エンド標記。
第二次整備が進む十五代目KATO製国鉄101系ツヌ118F(Mc155:再生産品)は4両目の入場を迎える。
当初運転台付車両を優先する方針からクモハ100-108(ツヌ118F:再生産品→クモハ100-179:カノ18F)が入場予定だった。
これは残り2両分しかない[西カノ 定員136]標記インレタの転写を一足先に終わらせる目論見があった。
国鉄101系サハ101-233(ツヌ118F)。
※再生産品。
しかし些細な事柄が気になり始め急遽入場順をサハ101-233(ツヌ118F:再生産品→サハ101-292:カノ18F)と差し替えた。
十五代目ツヌ118Fでは8号車だったサハ101-233だがサハ101-292への改番と同時に7号車が新たな役割となる。
一方6号車はモハ100-208(ツヌ118F:再生産品→モハ100-231:カノ18F)に内定済で竣工後のエンド標記再現が課題となった。
ツヌ105F(Mc154:再生産品+旧製品+弁天橋区仕様)も二代目弁天橋区仕様(Mc170→Mc170)の[南テシ]電略標記印刷消去を要した。
このうちモハ100-170(ツヌ105F:弁天橋区仕様←モハ100-232:Mc170)は[(2)]エンド標記,[南テシ 定員144]標記印刷諸共消去した。
ユニット相手がクモハ101-148(ツヌ105F:弁天橋区仕様←クモハ101-170:Mc170)のためインレタ標記再現でも問題無かった。
入工中のサハ101-233。
だがサハ101-292で[(2)]エンド標記をインレタ再現へ変更すると印刷消去を要さないモハ100-231との差異発生に繋がる。
[(2)]エンド標記は小さいながらも製品印刷とボナファイデプロダクト製インレタで印象が異なっていた。
そのため隣り合うモハ100-231+サハ101-292のエンド標記再現が揃わなくなる事態を防ぐ作戦に出た。
モハ100-170(ツヌ105F)ではペイントリムーバーで溶解したインクが標記周囲に広がると想定し当初から全面消去を選択した。
後のクハ100-92(カノ18F:再生産品←クハ100-78:ツヌ118F)よりペイントリムーバー除去を車体裾へ向けて拭うよう改めた。
これならサハ101-233(ツヌ118F)も[(2)]エンド標記印刷再現を存置したまま[千ツヌ 定員144]標記跡に持ち込めると考えた。
取り敢えず何事も無く転写切り抜けられれば[西カノ 定員136]標記インレタはお釣り無しで収まる状況にある。
そこで予定していたクモハ100-108(ツヌ118F)の入場は取り止めが決定し代わりにサハ101-233を先発させる展開となった。
[サハ101-233]:1-3位側。
これまでの入場車とは作業順を入れ替え[千ツヌ 定員144]標記印刷消去が最終工程に廻るよう変更した。
サハ101-233(ツヌ118F)では容易に進むと思われる改番を第一工程とし後半の作業時間確保を狙う。
一部変更が繰り返されるラプロス式車両番号標記印刷消去だがまたしてもラプロス#4000の使用方法を見直した。
今回標記印刷偏位車,濃色印刷車,通常印刷車で使い分けてきたラプロス#4000を濃色印刷車準拠に統一している。
崩しが主用途だったラプロス#4000で車両番号標記印刷を全て消去する代わりに軽く当てる方式へと改めた。
初施工車となったサハ101-233だが従来通りの仕上がりを保てており消去方式変更による影響は無い。
[[サハ][1][0][1][-2][9][2]]:1-3位側。
どういう訳か十五代目ツヌ118Fと新インレタの相性は今ひとつ芳しくなく相次ぐ転写崩壊に悩まされてきた。
作業の足を引っ張っる要因と化しておりサハ101-233(ツヌ118F)では古インレタに全面変更している。
しかし高経年台紙の起用は返って裏目に出てしまいとんでもない車両番号標記細分化を呼び込む事態となった。
使い残した組標記を組み合わせ[サハ]+[101-2]+[9]+[2]とする算段だったが車体へ転写済のインレタ剥離が襲い掛かった。
