goo

行持 その3

数日前から

車庫に

エゾリスが

住み着いております

くるみが

好物らしい

 

 

むかし

中国の

馬祖道一  ばそどういつ

という禅師に

弟子の

法常が  ほうじょう

問うていった

「いかなるか これ仏」 

馬祖はいった

「即心是仏」 そくしんぜぶつ (今の心のままが仏)

 

法常は

このことばを聞いて

すぐに

大悟した  たいご (悟りを開いた)

 

それから

大梅山にのぼり

草庵に

一人住み

松の実を食べ

ハスの葉を袈裟にして

30年

坐禅をした

 

 

天童山の

如浄禅師は

この

大梅山法常禅師の

話を

雲水に説き

多くの僧が

涙を流しました

 

道元さまは

そのときの様子を

18年後に

回想し

正法眼蔵

「諸法実相」の巻きで

説かれています

そして

仏祖の大道には

必ず

とぎれることのない

行持がある

行持が

実現することを

というのである

といわれます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )