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Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

レナリドミド+デキサメタゾン 第25サイクル開始

2012-02-10 12:14:30 | 医療・病気
前回より早4週間が過ぎ、レナリドミド10mgとデキサメタゾン0.5mgの週3回服用、4週目はデキサメタゾンのみというサイクルの25回目が始まりました。
レナリドミド+デキサメタゾンの療法を始めてから約2年半、病状が安定してくれていて、ほんとうにありがたいことです。
11月頃にデキサメタゾンを2mgから0.5mgに減らしたのですが、その後風邪をひき、12月後半には一度治ったのですが、1月初めにまた風邪をひき、それが長引いて1ヶ月以上治らなかったので、デキサメタゾンの減量がこのことと関係があるのではないかと少し疑っていました。
先日、血液内科医K医師を受診したときに、このことを訊いてみました。デキサメタゾンは、炎症を抑える効果はあるけれど、感染症を抑える効果はないので、減量することで、風邪などの感染症にかかりやすくなったり、悪化しやすくなったりすることはないだろう、とのことでした。
デキサメタゾンを減らしたことで、顔のむくみも少しとれたような気がしますし、眠りやすくなったと感じています。デキサメタゾンの減量と風邪が関係ないことがわかり、気がねなく0.5mgで続けていけるので、よかったです。
体調は、抗生物質のおかげで、日ごとに咳の数が減りました。快方に向かっています。

血液内科定期受診 + 内科医受診

2012-02-07 11:51:54 | 医療・病気
金曜日に寒い中を無理をしてコンサートへ行ったという話を書きましたが、実はこの前日の木曜日に内科医(B医師)の指示を受けて、胸部レントゲンを撮っていました。その結果、問題はなし、つまり肺炎にはなっていないということがわかっていました。このこともあって、少し楽観的になってコンサートに行ったわけです。
その後、咳はとまらず、頻度は加速し、食欲もあまりなく、夜もよく眠れず、体力が落ちていきました。熱は38度前後。しかし、もうベッドにいるのがいちばん気分が良い状態で、起き上がるとふらっとする感じでした。
今日(火曜日)にCRP(炎症反応)を測ったら、88。とても高いというわけではないですが、先週より増えていました。熱もときどき、38.5度を超え、以前によく出た脚の付け根の痛みが出ました。身体のあちらこちらでバクテリアが増殖して、悪さをしているようです。また、目やにがすごく出るようにもなりました。こういう状態で、やっとB医師は抗生物質を出してくれました。薬の名は、DOXYCYCLINE(ドキシサイクリン)。初日に2錠、その後一日1錠で、1週間飲み続けます。飲んだ初日には、熱が上がり、パラセタモルを飲んでも38.5度くらいの熱が続きました。
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さて、同じ日にすでに予定されていた血液内科K医師の診察です。こちらは、フリーライト血液検査の結果を聞くのが主な目的です。前回、λの値が微増していていました。しかし同時にκの値も微増していたので、免疫力が上がっいるということで良い徴候ではないか、このまま様子を見てみましょうということでした。さて、今回、またまたλの値もκの値も微増していました。K医師の結論は、良い徴候ということで、このままの薬を続けましょうということでした。私もその意見に賛成だったので、問題なく、受診は終わりました。次はまた2ヶ月後です。
この日受診中、私はひどく咳がでて、自分の手のひらで口を覆って咳をしていました。診療が終わり、別れ際に、いつも握手をしますが、私は「今日は、握手はなしです。手に細菌がたくさんついているので…」と言って、握手を断りました。K医師は困ったような顔をして笑っていました。しかし、後で同行していた夫に、「握手を断るのはとても失礼なことだから、二度としないでね。汚いと相手が思ったら、その人はいつでも後で手を洗えばいいんだから。握手を断ると、相手をリスペクトしないという意味になるから…」と言われました。私としては、相手に迷惑をかけないためにって思ったのですけど、そうは取られないようです。
ひょんなことで文化ギャップを感じてしまいました。
体調はこういうわけで、