中核を担うはずの[サハ101-292]は標記追加毎に失われ1-3位側:[サハ101-292],2-4位側:[サハ101-292]と用を成さなくなった。
結局1-3位側:[サハ]+[1]+[0]+[1]+[-2]+[9]+[2],2-4位側:[サハ]+[1]+[0]+[1]+[-]+[2]+[9]+[2]を繋ぎ合わせた。
この惨憺たる結果を振り返ると転写崩壊に耐えながらも新インレタでサハ101-233を改番するべきだったと思う。
↓
[[西カノ 定員144]]:2-4位側。
[[(2)],[千ツヌ 定員144]]:モハ100-170(ツヌ105F)。
どうにか[サハ101-292]標記を成立させ作業は先送りした[千ツヌ 定員144]標記印刷消去へと移った。
予定の作業時間から大幅に超過しており開き直って[千ツヌ 定員144]標記印刷上にペイントリムーバーを乗せた。
溶解したインクを存置する[(2)]エンド標記印刷側へ侵出させないためペイントリムーバー塗布量は更に絞っている。
また強引な拭き取りは行わず回数増加にて対処し[千ツヌ 定員144]標記印刷が薄くなる時を待った。
当然クハ100-92よりも時間は要したが無事[千ツヌ 定員144]標記跡に達し[(2)]エンド標記印刷も保持された。
グリーンマックス製に比べボナファイデプロダクト製電略標記インレタは転写難度が低いと感じられる。
それでも用心は欠かさず車体裾との平行維持に注意しながら[西カノ 定員144]標記インレタを転写した。
↓
サハ101-292(カノ18F:サハ101-233 改番,ベンチレーター嵌合修正施工)。
※再生産品。
その結果[(2)]エンド標記印刷再現と[西カノ 定員144]標記インレタ再現の両立が実現している。
2018年12月に竣工したモハ100-170(ツヌ105F)だが当時はペイントリムーバー式印刷消去を再開して間もない頃だった。
各種標記印刷が濃い弁天橋区仕様車特有の癖もあり[(2)]エンド標記,[南テシ 定員144]標記印刷を一括消去する作戦に出た。
あれから約4箇月半が経過した今になって[千ツヌ]電略標記印刷の単独消去へ踏み切るとは思いもしなかった。
古インレタの持ち出しこそ大はずれに終わったもののそれなりの体裁を保てたサハ101-292(カノ18F:再生産品)が竣工した。
なおご多分に漏れずサハ101-233(ツヌ118F)もベンチレーターの収まり具合が悪く嵌合修正を行っている。
↓
モハ100-208+サハ101-292 (カノ18F:モハ100-208+元サハ101-233)。
※再生産品+再生産品(津田沼区仕様車+中野区仕様車)。
サハ100-99+サハ101-88 (ツヌ113F:サハ101-108Assy車体組立車+元サハ101-108)。
※再生産品+再生産品(エンド標記インレタ再現車+エンド標記インレタ再現車)。
サハ100形が多数を占めるエンド標記変更車だがサハ101-88(ツヌ113F:Tc74)だけは異色の経緯を辿った。
旧サハ100-99(ツヌ113F:再生産品←サハ101-108:ツヌ118F)はツヌ113F(再生産品+旧製品)が出場する前に車体更新を受けた。
[(2)]エンド標記印刷消去失敗が日の目を見なかった原因で間もなくサハ100-99(ツヌ113F:再生産品)と置き換えられた。
その後サハ101-104(ツヌ116F-2:T104)への形式変更を経てサハ101-88に至ったが[(2)]エンド標記はインレタ再現である。
下手な[(2)]エンド標記跡修復が塗装状態悪化に繋がってしまい[(2)]エンド標記インレタを若干押し潰して誤魔化した。
他方通常通り[(1)]エンド標記インレタを転写したサハ100-99(サハ101-108Assy車体組立車)は印刷再現相当に仕上げられた。
未だにサハ101-88は旧サハ100-99時代の名残を引き摺っておりサハ100-99との見附差異解消が課題となっている。
サハ101-292も同様の事態を招きかねなかったがクハ100-92でのインク除去方法変更が奏功したと思う。
