開いた時空の裂け目に落っこちる訳じゃないだろう、
がちょっとそんなゾッとする感じのする道ではある。
だぁれも戻って来んなぁ…
つ~ことは通れると言うことか。
ん~。
もし、仮に、たとえば、ひょっとして、万が一?
通れないとしたら、この坂を登り返すという事になる。
こえ~~~~~~~
考えただけで足が震える。
きっとワタシのこっちゃ、怖さでビンディングはめる暇もなくこけるだろう。
暗峠みたいに。
いやそこまでひどい坂じゃない、時々登る人もいるらしいし。
もう日が暮れるしぐずぐずしてはいられない。
しょうがない行っちゃえ~!
通行止め突破はブルベなら失格なのかなぁ…と思いながら。
片足ビンディング外して、下からブレーキ握ってゆっくり下っていく。
通行止めって一体何があるんだろう。
土砂崩れか、倒木か、つっかえたトラックか。
もう春だし凍ってる訳じゃ無いだろう。
時空の裂け目ならちょっとだけ覗こう。
道に酔っぱらいが寝てたりして、あはは、こんなところならその人は見えてはイケナイ人だという可能性もある
写真には撮れない斜度もいくつかある。
撮れないというのは写真にうまく写らないということでは無く。
自転車を止めることが出来ない。
…という意味である。
わぁ~ブロガーだから写真撮りたいけどぉ~恐くて止まれん~
…的な。
うわ、どないやねん、なにがあるねん、なにがおんねん。
何が出てくるかどきどき。
坂の怖さにもどきどき…。
ブレーキパッドがしゅるしゅると鳴る。
ブレーキだけが頼みの綱だ。
ブレーキが壊れたら確実に大怪我やなぁ…。
今度のブルベまでにはパッド交換した方が良いかなぁ。
しゅるしゅると頼りない音を聞きながら鬼が出るか蛇が出るか、どきどきと下り続ける。
来るなら来んか~~~いっ!
おぉ~!!
ついに見えた~~~~!!
ゴールは墓地!
え”~~~~~っ!な~~~~~んも無かったやん…
…なんやったんや。
通行止め。
走行距離【37】km
例のようにのろのろと、ま、町中は信号もあるのでね。
突然後からMTBのおにいちゃんが何故か急にダッシュして追い越していく。
あーーー信号が…いってもた~
あはははっ。ま、しゃーないか。それも若さの表現かな
信号待ちは私一人、青になって、パチンとクリートをはめる。
赤信号になったばかり横断歩道のママチャリに乗るのは、
大阪のおばちゃんと言うにはかわいらしい品の悪くないおばちゃん。
する~する~っと出てくる。
「あ~ぁ!赤信号やでぇ」とのんびりと注意すると、「あ、ごめんねごめんね」と渡りきってしまった。
ごめんね!と言っても渡りきった者勝ち!的な…
大阪人、基本的には信号守るの嫌いです。
たぶん。ワタシがそうだからかもしれませんが。
お仕着せの無駄が多いように思える官制ルールより合理主義。
が、このオトシですもの、あちこち注意力が欠如してるとはまだ思いたくはありませんが、とっさの反応が鈍ってるかもしれないし…
官制ルールに則らないと、危険が多すぎるから絶対信号は守るのです。
固く…いやほとんど、え~っと出来るだけ
厳密にはわざわざ信号無視した覚えは無いけど…。
完璧には無理やぁ…たぶん。
ただヒロさんについて行くと、黄色信号で渡っちゃうのが困るんですよ。
無理してついて行くと、渡り始めたとたん赤になったりして。
それで信号無視と言われれば信号無視しちゃった事があります。
ブルベではそこらへん厳しい。
公道を使ったイベントだからね当然だ。
寝ないで走って、信号無視を普通に出来るようでは、生きて完走出来る可能性が危ういじゃ無いですか。ただでさえブルベでは事故が頻繁に起きてる。
だからブルベの人は信号無視に対して一層ナーバスであるかもしれない。
いや、ナーバスにならなくてはいけないのだよ。
なので、そこんところよろしく
で、近頃定番お帰りコースとなった…
清滝峠を越えて、くろんど池へうらうらと登り、も一つ府道7号で交野山を越えようと…
あのヘンタイな峠。
とうとうワタシもヘンタイか。
いや違いますねん。裏から登って下るだけですから、ヘンタイというより早く帰りたいのでショートカットと呼んで貰いたいのですが…
んが!
