試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3700形3728F 1次車 後期仕様 フルカラーLED表示器編成 回着 (誘導無線アンテナ取付) ※再生産品

2018-04-27 21:02:12 | 京成線:3700形
計画変更。

中古製品にてグリーンマックス製京成3700形3728F後期仕様(1次車:3728F-2)を導入した。
既に3700形には3728F後期仕様(3728F→3728F-1)が在籍している。
回着した3728F-2はリニューアル再生産品で旧製品の3728F-1とは性能が大幅に異なる。


京成3700形3728F 1次車 後期仕様 フルカラーLED表示器編成。
3728F:3728-3727-3726-3725-3724-3723-3722-3721
※リニューアル再生産品。

リニューアル再生産品の3728Fは旧製品からプロトタイプが変更されなかった。
旧製品のリリース当時はフルカラーLED表示器の現行仕様だと考えていた。
改めて見直すと種別表示器の[特急]は白文字の周囲に黒ドットが無い旧ROM版である。
従って当初から後期仕様だった事になる。
旧ROMフルカラーLED種別表示器編成は富士川車輌工業製ステッカーで二度登場させたが何れも消滅した。
製品原形を保ったままでの出場を考えていたが上記の経緯もありこの計画は早々に撤回している。


入工中の3728(3728F-2)。

当初は3818F中期仕様(旧製品)の投入を検討していた。
所有する3818F中期仕様(5次車:3818F)は幕式表示器編成かつサックスブルー成形FS-547(047)台車を履く。
台車色変更が特異点で製品には存在しない。
3818Fは灰色成形FS-547(047)とし3758F中期仕様(3次車:3758F)に次ぐ3色LED表示器編成にするつもりだった。
しかし3818Fの導入機会を逃し頓挫した。
3816の更新用にコアレスモーター搭載動力ユニット(5713)まで用意し準備を進めていた。
使用機会を失ったコアレスモーター搭載動力ユニットは3150形モハ3192現行色前期仕様(3194F-1)へ転用されている。


誘導無線アンテナを取り付けた3728。

5次車の投入予定が流れ1次車に入れ替わった。
プロトタイプは3708F現行仕様(1次車:3708F-2),3728F-1が在籍するため3色LED表示器の中期仕様でも構わなかった。
しかしせっかくのリニューアル再生産品であり3728F-1を3728F-2で置き換える事にした。
急遽の増備で行先表示類は決定していない。
3728F-1の[A17 特急 上野]を承継するか新設定にするかは整備を進めながら考えたい。
なお3728F-1は3728F-2の出場を以て一旦離脱させプロトタイプも再考する。


3728 [A17 特急 上野]:誘導無線アンテナ取付施工。

第一次整備は3728,3721への誘導無線アンテナ取付のみとした。
製品付属の誘導無線アンテナは使用せず成形色の異なる3150形LOTを用いた。
在籍する3700形の誘導無線アンテナは3150形LOTが多数を占める。
予備品が増えれば全編成を統一する予定で3728F-1はこれに倣ったものである。
誘導無線アンテナは湯口痕を残さずに切り出せた。
屋根板は取り外さず直接挿入している。
嵌合精度は高く溶着する必要は無いだろう。


3728後期仕様(3728F-2:誘導無線アンテナ取付施工)。

グリーンマックス製品はTNカプラーSP化を原則にしている。
3400形,3700形ではMc2車の前面車体断面黒色化も進行中である。
地味に加工項目が多く第一次整備は大幅に簡略化した。
誘導無線アンテナの取付だけで3728,3721の同時入場も図れた。
しかし3150形LOT誘導無線アンテナの予備品は数に限りがある。
欲張らずに単独入場とし確実性を優先している。


入工中の3721(3728F-2)。

作業は順調に進められた。
3721の誘導無線アンテナ切り出しにも成功し修正は行っていない。
久し振りの新規投入編成で多少不安を抱えた作業だった。
誘導無線アンテナの取付工程は3708F登場時仕様(3708F-1)まで遡る。
この間TOMYTEC製200形206F更新車晩年仕様(206F)の出場があったがメーカーが異なった。
3708F-2は3150形3174F現行色前期仕様+3186F新赤電色2両口(3174F-2)の出場から間が開いていない。
今回3728,3721の連続成功で何か要領を得られたかもしれない。


屋根上見附が締まった3721。

3721の誘導無線アンテナ嵌合精度は3728と同様だった。
製品付属品を使用しておらず仕様かどうかは判らない。
モハ3174(3174F-2)では取付孔径が小さく拡大を図ったところ失敗に繋がった。
3150形LOT誘導無線アンテナは3700形に合っている模様である。
しかも濃灰色成形品より剛性が高く感じる。
余程の付加を与えない限り折損はしないだろう。


3721 [A17 特急 上野]:誘導無線アンテナ取付施工。

3728,3721への誘導無線アンテナ取付を終え早くも第一次整備が完了した。
スカート付SPフレームTNダミーカプラー化や前途の前面車体断面黒色化は第二次整備に廻る。
それまでに行先表示類の絞込みを図らなければならない。
3700形Mc2車は工程数が多く入場は終盤となる予定である。


3721後期仕様(3728F-2:誘導無線アンテナ取付施工)。

3700形は3708F-2の出場まで編成番号重複を避けてきた。
3708F-1と3708F-2はプロトタイプに大きな開きがあり初の2編成体制となった。
一方3728Fは[K'SEI]CIマークが印刷済で差別化に限りがある。
しかも1次車のため改番は3718Fしか選択肢が無かった。
失敗を経て出場した3758F(←3798F:4次車旧製品)の苦い経験も過り2編成目の3728Fとする。




3728F-2 (第一次整備完了)。

3728F-2は3728F-1を引き継ぐ後期仕様となる。
従ってパンタグラフは下枠交差式のPT-4804を流用する。
グリーンマックス製PT-4804形パンタグラフは避雷器の取り付けが非常に厄介で手を焼いてきた。
3708F-2の現行仕様化で発生品に廻った避雷器付PT-4804形パンタグラフは折畳姿勢の芳しくない個体が存在している。
よって3700形M1車系全てで避雷器取付を行う方向に定めた。


3728+3727 (3728F-2:Mc2車+非動力M1車)。

また3726(動力ユニット搭載車)も細々とした工程を含む。
TNカプラーSP化は手慣れた作業である。
しかしFS-047(547)動力台車の見附変更が伴うためある程度の作業時間確保を要求される。
工程数の少ない3700形M2車,3700形T車(非動力車)を第二次整備の第一陣とするべきか悩む。


3726+3725 (3728F-2:動力ユニット搭載車+非動力M1'車)。

限られた時間の下で一気に作業を進めるのは難しい。
旧製品とは言え3728F-1は動力ユニット更新を終えている。
TR-180床板装着車を除き走行性能は向上しており実用上の問題は殆ど感じられない。
幸い3728F-2は更新編成扱いであり先を急ぐ必要は無いと言える。
時間都合で入場順を決定する柔軟な方策が無難だろう。
それまでは3728F-1を最大限に活用したい。
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