変形。
グリーンマックス製京成3700形3728F新後期仕様(1次車:3728F-2)の第二次整備は3700形Mc2車を残す地点まで来た。
従来から3700形Mc2車は整備項目が多かった。
更に前面車体断面黒色化が加わり作業時間を要するため3728の単独入場となっている。
京成3700形3728 1次車 後期仕様(3728F-2)。
工程は車輪交換とTNカプラーSP化が3728F-2での共通項目である。
3700形Mc2車に於ける独自施工は運行番号・行先表示ステッカー貼附と連動するライトユニット撤去がある。
またTNカプラーSP予備品確保のため運転台側スカート付SPフレームTNダミーカプラー製作も必要だった。
作業は捻出車捜索を要する車輪交換から開始した。
入工中の3728。
3724,3723(3728F-2)の輪心成形差異解消時に3768F現行仕様(3次車:3768F)の輪心成形統一が達成された。
輪心形状の違いに気付いた時期が遅く明確に従来形状輪心車輪装着を把握していた車両は3763,3762(3768F)の2両だけだった。
現在3768F以外のTR-180A床板装着編成は3708F登場時仕様(1次車:3708F-1)と3798F現行仕様(4次車:3798F)が在籍する。
この2編成から3798Fを車輪捻出編成に決定した。
各車を確認し3798も追って入場させている。
車輪交換を終えた3798と3728用FS-547非動力台車 (3798F,3728F-2)。
3798Fの車輪は大凡5:5の割合で新旧輪心が組み合わされていた。
山側に従来形状輪心車輪を配置してきた3728F-2だが3798Fとの組み換えで2編成の全輪統一が視界に入った。
そのため3728:新形状輪心車輪,3798:従来形状輪心車輪で揃えた。
取り敢えず3728F-2の輪心形状統一実現は確実である。
3721(3728F-2)も新形状輪心で揃え竣工させる。
その後3727以下6両の再入場機会を設ける算段とした。
ライトユニット撤去中の3728。
TR-180A床板のTNカプラーSP化を先行しスカート付SPフレームTNダミーカプラー製作は終盤に廻す。
早速ライトユニットの撤去に取り掛かった。
在籍する3700形は運行番号,行先表示変更を繰り返した編成が多い。
その度にライトユニットを取り外してきた。
数多く裁いた作業ながら車体内側とライトユニットの間に爪楊枝を挿す撤去方式は決して容易ではない。
メーカーのブログでも自己責任との記載があり要注意項目と言える。
慎重かつ大胆に爪楊枝を挿しライトレンズを押し込む。
撤去に時間を要した3768Fとは打って変わり3728のライトユニットはあっさり脱落してくれた。
この作業さえ乗り越えられれば後は粛々と各種整備を進めるだけで良いと思えた。
黒色化された前面車体断面。
前面車体断面黒色化を施すため前面窓セルは撤去する。
構造都合で先に行先表示器部品を取り外さなければならない。
行先表示器部品は側面窓セルで支持されておりほぼ完全分解に近い状態となった。
この際運転台側側面窓セル上部を斜めに切断し今後屋根上からの行先表示器部品撤去を可能にしている。
マッキーによる前面車体断面黒色化は黒色塗装部の剥離隠蔽対策が切っ掛けだった。
銀色塗装の運行番号表示器窓下部の横桟は嫌でも前面から目に入る箇所である。
3728F後期仕様(1次車:3728F-1)で前面車体断面を塗り潰したところ黒色塗装部へ埋没するようになった。
グリーンマックス製3400形を含め3728F-2以後に入場した編成から順次展開を図っている。
なお新規投入編成への施工は3728F-2が初となった。
[51K 成田]:富士川車輌工業製ステッカー。
※運行番号表示ステッカー誤貼附。
3728F-2の行先表示類は[A17 特急 上野]が印刷再現されている。
編成更新対象となる3728F-1から[A17 特急 成田空港]を引き継いでも不都合は無かった。
ただ3728F-1の新規プロトタイプが他編成の行先表示類変更に連動する可能性が高まり刷新に至った。
運行番号,行先表示ステッカーは3400形,3700形全編成で採用している富士川車輌工業製である。
何れも断面をマッキーで塗り潰し行先表示器部品との一体感を保持させている。
