正法眼蔵 安居 あんご その2
今日もきれいな
夏日となりました
アメリカの
ニューヨーク禅堂の
参禅者
哲学の教授
ベルナード氏が
老師にたずねました
大応国師は
安居の終わりの
説法に
「山は是山 水は是水」
と
当たり前のことを
いわれまが・・・・
とたずねました
すると
その老師は
Mountain is not Mountain
Water is not Water
といわれた
ベルナード氏は
えっ?
そんなこというから
禅はわからない・・・・
といった
やにわに
老師は
耳がさけんばかりの
大声で
Mountain is Mountain
Water is Water
さて
ベルナード氏は
理解できたのでしょうか
道元さまは
いわれます
修行者の
90日間の
安居の時間は
無量の時間を
超えているのだ
それは
絶対量であり
安居する僧の
身心も
絶対価値となる
と
大応国師は
このことを
山は是山 水は是水
といわれました
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正法眼蔵 安居 あんご
道元さまは
1254年
6月13日に
安居の巻を
説かれました
インドでは
生き物が活動する
雨期の時期
托鉢で
虫を踏みつけないように
堂内にとどまり
3ヶ月の
禁足をし
修行をおこないました
これを
夏安居といいます げあんご
永平寺でも
それにならい
この時期
夏安居が
おこなわれています
道元さまは
いわれます
夏安居をはじめると
宇宙は
安居でいっぱいになる
安居が終わると
大地がやぶれて
あとかたがなくなる
修行と
さとりが
一枚になる
世界の大切なことを
いわれます
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