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JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

綾部市の釈丈ヶ嶽(JA/KT-149)

2025-05-07 | 日記
2025年5月4日(日)
 弥仙山下山後に向かったのは綾部市西原町にある釈丈ヶ嶽(270m)。地理院地図に名前はないが、ネットで検索すると山頂に戦国時代の山城跡があり見晴らしもよいようで、市の観光ガイドにも紹介されている。今回はSOTA運用のためなので、南東の正光神社から最短と思われるルートを往復した。
登山口の正光神社
 神社前の空地に車をおかせてもらい登山スタート。神社の横にも案内板が設置されている。獣避けのゲートを開けて進むと初めは谷筋の道で落葉が深く積もっていてやや歩きにくい。少し進むと尾根に乗り以降は歩きやすかった。尾根筋の道には一部階段などもあり大分以前に整備された道のようだ。
神社の横に釈丈ヶ嶽への案内
ここから山道へ
尾根筋の歩きやすい道
途中にあった愛宕社、手入れされている
山頂手前の空堀の表示
 釈丈ヶ嶽の山頂には城跡の調査をした説明番が建っている。眺望はというと樹木が伸びて抜群というほどでもないが、それでも綾部市街や北側の山並みが望めた。ワイヤーアンテナを張って7Mhz・CWで無線開始。17局(うちS2Sは1局)と交信し呼ばれなくなったので21Mhzに出てみる。ニュージーランドや沖縄の局と交信できた。
山頂から南側の眺望
山頂の様子
平成22年に調査した内容が書かれている
山頂からの眺望
 下山後余裕があればと考えていた、東隣の鷹栖(JA/KT-095)の登山口になりそうなところを下見。今日は登らずまた今度にして帰宅した。
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綾部市の弥仙山

2025-05-05 | 日記
2025年5月4日(日)
 綾部市と舞鶴市の境界にある弥仙山は丹波富士ともいわれ遠くから見てもわかりやすい山である。14年前に山ランで一度登っているが今回はSOTA目的の再登山となった。
 登山口は綾部市於与岐町の水分神社。広い駐車場に車をおいて舗装された林道を登る。途中で山道に入ると山頂までは2.1㎞と書かれている。このルートは途中にも神社があり、参道は杉の落葉も除かれているようだった。
ルートは改心の道と名付けられていて近畿自然歩道でもある
麓にある水分神社、帰りに立ち寄った
ここから山道へ
大本開祖修行の滝があるらしい、紙垂が傷んでいない

苔むした石段
その先に於成神社
大岩にも注連縄と紙垂
植生が変わってきた


 山頂にも神社があり、その裏手が広くなっていたのでそこで無線をすることにした。樹間には舞鶴湾も見えて気分よく運用することができた。7Mhzと10MhzのCWで12局と交信することができた。(うち山頂同士のS2Sが2局)
山頂の金峰神社


切株に腰かけて無線運用
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鈴鹿の三子山と四方草山

2025-05-02 | 日記
2025年5月1日(木)
 鈴鹿峠のすぐ東側にある滋賀と三重の県境尾根は今まで歩いたことがなかった。このルートには三子山(568m)と四方草山(667m)があり、ヤマランにはどちらも有効で四方草山はSOTAのポイントでもある。
 登山口は鈴鹿峠。国道1号の鈴鹿トンネル滋賀県側手前から進入路があり、その先には駐車場やトイレも設置されていた。270年前に建てられたという万人講常夜灯を見て東海道の鈴鹿峠から東海自然歩道へ入る。自然歩道はだいぶ傷んではいるが階段や柵などが整備されている。自然歩道は山女原分岐で北に折れるためその先は県境尾根を進んで行く。三子山は名前のとおり三つのピークがありアップダウンがきつい。三子山の山頂では430Mhz・FMのハンディでCQを出す。すぐに愛知県の局から応答があり、ヤマランの毎月皆勤賞も継続することができた。
万人講常夜灯
鈴鹿峠
東海自然歩道を進む


樹種は分からないが立派な巨木
東海自然歩道とはここで離れる
道はよく踏まれている
三子山一つ目のピーク
二つ目(真ん中)
三つ目が山頂
 その先は100m程下り四方草山まで200m程登り返すことになる。この間には真砂土のザレ場や痩せ尾根、小さなキレットなどがあり神経を使った。四方草山(しおそやま)も南峰と本峰の二つのピークがある。山頂は広くないので少し先の登山道沿いにアンテナを張って7Mhz・CWでCQを出す。何とか12局と交信し、ヤマランとSOTAの目的も達成できた。稜線上は東寄りの冷たい風が吹きつけてとても寒く、粘ることもできず早々に撤収し来た道を戻った。当然ながら帰りも行きに通ったアップダウンが待ち構えており、久しぶりにハードな山歩きとなった。
新緑の中にシロヤシオが咲いている


