ヒカゲノカズラ科 紹介 ③
コスギラン Huperzia selago (L.) Bernh. ex Schrank et C.F.P.Mart.
この草も越後駒ヶ岳での出会いだった。
乾燥気味の岩陰にひっそりとした雰囲気で生えていた。
胞子は トウゲシバ と同じような着き方で葉の付け根に着いている。
草体の先端に芽のような零余子がいくつも着いている。
この草は零余子でも増えるという。根元を見るとそれらしい小さな個体が見える。
ヤチスギラン Lycopodiella inundata (L.) Holub
この草とは里山の植物踏査での出会いだった
湿地を好むらしく水が滲み出ている様な所に生えていた。
立ち上がった胞子嚢穂が無いと ヒカゲノカズラ と誤認してしまいそうだ。