レナリドミド+デキサメタゾン 第24サイクル開始

2012-01-13 16:34:21 | 医療・病気
4週間というのは長いようでかなり早いです。今日から、レナリドミド10mg+デキサメタゾン0.5mg服用の24回目のサイクルが始まりました。週三回服用し、4週目はデキサメタゾンのみの服用となります。4週間で1サイクル。
レナリドミドという薬は薬局には常備しておらず、いつも注文扱いになります。薬が来るまでに、中二日くらい待ちます。カプセルで、10mgで1カプセルなので、飲みやすいです。デキサメタゾンも0.5mg錠があるので1錠で済み、飲みやすくて助かっています。
デキサメタゾンを服用した日には、昼頃に発汗し、体温が上昇するように感じます。これによってぐったりするというようりは、元気が出るという感じです。
12月、1月と風邪をひき、発熱し、1週間くらい苦しい思いをし、その後また1週間ぐらい咳などがあとをひくという経験をしました。11月にデキサメタゾンを減量したのですが、このことが身体の抵抗力と関係しているのかなあと思ったりしています。今度の血液内科受診の際に機会があれば訊いてみようと思います。

レナリドミド+デキサメタゾン 第23サイクル開始

2011-12-16 08:40:33 | 医療・病気
今日から、レナリドミド10mg+デキサメタゾン0.5mgの第23サイクルが始まるのですが、実は前回レナリドミドを1日多く飲んでしまいました。日々が過ぎるのが早いので、チェックせずに飲んでいて、うっかりしていました。
それで、今日はサイクルからいけば開始日ですが、デキサメタゾンだけ飲んで、レナリドミドは1日お休みすることにしました。だから、今サイクルは、一回分レナリドミドが少ないことになります。まあ前回、一回分多く飲んだので、帳尻が合うのではと思います。このことは、医師には報告せず、自分内での処理です。問題ないと思います。
デキサメタゾンの量を2mgから0.5mgに減らしてから、2ヶ月半くらい経ちますが、夜よく眠れるようになりました。夜中の2時、3時まで目がさめて眠れないということがなくなり、うれしいです。
オランダは今日はしとしと雨です。雪になりそうですが、気温は零度より少し上なので、みぞれぐらいでしょう。
オランダに来て、車生活だからか、ほんとうに傘を使わなくなりました。空気が乾燥しているのもあるのでしょうが、少しの雨なら傘をさしません。もう何年も、傘をちゃんと使っていないような気がします。
体調は良好です。


歯科定期受診

2011-12-07 10:29:00 | 医療・病気
今日は3ヶ月ぶりの歯科医院訪問です。といっても、歯科衛生士による歯のクリーニングのほうで、歯科医師によるチェックはありません。
前回書いたと思いますが、この歯科医院、居ぬきで別の歯科医に替わったので、歯科衛生士も新しい人になりました。あまり、担当の人がかわるのは好きではないのですがしかたがありません。
歯並びがよくないので、歯石がたまりやすく、今回もクリーニングに時間がかかりました。ところどころ痛かったけれど、まあ我慢できる範囲だったのでOKでした。ただ、頭を下にして横たわった状態だったので、血が下がり、かなり出血しました。血の味でちょっと気持ち悪く感じました。
仕上がりはかなりきれいになって、満足です。
フッ素のトリートメントも追加でやってもらいました。この処理が保険に含まれているかどうかは、私の保険の契約次第で調べなくてはわかりませんが、もし含まれてなかったら、余分に20ユーロかかるとのことでした。
このクリーニング、だいたい3ヶ月おきなんですが、この歯科衛生士さんが産休に入るとのことで、次回は5月の末の予約となってしまいました。あまり長く間があくのはうれしくないんですが、しかたありませんね。なるべく歯石がつかないように頑張って磨くようにしようと思います。
そうそう、先日書き忘れたのですが、血圧が135/95のように下のほうが高く、気になっていました。このことを血液内科受診の際にK医師に尋ねたら、「僕は個人的には低すぎるよりも少し高めのほうが、あなたの状態にはよいと思う」とのこと。これ以上高いとまた問題ですが、まあ、当分は何もしないで様子を見ることにしました。
体調は良好です。

