定番。
グリーンマックス製京成3700形3728F新後期仕様(1次車:3728F-2)は非動力中間車の第二次整備が完了した。
未入場で残る3728,3726,3721から3726の整備を進める。
3726はコアレスモーター搭載動力ユニット搭載車で旧製品動力車に比べ加工工程が大幅に少なくなった。
京成3700形3726 1次車 後期仕様(3728F-2:動力車)。
3818F中期仕様(5次車:旧製品)導入計画では動力ユニット更新が整備項目に含まれていた。
3700形動力車の動力ユニット更新では床下機器部品の最低地上高調整を回避できる。
唯一枕木方向の取付位置を3700形T車(非動力車)の外観へ近付ける作業が手間を要すると言えた。
確保したジャンク車両からFS-547(047)非動力台車を捻出し動力台車枠への転用を行う予定だった。
回着編成が1次車(リニューアル再生産品)に切り替わりこれらの作業は省略される。
入工中の3726。
リニューアル再生産品の中間車は側面窓セルが中央側扉を境に2枚に分かれる分割形へ変更された。
3768F後期リニューアル工事施工編成前期仕様(3次車:3768F)はUVカットガラス化が絡んだせいか再び一体成形に戻った。
今後どちらの仕様で統一されるか判らない。
コアレスモーター搭載動力ユニット搭載車では側面窓セルを固定し着脱性を向上させてきた。
この施工に限ればリニューアル再生産品の分割成形側面窓セルが有利に働いている。
リニューアル再生産品独自の分割形側面窓セル。
側面窓セル固定化は3150形モハ3172現行色前期仕様(3172F-2)の動力ユニット更新から採り入れた。
分解が行い易くなるため現在は当初からのコアレスモーター搭載動力ユニット搭載車にも波及している。
側面窓セルの固定は嵌合爪裏側へゴム系接着剤を塗布する安直なものである。
一体成形側面窓セルは中央側扉付近へ爪楊枝を差し込み車体との空間を設け施工していた。
3726は分割成形側面窓セルであり各嵌合爪毎にゴム系接着剤の塗布が行えた。
回着編成の変更は意外な箇所で作業時間短縮に結び付いた。
原形のFS-547(047)動力台車(成田寄)。
車体関連の項目は側面窓セルの固定のみである。
手早く工程を住ませコアレスモーター搭載動力ユニットの小加工に着手した。
動力台車のTNカプラーSP対応化は動力ユニット更新車と全く変わらない。
ロアカバーを撤去しカプラーポケット部は切除する。
嵌合爪の欠損に注意しTNカプラーSPマウントとの競合を防ぐよう整形した。
TNカプラーSP対応化を図ったロアカバー(上野寄)。
コアレスモーター搭載動力ユニットでリリースされた製品は動力台車の成形色が台車枠色に準じている。
3726は後期仕様がプロトタイプで動力台車は灰色成形品とされた。
一見気の利いた仕様に思えるが非動力台車との外観差を生む要因になっている。
FS-547(047)は型抜部が多く立体感を欠いているように思えた。
一般流通品のコアレスモーター搭載動力ユニットは動力台車が黒色成形で統一されている。
動力ユニット更新車を参考に動力台車枠取付台座をマッキーで塗り潰し非動力台車との差異を軽減してきた。
流れに従い3726もこの細工を施す。
↓
整備を終えたFS-547(047)動力台車(成田寄)。
動力台車枠取付台座の黒色化に並行し集電板外側も塗り潰した。
集電板は灰色成形FS-547(047)動力台車枠の構造から真鍮色が目立ち易く思える。
3150形動力ユニット更新車では輪心黒色化の効果を引き立てるために集電板まで黒色化した。
3726の集電板塗り潰しは3150形動力ユニット更新車への施工名目とは若干意味合いが異なる。
なお集電板の黒色化はモハ3168現行色後期仕様(3170F-3)を踏襲し全面的に施工した。
当該部を細工したFS-547(047)動力台車は原形より側梁の立体感が向上したと思う。
TNカプラーSP化された3726用動力ユニット。
床下機器部品の取付位置が異なる更新車用動力ユニット(3726用:3728F-1)。