残る車体関連の整備項目は種別表示ステッカーの貼附だけでこれは最終工程となる。
取り外した部品を復旧しスカート付SPフレームTNダミーカプラーの製作へ移行した。
消滅する灰色成形TNカプラーSP擬3。
SPフレームTNダミーカプラーにはTNカプラーSP擬3を充当する。
このTNカプラーSP擬3は3706現行仕様(1次車:3708F-2)の動力ユニット更新で用途不要になった。
TNカプラーSP擬3は復心スプリング後端の固定をTNカプラーSPカバーに頼る構造とした。
支持点が上側に引き上げられた代償で連結器部品は下方向へ向きやすくなっている。
連結性能に不都合は無かったものの運転台側への装着には到底相応しくない。
2個モーター搭載動力ユニット搭載車も更新が進み減少傾向にある。
再用機会の無い灰色成形TNカプラーSP擬3は加工に最適と言えた。
復心スプリングを撤去し連結器部品をマウントに固定するSPフレームTNダミーカプラーへと改めている。
整形済のスカートとSPフレームTNダミーカプラー。
TNカプラーSP擬3は2個モーター搭載動力ユニット用台車との干渉を防ぐためフレームへ大幅に手を加えた。
SPフレームTNダミーカプラーへの転用に当たりスカート取付部の切除を行っている。
既にTNカプラーSP擬3時代からマウントの剛性が低下していた。
再びマウントの一部を切り欠いたため更に剛性は弱まった。
そのため仕上がりには若干の不安を抱える。
一方スカートは嵌合ボスの切除後に元台座部を切り落とした。
二転三転を繰り返したスカートの整形は現状で落ち着くと思う。
位置調整に難航したスカート固定。
スカートの固定はSPフレームTNダミーカプラーのジャンパ連結器部へゴム系接着剤を盛る従来の方式で十分だと思っていた。
しかしスカートは左右均等にならない。
必ず海側が張り出しどうやっても修正出来なかった。
恐らく剛性の下がったSPフレームTNダミーカプラーが歪みジャンパ連結器を左右で異なる位置にしたと思われる。
竣工を優先させるためゴム系接着剤の塗布をジャンパ連結器部からスカート裏側へ変更した。
車体のアンチクライマーを目安に平行を出す。
その後マスキングテープで仮補強し固着を待った。
↓
3728 [51K 快速 成田]:行先表示類変更,スカート付SPフレームTNダミーカプラー装着。
最後に種別表示ステッカーを貼附した。
3728ではスカート固定前に行うべきだったと思う。
TNカプラーSP捻出名目で入場した3700形Mc2車は種別表示ステッカー貼附が最終工程だった。
これを踏襲した作業順だったがまだ不安定なスカートに触れない様注意を払った。
今後はTR-180A床板装着直後の工程に変更する。
3721(3728F-2)用のSPフレームTNダミーカプラーは何らかの補強策を施す予定である。
3728 点灯試験[51K 快速 成田]:前照灯(車輪交換)。
3728 点灯試験[51K 快速 成田]:尾灯(車輪交換)。
輪心成形統一で車輪交換を行ったが点灯状態に影響は出なかった。
ライト基板は製品原形で電球色LEDではない。
3728F-2はリニューアル工事未施工編成であり数に勝る黄色LEDライト基板でも構わないと思える。
電球色LEDライト基板への変更がなされた3768F後期仕様リニューアル工事施工編成から3700形のリリースは止まっている。
在籍編成では登場時仕様を現行仕様へ改装した3708F-2がリニューアル工事施工編成と黄色LED基板の組合せを持つ。
仮にリニューアル工事未施工編成が電球色LED基板でリリースされた場合には3708F-2と振替えたい。
↓
3728新後期仕様(車輪成形差異解消)。
スカートの固着を確認し3728が竣工した。
まさかスカート付SPフレームTNダミーカプラー関連の工程で躓くとは思ってもいなかった。
初めて再用志向が裏目に出た。
SPフレームTNダミーカプラーの剛性低下が感じ取れていただけに惜しまれる。
3721も3706出自のTNカプラーSP擬3をSPフレームTNダミーカプラーへ再加工する。
補強策はフレームとカバーの接着が有効だと思う。
上手く収まれば3728F-2の出場前に3728も補強を施したい。