ヘンタイ志望の、しのさん!お待たせしました!!
通行止め!
が~ん、が~ん、が~ん
今更他の道へ回れって、登る前に言ってくれ…
あと10分で日が落ちるやん
ここを下れば3kmでウチ
回れば15km…
こんな寂しいここらあたり、ライトも無いのに走れんやん
わ~~~~お手上げ~!!
どうしよ~~~~
水でも飲んで、
写真でも撮って、
考える。
う~ん。う~ん。う~ん。
どっちへ回れば暗くないか。
このあたりはどっちへ回っても街頭も無い真っ暗な山だし。
看板前で悩んでると後から軽トラが来た。
おじいさんだ。
おじいさんも少し悩んで止まった。
でも看板無視して下っていった。
ひゃ~さっすが大阪人
そのすぐ後で、ミニバイクが来た。
ミニバイクも看板見て悩んだ。
でも看板無視して下っていった。
ひゃ~さっすが大阪人
つ~ことはどういう事だ。
ん~。
しばらくして誰も戻ってこなかったら通れると言うことだ。
Uターンのスペースは無いから軽トラは戻っては来ないだろう。
せめてミニバイクが戻ってくるか?
まさか突然開いた時空の裂け目に落っこちる訳じゃないだろう、
がちょっとそんなゾッとする感じのする道ではある。
だぁれも戻って来んなぁ…
つ~ことは通れると言うことか。
ん~。
もし、仮に、たとえば、ひょっとして、万が一?
通れないとしたら、この坂を登り返すという事になる。
こえ~~~~~~~
考えただけで足が震える。
きっとワタシのこっちゃ、怖さでビンディングはめる暇もなくこけるだろう。
暗峠みたいに。
いやそこまでひどい坂じゃない、時々登る人もいるらしいし。
もう日が暮れるしぐずぐずしてはいられない。
しょうがない行っちゃえ~!
通行止め突破はブルベなら失格なのかなぁ…と思いながら。
片足ビンディング外して、下からブレーキ握ってゆっくり下っていく。
通行止めって一体何があるんだろう。
土砂崩れか、倒木か、つっかえたトラックか。
もう春だし凍ってる訳じゃ無いだろう。
時空の裂け目ならちょっとだけ覗こう。
道に酔っぱらいが寝てたりして、あはは、こんなところならその人は見えてはイケナイ人だという可能性もある
写真には撮れない斜度もいくつかある。
撮れないというのは写真にうまく写らないということでは無く。
自転車を止めることが出来ない。
…という意味である。
わぁ~ブロガーだから写真撮りたいけどぉ~恐くて止まれん~
…的な。
うわ、どないやねん、なにがあるねん、なにがおんねん。
何が出てくるかどきどき。
坂の怖さにもどきどき…。
ブレーキパッドがしゅるしゅると鳴る。
ブレーキだけが頼みの綱だ。
ブレーキが壊れたら確実に大怪我やなぁ…。
今度のブルベまでにはパッド交換した方が良いかなぁ。
しゅるしゅると頼りない音を聞きながら鬼が出るか蛇が出るか、どきどきと下り続ける。
来るなら来んか~~~いっ!
おぉ~!!
ついに見えた~~~~!!
ゴールは墓地!
え”~~~~~っ!な~~~~~んも無かったやん…
…なんやったんや。
通行止め。
走行距離【37】km