血液内科定期受診

2011-12-06 10:12:30 | 医療・病気
今日は2ヶ月ぶりの血液内科受診の日でした。
予約時間ぴったりにK医師から名前を呼ばれ、診察室へ。「どうですか?」と聞かれ、「いいです」と答えました。
こちらから「血液検査の結果はどうでしたか?」と尋ねると、「安定しています。というか、そこそこ安定している…、うーん、正直に話さなきゃね」と言って、PCのスクリーンを私のほうに向けて説明してくれました。
今回の血液検査のフリーライトのλの値は、59。前回は41なので、増えています。しかし、同種移植後に再発した2009年の4月には、この値は、1000を超えていました。この後、レナリドミド服用で値が低下しました。今回は前回より増えてはいるが、激増しているわけではありません。また、フリーライトのκの値も前回より増えており、病気の悪化によりλが増える場合にはκは抑えられて低くなるので、λもκも増えているのは全体的に数値が上がっているだけで病気の悪化ではないのではないかとのことでした。
デキサメタゾンを前回より減らしており、その効果でよく眠れるようになったと報告しました。
今回は、特に薬の量の変更などもなく、次回の予約を2ヶ月後にとって、病院をあとにしました。
フリーライトのλの上昇は、K医師の説明もあり、心配していません。もし何かあれば、次回にわかるだろうし、それでOKだと思っています。
とりあえず今年最後の血液内科受診を終え、今年も問題なく過ごせたことをありがたく感じています。
体調は良好です。

レナリドミド+デキサメタゾン 第22サイクル開始

2011-11-18 09:02:41 | 医療・病気
レナリドミドとデキサメタゾン服用の第22サイクルが開始しました。レナリドミド10mgデキサメタゾン0.5mgを週3回服用を3週間繰り返し、次の1週間はデキサメタゾン0.5mgのみ3回服用というサイクルです。
前回からデキサメタゾンが減量(2mgから0.5mg)となって、体調に変化があるかなと思って気にしていたのですが、直後に風邪をひき、これが2週間くらい長引き、治ったかなと思ったところに、インフルエンザの予防注射を受け、そしてまたノドの痛みと咳が出て、風邪がぶり返したかなと思ったのですが、今日は咳もでず、調子いいです。
風邪をひいてぐずぐずと長くいまいちだったのに、デキサメタゾンの減量が関係あるのかどうかはわかりません。
ただ、以前はデキサメタゾン服用日にはたびたび夜中の2時、3時頃まで寝付けなかったのが、デキサメタゾンを減量してから、ふつうに眠れるようになりました。
身体の元気度が少し落ちた感じがするのは、風邪のせいかなあ。よくわかりません。もう少し様子を見たいと思います。
また週に何回か定期的に血圧を測っているのですが、何週間か前は低血圧気味だったのに、昨日測ったら血圧が高血圧気味になっていました。血圧の薬は現在はまったく飲んでいません。どうしてかなあ。これも様子見ですね。
それから、体重がやっと元の体重に戻ったかと思ったら、その体重を超えてどんどん増えだしたので、現在、少し危機感をもって、ダイエット中です。といっても、チョコレートの量を控えめにしたり、間食の量を減らしたり、食事は食べ過ぎないということを強く肝に銘じたりというくらいで、特別なダイエットはしていません。贅肉がたまっているのが感じられるので、Wiiを使って少し身体も動かさなきゃとも思っています。本当はウォーキングとかがよいのでしょうが、外は寒くて出る気がしません。
体調は良好です。

インフルエンザ予防接種

2011-11-11 10:26:18 | 医療・病気
インフルエンザ予防接種(Griepprik)を受けてきました。
オランダでは、60歳以上の人と特定の病気の人に予防接種の案内が来ます。予防接種を受けたい人は、その案内状を持って、指定の日に近くのホームドクターの診療所へ出かけ、接種してもらいます。無料です。
私は病気の薬の関係で、接種を受けてもあまり効果はないそうですが、「やらないよりはまし」くらいの効果はあるそうなので、毎年受けることにしています。
診療所の受付に行くと、「予防接種を受ける人は青の矢印を辿ってください」という張り紙があり、その通りに進むと、ある部屋に看護師さんが一人いて、案内状と引き換えに注射をしてくれました。待ち時間なしで、ものの1分で終了です。問診もありませんでした。
写真は全く関係ないですが、11月のある日の朝焼けです。実際にはもっと赤色とピンク色が濃くて、素晴らしい光景でした。
体調は良好。風邪は完治したようです。


レナリドミド+デキサメタゾン 第21サイクル開始(デキサ減量)

2011-10-21 09:33:04 | 医療・病気
レナリドミドとデキサメタゾン服用の第21サイクルが始まりました。
先日の血液内科医との話から、デキサメタゾンが減量となっています。段階的に2mgから、1mg2週間を経て、現在0.5mgです。つまり、レナリドミド10mgとデキサメタゾン0.5mgを週3回服用を3週間、次の1週間はデキサメタゾンのみを週3回服用するというサイクルになりました。
オランダではかなり寒さが増しており、夜は冷え込み、霜が下りるくらいです。この気温変化のせいか、風邪をひいてしまいました。最初は、喉の痛みから始まり、熱が38.0度くらいまであがりました。この状態が丸一日続いた後、熱は下がり、現在は咳きと鼻水です。このまま、徐々に収束に向かってくれるものと思います。
久しぶりの風邪引きで、またデキサメタゾンの減量過程中なので、ちょっと心配しましたが、大事にはいたらなくすみそうで、よかったです。
体調は風邪でいまひとつ。体調が悪いと、ベッドの上で、日本語の本を読むのが楽しみとなります。

