奈良の旅 最終回
日本一の桜の名所
吉野山。
金峯山寺(きんぷせんじ)
通称、蔵王堂を参拝いたしました。
吉野山の上から蔵王堂を望む
桜の時期には山全体が満開になる
金峯山寺・蔵王堂 本 堂
太閤秀吉の
お花見でも知られる
吉野山は
山伏の元祖とされる
役行者(えんのぎょうじゃ)
により開かれました。
役行者(634-701)は
金剛蔵王権現さまを感得され
そのお姿を
桜の木で刻まれ
蔵王堂に安置されました
これが
金峯山寺の草創です。
ですから
吉野では
桜の木がとても大切にされ
代々植樹され守られてきました。
本堂の柱は
松やツツジなどの
自然木をそのまま使用、
直径が1メートル以上あります。
内陣の金箔張りの
化粧柱は
秀吉が花見の際に
寄進したものとのこと。
山の上には
源義経が身を隠し
天井を蹴破り
逃げたと伝える
義経隠れ塔がありました。
そして
ここから先は
入峯抖擻(にゅうぶとそう)
-修行の場。
修験道の
険しい山道への入り口です。
これにて
奈良の旅
おわり。
本堂落慶法要
当別町
全久寺さまにおいて
開創110周年を記念して
新本堂落慶法要が
修行されました。
山 門
中 門
中門は
旧本堂の古材で
造られました。
新本堂
ご本尊 釈迦如来座像
得度式
白井ご住職さまの
ご子息、ご長男さまの
得度式が行われました。
記念写真
ご住職さまの思いと
お檀家さまのご信心が結集。
お天気にもめぐまれ
とても とても
熱い一日となりました
全久寺さま
おめでとうございます。
奈良の旅 その3
桜井市に
聖林寺さまがあります。
創建は712年
談山神社の別院として
建てられました。
ご本尊は
丈六の石仏(約5㍍)
地蔵菩薩さまです。
観音堂(大悲殿)には
国宝
「十一面観音菩薩」さまを
お祀りしています。
760年代に
東大寺の
造仏所で作られたといいます。
この観音様を
お参りされ、
一目惚れして
東京から
奈良に
移り住んでしまった・・・。
という方を知っていますが、
多くの人を魅了する
ほんとうに
すばらしい仏さまです。
奈良へお越しの際は
是非一度
ご参拝ください。
お寺からは
大和盆地の古墳群を
一望のもとに見渡せます。
奈良の旅 その2
当山のご本尊
弥勒菩薩さまは
奈良 中宮寺さまの
如意輪観音さまが
モデルです。
中宮寺さまは
法隆寺さまの
夢殿の奥にあります。
夢 殿
中宮寺本堂
このお堂の中に
如意輪観音さまが
お祀りされています。
奈良の旅 その1
薬師寺さまのおとなりが、
鑑真和上さまのお寺
唐招提寺さまです。
金堂は
10年の歳月をかけ
大改修がおこなわれました
昨年 11月に完成。
金 堂
戒 壇
ここには
1300年前に
鑑真さまが伝えたとされる
ハスがあります。
八重の小ぶりの
ピンク色のお花が咲きます。
残念ながら
今回は
時期が過ぎていました。
境内の池には
白い大きなハスが
咲いていました。
唐招提寺の石田太一師とは
札幌でおこなわれた
「鑑真和上展」で
お友達になりました。
石田師によると
エンタシスのように見える
金堂の柱は
実は、円柱なのだそうです・・・。
季節はずれですが
当山のハスが
やっと咲きました。
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