真夏日
札幌は
よさこいソーランまつりから
寒い日が続いていましたが
福島から帰ってみると
真夏になっていました
昨日も
上川 北見では
30℃を超える
真夏日となり
札幌でも
29.6℃ありました
おかげさまで
ハスも
元気です
今日は土曜日
坐禅会の日です
みなさまの
ご参加をお待ちいたします
原発 その3
渡辺祥文さんから
福島の現状について
いろいろな
お話しをお聞きし
お昼に
お蕎麦を
ご馳走になったあと
南相馬市へ
向かいました
梅雨の中休み
空は
どこまでも青く
澄んでいました
海岸線は
未だ
瓦礫の山です
原発からは
30㎞です
事故当時は
放射線量が
高かったそうですが
今はむしろ
祥文さんの所よりも
低くなってきたのだそうです
当時の風向きなど
気象条件や
地形により
放射線量は
異なります
単に
同心円状では
線引きできないのです
その後
北上し
仙台名取市から
仙台空港へ
お寺が
柱と梁と屋根だけになり
ポツンと
取り残されていました
空港には
地表から
3メートルに
津波の
浸水の
表示がありました
地図上では
県境が
町の境が
村の境が
線引きされていてます
福島が
浪江町が
飯舘村が
といいますが
実際には
もちろん
線があるわけでもなく
壁をたててあるわけでもありません
地面も
空も一つ
すべて
つながっています
風は
どこまでも吹き
海は
世界に通じています
わたしも
テレビのニュースとして
どこか
他人事として
見てしまって
いたのかもしれません
線量を
計りながら
実際に歩いてみて
これは
自分自身の問題なのだと
強く感じました
原発 その2
長秀院さまは
福島市の
南に位置します
福島第一原発から
約50㎞北西にあります
ご住職
渡辺祥文さんは
つねに
放射線の測定器を
携行されて
いるそうです
測定すると
お寺の建物の中で
0.14 マイクロシーベルト/時
ありました
日本では通常
家屋外で
0.03~0.05くらいの
数値になりますので
3~5倍の値です
原発から35㎞
現在
全村退避している
飯舘村まで
案内していただきました
飯舘村役場は
除線作業を
されたのだそうです
敷地内にある
線量計は
0.76を
示しています
通常の25倍です
このあたりは
標高がたかく
札幌と同じ
5月の連休に
桜が咲くのだそうです
北海道に
自生する
オンコ (イチイ科)の
きゃらぼくの
垣根が
きれいです
のどかな
山間の村には
人がいません
途中
道端で
測定すると
3.59
通常の
100倍の値でした
ピー・ピー・ピー・ピー・ピー
退避警告音が
鳴りだします
祥文さんは
これからは
「福島を
原発とは何なのかを
事故が起こると
どうなるのかを
世界に発信する
拠点にしていかなければ
ならないのです」
といわれました
地球交響曲7番
龍村仁監督の
地球交響曲第7番の
DVDが
リリースとなります
出演は
アンドルー・ワイル 医学博士
グレッグ・レモン ツールドフランス覇者
高野孝子 環境教育活動家
この映画は
自主上映なので
劇場では
見られません
ご興味の
ある方は
是非
DVDで
ご覧ください
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