血液内科定期受診

2011-10-04 11:14:27 | 医療・病気
今日は、血液内科の定期受診の日でした。前回は、3ヶ月前でした。
約3週間前に血液検査のための血液採取をしてあります。フリーライトチェーンの検査に時間がかかるので、余裕をもって3週間前に行なうようにしています。
いつもは予約の時間通りに名前を呼ばれるのですが、今日はK医師の診察室はドアが開けっぱなしで無人。結局、時間より10分くらい待ったところで、あわてた様子でK医師が現れ、「ごめんなさい、遅くなって」と言われて、一緒に部屋に入り、コンピュータを立ち上げて、私のデータを引き出します。
「どうですか?」とK医師。「良好です」と私。そして、データを見て、フリーライトのラムダの値をクリックしてグラフを見せてくれ、「いいですね」と一言。グラフは、ほとんど平行線で、ちょっと下がり気味。ラムダの値は、41.6でした。前回より少し少ないです。ということは、悪化しておらず、問題なしということ。
「良い結果ですね。この結果には、ぼくは…」と言いかけるK医師。
さえぎって私が「満足?」と問いかけると、「いや、満足というより、それ以上。Impressiveだね」。
K医師とはもう3年以上の付き合いなので、緊張することもなく、話せます。
今回は、7月の血液検査で気になっていた肝臓関係の値について尋ねました。
「7月の検査で、肝臓関連の血液検査の結果が正常値じゃなかったんですけど…」と言うと、データのALPの値のところをクリックし、グラフを出し、「正常値の上と下を行ったり来たりしてますね。でも、どんどん悪くなっているわけじゃないから、大丈夫。いろいろ薬を使っているから、しようがないところもあるし。折を見て、もっと詳しい検査をしてもいいけど」とのこと。グラフは、2009年からのもので、確かに正常値の線から下へ行ったり、上へ行ったりジグザグしていました。K医師が大丈夫と言うのなら、気にしないことにします。
それから、「レナリドミドとデキサメタゾンを服用する日の夜、足の裏にしびれを感じるんですが…」と言うと、「その痺れは、翌日には消えますか?」と聞かれ、「はい、消えます」と答えました。K医師いわく、「消えるならいいけど、長く続くようだと、レナリドミドの量を減らす必要があるので、言ってください」とのことでした。
あと、「最近、どんどん太ってきているんです。食欲があって、よく食べるし、ほとんど運動しないので、太るのは当たり前ですけど…」と私。「デキサメタゾンの副作用で太るっていうのはありますしね」とK医師。
でも、そのまま、次の診察日の話へ。それで、私は思い切って、
「デキサメタゾンをこのまま飲み続けなくてはいけませんか?」と尋ねると、
「えっ、減らしたい? うーん、そうですね、減らすのも悪いアイデアじゃないなー。今、フリーライトの値はプラトーだし、維持療法だと考えて、デキサメタゾンを減らして様子を見てみるというのもいいかもね。じゃあ、とりあえず半分にして、2週間たって良かったら、またその半分にして…」とK医師。
「良かったらって、どういうことですか?」と私。
「気分が悪くなったり、変なことが起こらなかったらということです」とK医師。
というわけで、デキサメタゾン2mgを週3回服用でしたが、これを1mgに減らし、2週間後には0.5mgにすることになりました。今は、4mgの錠剤を半分に割って飲んでいます。これを更に半分に割るのは面倒なので、「新しい処方箋をください」と言って、処方箋を書いてもらいました。
「次の診察は3ヵ月後ですか?」と尋ねると、「薬を減らしたから、様子を見たいので、2ヵ月後で」とのこと。
12月の初めに、次の診察日の予約をとりました。
今まで良好で来ていただけに、薬の分量を変えるのはちょっと不安もありますが、あまり太りすぎるのは嫌だし、デキサメタゾンを飲んだ日は夜あまりよく眠れないので、これらが改善するのではないかという期待があります。
ちょっとした実験ですね。