第二次整備が進む十五代目KATO製国鉄101系ツヌ118F(Mc155:再生産品)は4両目の入場を迎える。
当初運転台付車両を優先する方針からクモハ100-108(ツヌ118F:再生産品→クモハ100-179:カノ18F)が入場予定だった。
これは残り2両分しかない[西カノ 定員136]標記インレタの転写を一足先に終わらせる目論見があった。
国鉄101系サハ101-233(ツヌ118F)。
※再生産品。
しかし些細な事柄が気になり始め急遽入場順をサハ101-233(ツヌ118F:再生産品→サハ101-292:カノ18F)と差し替えた。
十五代目ツヌ118Fでは8号車だったサハ101-233だがサハ101-292への改番と同時に7号車が新たな役割となる。
一方6号車はモハ100-208(ツヌ118F:再生産品→モハ100-231:カノ18F)に内定済で竣工後のエンド標記再現が課題となった。
ツヌ105F(Mc154:再生産品+旧製品+弁天橋区仕様)も二代目弁天橋区仕様(Mc170→Mc170)の[南テシ]電略標記印刷消去を要した。
このうちモハ100-170(ツヌ105F:弁天橋区仕様←モハ100-232:Mc170)は[(2)]エンド標記,[南テシ 定員144]標記印刷諸共消去した。
ユニット相手がクモハ101-148(ツヌ105F:弁天橋区仕様←クモハ101-170:Mc170)のためインレタ標記再現でも問題無かった。
入工中のサハ101-233。
だがサハ101-292で[(2)]エンド標記をインレタ再現へ変更すると印刷消去を要さないモハ100-231との差異発生に繋がる。
[(2)]エンド標記は小さいながらも製品印刷とボナファイデプロダクト製インレタで印象が異なっていた。
そのため隣り合うモハ100-231+サハ101-292のエンド標記再現が揃わなくなる事態を防ぐ作戦に出た。
モハ100-170(ツヌ105F)ではペイントリムーバーで溶解したインクが標記周囲に広がると想定し当初から全面消去を選択した。
後のクハ100-92(カノ18F:再生産品←クハ100-78:ツヌ118F)よりペイントリムーバー除去を車体裾へ向けて拭うよう改めた。
これならサハ101-233(ツヌ118F)も[(2)]エンド標記印刷再現を存置したまま[千ツヌ 定員144]標記跡に持ち込めると考えた。
取り敢えず何事も無く転写切り抜けられれば[西カノ 定員136]標記インレタはお釣り無しで収まる状況にある。
そこで予定していたクモハ100-108(ツヌ118F)の入場は取り止めが決定し代わりにサハ101-233を先発させる展開となった。
[サハ101-233]:1-3位側。
これまでの入場車とは作業順を入れ替え[千ツヌ 定員144]標記印刷消去が最終工程に廻るよう変更した。
サハ101-233(ツヌ118F)では容易に進むと思われる改番を第一工程とし後半の作業時間確保を狙う。
一部変更が繰り返されるラプロス式車両番号標記印刷消去だがまたしてもラプロス#4000の使用方法を見直した。
今回標記印刷偏位車,濃色印刷車,通常印刷車で使い分けてきたラプロス#4000を濃色印刷車準拠に統一している。
崩しが主用途だったラプロス#4000で車両番号標記印刷を全て消去する代わりに軽く当てる方式へと改めた。
初施工車となったサハ101-233だが従来通りの仕上がりを保てており消去方式変更による影響は無い。
[[サハ][1][0][1][-2][9][2]]:1-3位側。
どういう訳か十五代目ツヌ118Fと新インレタの相性は今ひとつ芳しくなく相次ぐ転写崩壊に悩まされてきた。
作業の足を引っ張っる要因と化しておりサハ101-233(ツヌ118F)では古インレタに全面変更している。
しかし高経年台紙の起用は返って裏目に出てしまいとんでもない車両番号標記細分化を呼び込む事態となった。
使い残した組標記を組み合わせ[サハ]+[101-2]+[9]+[2]とする算段だったが車体へ転写済のインレタ剥離が襲い掛かった。