FS-547(047)動力台車のTNカプラーSP対応化を終えれば動力ユニットの加工は完了も同然である。
床下機器部品は3723(3728F-2)と揃っており変更は要らない。
ここが動力ユニット更新車との大きな差である。
TR-180床板装着車の床下機器位置を基準とする動力ユニット更新車は床下機器部品全体が台枠外側に張り出す。
スペーサー追設こそ不要の3700形動力ユニット更新車だが床下機器部品の固着待ちを要した。
実質FS-547(047)動力台車への小細工だけと言えリニューアル再生産品での回着が幸いしている。
3726新後期仕様(FS-547(047)動力台車見附変更)。
3723新後期仕様(3728F-2:1次車 TR-180A床板装着車)
3726後期仕様(3728F-1:1次車 動力ユニット更新車)。
第二次整備が完了し3726が竣工した。
3723(3728F-2)との床下機器位置比較調整が不要だったため作業進捗率は高かった。
動力ユニット更新車の3726後期仕様(1次車:3728F-1)とは余り外観差が無く思える。
しかし3726(3728F-2)は床下機器部品を車体側板寄へ移設した。
よって実際の雰囲気は異なる仕上がりになっている。
↓
3726+3725 (3728F-2:動力車+TR-180A床板装着車,TNカプラーSP化)。
3726+3725 (3728F-1:動力ユニット更新車+TR-180床板装着車)。
リニューアル再生産品の美点にはTR-180A床板装着車との車体高差が生じない事も挙げられる。
動力ユニット更新車では全高上昇が避けられない。
走行性能向上と引き換えに編成見附が崩れる弱点を有していた。
これが3728F-1を3728F-2で置き換える1つの要因にもなっている。
3726の第二次整備完了で3727以下6両が竣工した。
ここまでは至って順調に進行していると思う。
3728F-2のプロトタイプは絞込を終えた。
前面に手を加える3728,3721も流れに乗りたいところである。
グリーンマックス製京成3700形3728F新後期仕様(1次車:3728F-2)は非動力中間車の第二次整備が完了した。
未入場で残る3728,3726,3721から3726の整備を進める。
3726はコアレスモーター搭載動力ユニット搭載車で旧製品動力車に比べ加工工程が大幅に少なくなった。
京成3700形3726 1次車 後期仕様(3728F-2:動力車)。
3818F中期仕様(5次車:旧製品)導入計画では動力ユニット更新が整備項目に含まれていた。
3700形動力車の動力ユニット更新では床下機器部品の最低地上高調整を回避できる。
唯一枕木方向の取付位置を3700形T車(非動力車)の外観へ近付ける作業が手間を要すると言えた。
確保したジャンク車両からFS-547(047)非動力台車を捻出し動力台車枠への転用を行う予定だった。
回着編成が1次車(リニューアル再生産品)に切り替わりこれらの作業は省略される。
入工中の3726。
リニューアル再生産品の中間車は側面窓セルが中央側扉を境に2枚に分かれる分割形へ変更された。
3768F後期リニューアル工事施工編成前期仕様(3次車:3768F)はUVカットガラス化が絡んだせいか再び一体成形に戻った。
今後どちらの仕様で統一されるか判らない。
コアレスモーター搭載動力ユニット搭載車では側面窓セルを固定し着脱性を向上させてきた。
この施工に限ればリニューアル再生産品の分割成形側面窓セルが有利に働いている。
リニューアル再生産品独自の分割形側面窓セル。
側面窓セル固定化は3150形モハ3172現行色前期仕様(3172F-2)の動力ユニット更新から採り入れた。
分解が行い易くなるため現在は当初からのコアレスモーター搭載動力ユニット搭載車にも波及している。
側面窓セルの固定は嵌合爪裏側へゴム系接着剤を塗布する安直なものである。
一体成形側面窓セルは中央側扉付近へ爪楊枝を差し込み車体との空間を設け施工していた。
3726は分割成形側面窓セルであり各嵌合爪毎にゴム系接着剤の塗布が行えた。