ザレ場は慎重に
落ちたら終わりの斜面
イワカガミが咲いている
ここでも道を間違えそうになるが標識に気づいて山腹の巻道へ


ようやく四方草山南峰
本峰の三角点

登山道の横で開店

行きに三子山の先でルートミスしたところ、よく見るとスチールアングルがおかれていた
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マタニ山

2025-04-28 | 日記
2025年4月25日(金)
 千ヶ峰の次はマタニ山(928m)。市原峠を挟んで千ヶ峰の北側に位置するピークでSOTAの対象となる。市原峠から北に基幹林道が伸びているが、工事は止まっているようで車も入れない。そのため峠から地道の林道を少し歩き尾根筋の道に取り付いた。ここもトレランのルートになっているようで目印のテープがたくさん付いている。道はよく踏まれた歩きやすい道が続いていた。
林道は通行止め
北の三国岳ま延ばす計画のようだが
ここから尾根筋に取り付く
トレラン実行委員会の設置した標識
このルート眺望は余りない
 マタニ山山頂は眺望はない。馬酔木の木に沿わせてポールを立てHFのDPアンテナを張った。7Mhz・CWで21局と交信し来た道を戻った。
マタニ山山頂
アマチュア無線で遊ぶ
来た道を戻る
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千ヶ峰

2025-04-26 | 日記
2025年4月25日(金)
 兵庫県多可郡多可町と神崎郡神河町の境界にある千ヶ峰(1005m)。以前ヤマランで一度登っているが今回はSOTA目的で再訪する。登山ルートは一番楽な市原峠からの往復。峠に着いたときは平日のためか先客はなかった。
市原峠の登山口
 市原峠からの道は遊歩道のような道が整備されていて気持ちよく歩くことができる。カラマツの落葉でフカフカした道にアセビやツツジがちょうど見ごろを迎えている。
カラマツの落葉が絨毯のようで足に優しい

展望所も設けられている
霞んでいて視界はイマイチ
山頂が見えた
一歩一歩階段を登って行く
 山頂に着いた時も先客は無し。どこにアンテナを立てようか考えてベンチの横に垂直系のアンテナを設置した。無線をしているとその後3組4人の登山者がやってきた。うち一人はユーチューバーのようで、ラーメンの出前の格好をしていた。

笠形山・千ヶ峰県立自然公園でPOTAの対象でもある

 伝搬のコンディションは余りよくなかったが、7Mhzと10Mhzで何とか12局(うちS2Sは2局)と交信。SOTAとPOTAもクリアできた。


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八丁山までSOTA運用に

2025-04-22 | 日記
2025年4月21日(月)
 天気が良さそうなので京都北山へ。自宅からも遠くないので、ゴミ出しをしてからゆっくりと出かけることができる。行先は左京区広河原の八丁山(892m)。廃村八丁の東にある山だが地図に名前はなく、YAMAPのランドマークも登録されていない。登山ルートとして考えられるのは北にあるダンノ峠から尾根筋を辿るものだが、地図に道は描かれていない。以前佐々里峠から品谷山に登り廃村八丁辺りを彷徨ったことがあるが、これも記録を見ると14年前になる。
さすがに山深いのでまだ桜も満開

 今回は佐々里峠からダンノ峠を経由して八丁山までピストンする計画で出かけた。広河原の府道沿いにはあちこち桜が奇麗に咲いていた。佐々里峠には平日のためかほかに車は止まっていない。佐々里峠から品谷山分岐までは杉の幼木に着いた露がズボンを濡らす。14年前に一度歩いただけなので記憶はあいまいだ。品谷山分岐からダンノ峠へのルートは、その時に廃村八丁からの帰りに彷徨ったはずだが全く覚えていない。
佐々里峠
京都府防災無線局の傍に杉の巨木
レスキューポイント、DNはダンノ峠のことかな
品谷山分岐
 ここで枝尾根に入るルートミスがあり10分ほどタイムロス。歩いているうちに展望の開けたところがあり、写真を撮ろうとスマホを見て間違いに気が付いて予定していたルートに復帰する。ダンノ峠から八丁山への尾根筋は目印のテープもあり踏み跡も確認できた。八丁山の山頂は広葉樹の疎林で小広い平地が広がっている。短縮型のVCHアンテナを立てて7・14・10MhzのCWで17局と交信できた。昼食を食べている間にもシジュウカラが近くまでやってきて気持ちの良い山歩きだった。
本日一番の眺望、ここでルートミスに気が付く
酒宴の跡、山仕事の杣人が泊ったのだろう
ダンノ峠
イワウチワがあちこちに咲いている
山頂手前で見つけたプレート、尾根伝いにたくさんあった
ようやく山頂を捉えた
八丁山のプレート発見
アマチュア無線運用、日陰は風が吹くと寒かった
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三峠山までSOTA運用に