中核を担うはずの[サハ101-292]は標記追加毎に失われ1-3位側:[サハ101-292],2-4位側:[サハ101-292]と用を成さなくなった。
結局1-3位側:[サハ]+[1]+[0]+[1]+[-2]+[9]+[2],2-4位側:[サハ]+[1]+[0]+[1]+[-]+[2]+[9]+[2]を繋ぎ合わせた。
この惨憺たる結果を振り返ると転写崩壊に耐えながらも新インレタでサハ101-233を改番するべきだったと思う。
↓
[[西カノ 定員144]]:2-4位側。
[[(2)],[千ツヌ 定員144]]:モハ100-170(ツヌ105F)。
どうにか[サハ101-292]標記を成立させ作業は先送りした[千ツヌ 定員144]標記印刷消去へと移った。
予定の作業時間から大幅に超過しており開き直って[千ツヌ 定員144]標記印刷上にペイントリムーバーを乗せた。
溶解したインクを存置する[(2)]エンド標記印刷側へ侵出させないためペイントリムーバー塗布量は更に絞っている。
また強引な拭き取りは行わず回数増加にて対処し[千ツヌ 定員144]標記印刷が薄くなる時を待った。
当然クハ100-92よりも時間は要したが無事[千ツヌ 定員144]標記跡に達し[(2)]エンド標記印刷も保持された。
グリーンマックス製に比べボナファイデプロダクト製電略標記インレタは転写難度が低いと感じられる。
それでも用心は欠かさず車体裾との平行維持に注意しながら[西カノ 定員144]標記インレタを転写した。
↓
サハ101-292(カノ18F:サハ101-233 改番,ベンチレーター嵌合修正施工)。
※再生産品。
その結果[(2)]エンド標記印刷再現と[西カノ 定員144]標記インレタ再現の両立が実現している。
2018年12月に竣工したモハ100-170(ツヌ105F)だが当時はペイントリムーバー式印刷消去を再開して間もない頃だった。
各種標記印刷が濃い弁天橋区仕様車特有の癖もあり[(2)]エンド標記,[南テシ 定員144]標記印刷を一括消去する作戦に出た。
あれから約4箇月半が経過した今になって[千ツヌ]電略標記印刷の単独消去へ踏み切るとは思いもしなかった。
古インレタの持ち出しこそ大はずれに終わったもののそれなりの体裁を保てたサハ101-292(カノ18F:再生産品)が竣工した。
なおご多分に漏れずサハ101-233(ツヌ118F)もベンチレーターの収まり具合が悪く嵌合修正を行っている。
↓
モハ100-208+サハ101-292 (カノ18F:モハ100-208+元サハ101-233)。
※再生産品+再生産品(津田沼区仕様車+中野区仕様車)。
サハ100-99+サハ101-88 (ツヌ113F:サハ101-108Assy車体組立車+元サハ101-108)。
※再生産品+再生産品(エンド標記インレタ再現車+エンド標記インレタ再現車)。
サハ100形が多数を占めるエンド標記変更車だがサハ101-88(ツヌ113F:Tc74)だけは異色の経緯を辿った。
旧サハ100-99(ツヌ113F:再生産品←サハ101-108:ツヌ118F)はツヌ113F(再生産品+旧製品)が出場する前に車体更新を受けた。
[(2)]エンド標記印刷消去失敗が日の目を見なかった原因で間もなくサハ100-99(ツヌ113F:再生産品)と置き換えられた。
その後サハ101-104(ツヌ116F-2:T104)への形式変更を経てサハ101-88に至ったが[(2)]エンド標記はインレタ再現である。
下手な[(2)]エンド標記跡修復が塗装状態悪化に繋がってしまい[(2)]エンド標記インレタを若干押し潰して誤魔化した。
他方通常通り[(1)]エンド標記インレタを転写したサハ100-99(サハ101-108Assy車体組立車)は印刷再現相当に仕上げられた。
未だにサハ101-88は旧サハ100-99時代の名残を引き摺っておりサハ100-99との見附差異解消が課題となっている。
サハ101-292も同様の事態を招きかねなかったがクハ100-92でのインク除去方法変更が奏功したと思う。