回着編成の変更は意外な箇所で作業時間短縮に結び付いた。
原形のFS-547(047)動力台車(成田寄)。
車体関連の項目は側面窓セルの固定のみである。
手早く工程を住ませコアレスモーター搭載動力ユニットの小加工に着手した。
動力台車のTNカプラーSP対応化は動力ユニット更新車と全く変わらない。
ロアカバーを撤去しカプラーポケット部は切除する。
嵌合爪の欠損に注意しTNカプラーSPマウントとの競合を防ぐよう整形した。
TNカプラーSP対応化を図ったロアカバー(上野寄)。
コアレスモーター搭載動力ユニットでリリースされた製品は動力台車の成形色が台車枠色に準じている。
3726は後期仕様がプロトタイプで動力台車は灰色成形品とされた。
一見気の利いた仕様に思えるが非動力台車との外観差を生む要因になっている。
FS-547(047)は型抜部が多く立体感を欠いているように思えた。
一般流通品のコアレスモーター搭載動力ユニットは動力台車が黒色成形で統一されている。
動力ユニット更新車を参考に動力台車枠取付台座をマッキーで塗り潰し非動力台車との差異を軽減してきた。
流れに従い3726もこの細工を施す。
↓
整備を終えたFS-547(047)動力台車(成田寄)。
動力台車枠取付台座の黒色化に並行し集電板外側も塗り潰した。
集電板は灰色成形FS-547(047)動力台車枠の構造から真鍮色が目立ち易く思える。
3150形動力ユニット更新車では輪心黒色化の効果を引き立てるために集電板まで黒色化した。
3726の集電板塗り潰しは3150形動力ユニット更新車への施工名目とは若干意味合いが異なる。
なお集電板の黒色化はモハ3168現行色後期仕様(3170F-3)を踏襲し全面的に施工した。
当該部を細工したFS-547(047)動力台車は原形より側梁の立体感が向上したと思う。
TNカプラーSP化された3726用動力ユニット。
床下機器部品の取付位置が異なる更新車用動力ユニット(3726用:3728F-1)。
FS-547(047)動力台車のTNカプラーSP対応化を終えれば動力ユニットの加工は完了も同然である。
床下機器部品は3723(3728F-2)と揃っており変更は要らない。
ここが動力ユニット更新車との大きな差である。
TR-180床板装着車の床下機器位置を基準とする動力ユニット更新車は床下機器部品全体が台枠外側に張り出す。
スペーサー追設こそ不要の3700形動力ユニット更新車だが床下機器部品の固着待ちを要した。
実質FS-547(047)動力台車への小細工だけと言えリニューアル再生産品での回着が幸いしている。
3726新後期仕様(FS-547(047)動力台車見附変更)。
3723新後期仕様(3728F-2:1次車 TR-180A床板装着車)
3726後期仕様(3728F-1:1次車 動力ユニット更新車)。
第二次整備が完了し3726が竣工した。
3723(3728F-2)との床下機器位置比較調整が不要だったため作業進捗率は高かった。
動力ユニット更新車の3726後期仕様(1次車:3728F-1)とは余り外観差が無く思える。
しかし3726(3728F-2)は床下機器部品を車体側板寄へ移設した。
よって実際の雰囲気は異なる仕上がりになっている。
↓
3726+3725 (3728F-2:動力車+TR-180A床板装着車,TNカプラーSP化)。
3726+3725 (3728F-1:動力ユニット更新車+TR-180床板装着車)。
リニューアル再生産品の美点にはTR-180A床板装着車との車体高差が生じない事も挙げられる。
動力ユニット更新車では全高上昇が避けられない。
走行性能向上と引き換えに編成見附が崩れる弱点を有していた。
これが3728F-1を3728F-2で置き換える1つの要因にもなっている。
3726の第二次整備完了で3727以下6両が竣工した。
ここまでは至って順調に進行していると思う。
3728F-2のプロトタイプは絞込を終えた。
前面に手を加える3728,3721も流れに乗りたいところである。