冬囲い
平地にも
雪がちらつく
季節となりました
お寺も
冬の準備です
正法眼蔵
「菩提薩埵四摂法」 ぼだいさったししょうぼう
(菩薩が衆生を仏道に入らしめる4つの方法)
という巻きがあります
その1つは
布施です
道元さまは
布施とは
むさぼらないこと
へつらわないこと
である
といわれます
布施する側と
される側が
いつでも対等である
ということです
布施するときも
布施されるときも
下心が働いては
だめということでしょう
紅葉
紅葉が
見ごろとなりました
昨日は
当別町
全久寺さまの
宗祖・御開山忌でした
道元さまは
人は
坐禅により
身心脱落し
すべてが
さとりの世界となる
しかし
坐禅者は
その
さとりには
気が付かない
それは
さとりという
結果を求めた
坐禅ではないからである
真実のさとりとは
凡夫の
思いが
及ばないのである
といわれます
秋晴れ
今朝は
5℃
紅葉も鮮やかです
お寺の
宗祖・御開山忌も
無事終了いたしました
布教師さまから
仏さまへの
最大のお供えは
仏さまの教えにかなう
生き方をすることです
と
お話しいただきました
宗祖忌 法話
本日は
宗祖忌・御開山忌の
法要です
11時昼食
12時法話
1時法要
法話は
大本山布教師
岐阜県 高安寺
各務素弘老師です かがみそこう
道元さまは
弁道話で
もし
ある人が
坐禅すると
世の中は
すべて
仏さまの世界となり
宇宙がのこらずさとりとなり
万物が
さとりの
智慧をあらわす
そして
その
さとりに
助けられ
坐禅者は
身心脱落する しんじんだつらく (身と心がとらわれから離脱する)
このとき
土地
草木
牆壁 しょうへき (垣根・かべ)
瓦礫 がりゃく (かわら・石ころ)
が
みな仏の働きをして
さとりの世界となる
といわれます
坐禅により
さとりの世界が
あらわれるのです
宗祖忌
明日は
お寺の
宗祖忌法要です
ただいま
準備中です
宗祖
道元さまは
中国より帰られて
まもなく
京都の深草に
閑居されていました
そのときに
書かれたのが
正法眼蔵「弁道話」です べんどうわ
道元さま
31才のときです
弁道話にいわれます
祖師方は
仏さま以来
代々
最高のさとりを
伝えてきた
それは
「自受用三昧」 じじゅようざんまい (さとりの体験)
である
それには
正しく坐禅することが
正当な道である
と
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