こんな夜更けにバナナかよ
筋ジストロフィー症の方と
ボランティアの方々の
姿を描いた
大泉洋さん主演の
実話の映画です
この方は
お寺の近くに
お住まいでした
映画の制作中に
町の風景を撮影するため
当山の
坂の上の方で
ロケがありました
その時に
駐車場を
お貸しし
お礼に
いただいたのが
写真の手ぬぐいです
永遠のヨギー
ヨガナンダはいわれます
すべては光である
と
ヨガナンダは
1952年3月7日
ロサンゼルスにて
インド大使のための
晩餐会で
基調講演をおこなったあと
マハサマディに (ヨギが肉体を離脱すること)
はいった
彼の遺体は
20日間のあいだ
死後の崩壊がなく
生前そのものであったといいます
ヨガナンダ師の体験
ヨガナンダ師は
自叙伝の中で
いろいろな聖者と
対面したことを記録しています
その一人に
カトリックの聖女
テレーゼ・ノイマンがいます
テレーゼさんは
1898年
ドイツ生まれ
20歳の時に失明
全身不随となった
1923年に
聖女テレーズに祈りを捧げ
奇跡的に
視力が回復し
手足も一瞬にして治癒した
1923年以降
テレーゼさんは
祭壇に供えた
聖餅を (小麦粉で作った銀貨ほどの薄いウエファー)
毎日一枚食べる以外
食べ物を
完全に断った
1926年
聖痕が (キリストの処刑の傷跡)
テレーゼさんの
頭と 胸 手 足に現れた
毎週金曜日になると
キリストの十字架の苦悩を
自分の肉体に
体現するようになった
ヨガナンダ師が
テレーゼさんに会ったのは
彼女が
37歳の時といいます
ヨガナンダ師はたずねた
あなたは何も召し上がらないそうですね
彼女は答えて
はい、毎朝6時に祭壇に供えた聖餅をいただくほかは何も食べません
わたしは神さまの光で生きているのです
ヨガナンダ師はいった
あなたは 生命のエネルギーがエーテルや太陽や空気から
からだの中に注ぎ込まれているのを知っておられるのですね
彼女はほほえんで
わたしがどうして生きているのか 分かってくださり本当にうれしゅうございます
といったという
不思議なことがあるものです
ヨギ
ヨガにより
静寂の境地を得た人を
ヨギといいます
パラマハンサ・ヨガナンダも (1893-1952)
その一人です
インドで生まれ
ヨガの修行により
聖者となりました
ヨガナンダ師の
自伝が
「あるヨギの自叙伝」です
ヨガナンダ師は
前世の記憶があり
やはり
ヨギとして
ヒマラヤの雪の中にいた
ことを思い出すのだそうです
また
乳児の時の記憶もあり
すべての
原語が理解できたのですが
しだいに
周りの人が話す
ベンガル語に
慣れてきたそうです
やはり
仏教を生んだ
インドは
偉大です
聖者といわれる人が
たくさん生まれるのです
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