グリーンマックス製京成3700形3728F新後期仕様(1次車:3728F-2)の第二次整備は3700形Mc2車を残す地点まで来た。
従来から3700形Mc2車は整備項目が多かった。
更に前面車体断面黒色化が加わり作業時間を要するため3728の単独入場となっている。
京成3700形3728 1次車 後期仕様(3728F-2)。
工程は車輪交換とTNカプラーSP化が3728F-2での共通項目である。
3700形Mc2車に於ける独自施工は運行番号・行先表示ステッカー貼附と連動するライトユニット撤去がある。
またTNカプラーSP予備品確保のため運転台側スカート付SPフレームTNダミーカプラー製作も必要だった。
作業は捻出車捜索を要する車輪交換から開始した。
入工中の3728。
3724,3723(3728F-2)の輪心成形差異解消時に3768F現行仕様(3次車:3768F)の輪心成形統一が達成された。
輪心形状の違いに気付いた時期が遅く明確に従来形状輪心車輪装着を把握していた車両は3763,3762(3768F)の2両だけだった。
現在3768F以外のTR-180A床板装着編成は3708F登場時仕様(1次車:3708F-1)と3798F現行仕様(4次車:3798F)が在籍する。
この2編成から3798Fを車輪捻出編成に決定した。
各車を確認し3798も追って入場させている。
車輪交換を終えた3798と3728用FS-547非動力台車 (3798F,3728F-2)。
3798Fの車輪は大凡5:5の割合で新旧輪心が組み合わされていた。
山側に従来形状輪心車輪を配置してきた3728F-2だが3798Fとの組み換えで2編成の全輪統一が視界に入った。
そのため3728:新形状輪心車輪,3798:従来形状輪心車輪で揃えた。
取り敢えず3728F-2の輪心形状統一実現は確実である。
3721(3728F-2)も新形状輪心で揃え竣工させる。
その後3727以下6両の再入場機会を設ける算段とした。
ライトユニット撤去中の3728。
TR-180A床板のTNカプラーSP化を先行しスカート付SPフレームTNダミーカプラー製作は終盤に廻す。
早速ライトユニットの撤去に取り掛かった。
在籍する3700形は運行番号,行先表示変更を繰り返した編成が多い。
その度にライトユニットを取り外してきた。
数多く裁いた作業ながら車体内側とライトユニットの間に爪楊枝を挿す撤去方式は決して容易ではない。
メーカーのブログでも自己責任との記載があり要注意項目と言える。
慎重かつ大胆に爪楊枝を挿しライトレンズを押し込む。
撤去に時間を要した3768Fとは打って変わり3728のライトユニットはあっさり脱落してくれた。
この作業さえ乗り越えられれば後は粛々と各種整備を進めるだけで良いと思えた。
黒色化された前面車体断面。
前面車体断面黒色化を施すため前面窓セルは撤去する。
構造都合で先に行先表示器部品を取り外さなければならない。
行先表示器部品は側面窓セルで支持されておりほぼ完全分解に近い状態となった。
この際運転台側側面窓セル上部を斜めに切断し今後屋根上からの行先表示器部品撤去を可能にしている。
マッキーによる前面車体断面黒色化は黒色塗装部の剥離隠蔽対策が切っ掛けだった。
銀色塗装の運行番号表示器窓下部の横桟は嫌でも前面から目に入る箇所である。
3728F後期仕様(1次車:3728F-1)で前面車体断面を塗り潰したところ黒色塗装部へ埋没するようになった。
グリーンマックス製3400形を含め3728F-2以後に入場した編成から順次展開を図っている。
なお新規投入編成への施工は3728F-2が初となった。
[51K 成田]:富士川車輌工業製ステッカー。
※運行番号表示ステッカー誤貼附。
3728F-2の行先表示類は[A17 特急 上野]が印刷再現されている。
編成更新対象となる3728F-1から[A17 特急 成田空港]を引き継いでも不都合は無かった。
ただ3728F-1の新規プロトタイプが他編成の行先表示類変更に連動する可能性が高まり刷新に至った。
運行番号,行先表示ステッカーは3400形,3700形全編成で採用している富士川車輌工業製である。
何れも断面をマッキーで塗り潰し行先表示器部品との一体感を保持させている。
残る車体関連の整備項目は種別表示ステッカーの貼附だけでこれは最終工程となる。
取り外した部品を復旧しスカート付SPフレームTNダミーカプラーの製作へ移行した。
消滅する灰色成形TNカプラーSP擬3。
SPフレームTNダミーカプラーにはTNカプラーSP擬3を充当する。
このTNカプラーSP擬3は3706現行仕様(1次車:3708F-2)の動力ユニット更新で用途不要になった。
TNカプラーSP擬3は復心スプリング後端の固定をTNカプラーSPカバーに頼る構造とした。
支持点が上側に引き上げられた代償で連結器部品は下方向へ向きやすくなっている。
連結性能に不都合は無かったものの運転台側への装着には到底相応しくない。
2個モーター搭載動力ユニット搭載車も更新が進み減少傾向にある。
再用機会の無い灰色成形TNカプラーSP擬3は加工に最適と言えた。
復心スプリングを撤去し連結器部品をマウントに固定するSPフレームTNダミーカプラーへと改めている。
整形済のスカートとSPフレームTNダミーカプラー。
TNカプラーSP擬3は2個モーター搭載動力ユニット用台車との干渉を防ぐためフレームへ大幅に手を加えた。
SPフレームTNダミーカプラーへの転用に当たりスカート取付部の切除を行っている。
既にTNカプラーSP擬3時代からマウントの剛性が低下していた。
再びマウントの一部を切り欠いたため更に剛性は弱まった。
そのため仕上がりには若干の不安を抱える。
一方スカートは嵌合ボスの切除後に元台座部を切り落とした。
二転三転を繰り返したスカートの整形は現状で落ち着くと思う。
位置調整に難航したスカート固定。
スカートの固定はSPフレームTNダミーカプラーのジャンパ連結器部へゴム系接着剤を盛る従来の方式で十分だと思っていた。
しかしスカートは左右均等にならない。
必ず海側が張り出しどうやっても修正出来なかった。
恐らく剛性の下がったSPフレームTNダミーカプラーが歪みジャンパ連結器を左右で異なる位置にしたと思われる。
竣工を優先させるためゴム系接着剤の塗布をジャンパ連結器部からスカート裏側へ変更した。
車体のアンチクライマーを目安に平行を出す。
その後マスキングテープで仮補強し固着を待った。
↓
3728 [51K 快速 成田]:行先表示類変更,スカート付SPフレームTNダミーカプラー装着。
最後に種別表示ステッカーを貼附した。
3728ではスカート固定前に行うべきだったと思う。
TNカプラーSP捻出名目で入場した3700形Mc2車は種別表示ステッカー貼附が最終工程だった。
これを踏襲した作業順だったがまだ不安定なスカートに触れない様注意を払った。
今後はTR-180A床板装着直後の工程に変更する。
3721(3728F-2)用のSPフレームTNダミーカプラーは何らかの補強策を施す予定である。
3728 点灯試験[51K 快速 成田]:前照灯(車輪交換)。
3728 点灯試験[51K 快速 成田]:尾灯(車輪交換)。
輪心成形統一で車輪交換を行ったが点灯状態に影響は出なかった。
ライト基板は製品原形で電球色LEDではない。
3728F-2はリニューアル工事未施工編成であり数に勝る黄色LEDライト基板でも構わないと思える。
電球色LEDライト基板への変更がなされた3768F後期仕様リニューアル工事施工編成から3700形のリリースは止まっている。
在籍編成では登場時仕様を現行仕様へ改装した3708F-2がリニューアル工事施工編成と黄色LED基板の組合せを持つ。
仮にリニューアル工事未施工編成が電球色LED基板でリリースされた場合には3708F-2と振替えたい。
↓
3728新後期仕様(車輪成形差異解消)。
スカートの固着を確認し3728が竣工した。
まさかスカート付SPフレームTNダミーカプラー関連の工程で躓くとは思ってもいなかった。
初めて再用志向が裏目に出た。
SPフレームTNダミーカプラーの剛性低下が感じ取れていただけに惜しまれる。
3721も3706出自のTNカプラーSP擬3をSPフレームTNダミーカプラーへ再加工する。
補強策はフレームとカバーの接着が有効だと思う。
上手く収まれば3728F-2の出場前に3728も補強を施したい。