2025-04-20 | 日記
2025年4月18日(金)
 京丹波町の和知駅の西にどっしりとした山が三峠山(みとけやま、668m)だ。山頂のすぐ傍を林道が通っていて、12年前に一度山ランで行ったときは山頂の最短地点まで車でアプローチした。今回もSOTAの移動で楽に行こうと考えてゆっくりと自宅を出た。
 林道は途中まで舗装されているが後半は地道となる。作るより維持が大変なのは林道でも同じで、地道になってしばらく行ったところでぬかるみのようなものが見えたので手前に車をおいた。予定外に山頂まで30分ほど歩くがちょうどよい散歩といったところだ。
この辺りは地道でも状態がよい
樹間にちょっとだけ眺望があった
和知町の町も少し見える
 山頂を越えた先から尾根筋に入り山頂までやや急な斜面を少し登る。山頂は杉の植林地で眺望はない。杉の落枝が積もってふかふかとしている。三角点の横にDPアンテナを張り、三角点を腰かけにして7Mhz・CWでCQを出す。17局と交信することができた。帰りにもう一座行くことも考えていたが無理をせずのんびりと下道をドライブして帰宅した。
林道から尾根筋に、目印のテープあり
山頂に荷物を広げて無線遊び

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途中峰(SOTA JA/SI-030)

2025-04-18 | 日記
2025年4月17日(木)
 アマチュア無線のSOTA(Summits On The Air)移動で京都府と滋賀県の境界にあるピークに行く。ここは無名でヤマランの対象でもないので初めてだ。ルートは幾つか考えられるが、東の花折峠から尾根筋を辿ってみることにした。国道367の路肩に車をおいて歩き始める。舗装林道は近畿自然歩道になっている。アラキ峠から権現山へは以前登ったことがあるが花折峠は初めて訪れた。舗装林道の道ではあるが標石もあって古道の趣があるように感じた。
林道花折峠線入口
林道沿いに小さな花が群生していた、ミヤマカタバミかな
花折峠、近畿自然歩道であり鯖街道の表示もあった
 ここから西側へ尾根筋を登って行く。踏み跡もわかりやすく目印のテープもあって迷うようなところもなかった。P812のピーク周辺は地図のとおりだだっ広い広がりがあった。ピークには途中峰と書かれたリボンが落ちていた。無線のアンテナをどこに立てようかと少しうろつく。そうこうしていると平日のマイナーな山にもかかわらず一人の登山者がやってきた。挨拶し少し会話する。ピークに向かってそのまま帰ってこなかったのでたぶんナッチョ方面へ向かったのだろう。
滋賀県造林公社の看板かな?全国の公社はほぼ倒産している
樹間にちょっと眺望
何となく琵琶湖も見える
ピーク付近はなだらかな平地が広がっている
ピークに落ちていたリボン、途中峰と書かれていた
 アマチュア無線はEFHWアンテナを張って7Mhz・CWからスタート。平日のためかそれほど呼ばれないが、14MhzにもQSYして17局と交信することができた。下山は同じルートを戻った。今日は登山のポールや汗拭きタオルなどいろいろと忘れ物もあり、急に気温も上がってきて行程以上に疲れた。
とりあえずアマチュア無線運用
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ドウトコ山(JA/NR-070)でSOTA

2025-04-12 | 日記
2025年4月9日(水)
 百貝岳でヤマランをやった後この日の二座目はドウトコ山(722m)。地蔵峠を挟んで百貝岳と反対の西側にある無名のピークで、SOTAの対象となっている。地蔵峠の駐車スペースに車をおいて地蔵堂の横から黒滝村のハイキング道を入る。前半は標識も整備された歩きやすいハイキング道が続く。後半はハイキング道を離れてピークへと続く尾根筋を歩く。尾根筋には踏み跡や目印のテープもあるが、一部藪っぽいところもあった。歩いて行くうちに右や左に作業道が付けられているのが見えた。そのうちに作業道に合流したが山頂手前で道が二股に分かれた。作業道を歩いて目的のピークから離れても嫌なのでまた真ん中の尾根筋に入った。
地蔵峠の地蔵堂
その横にハイキング道入口
ハイキング道は歩きやすい
所々標識もある
ハイキング道とはここでお別れ
尾根筋の踏み跡
すぐ横に作業道が並走するところもあった
樹間にちょっと眺望
 JA/NR-070のピークには三等三角点があり、「点名 高塚」「ドウトコ山」「ドウドク山」などと書かれたプレートも下がっていた。誰も来そうにないので三角点の横にDPアンテナを張り、7Mhzや18MhzのCWでCQを出した。430Mhz・FMも含めて19局と交信することができSOTAも達成できた。下山はピークの北側に見えた作業道に直接降りて少し楽に歩くことができた。
JA/NR-070のピーク
プレートはいろいろあるが山名もいろいろ

三角点横にアンテナを立てた
ピークから北に見える作業道に降りた



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百貝岳

2025-04-10 | 日記
2025年4月9日(水)
 山ランの毎月新山継続目的で計画したのは奈良県中央部の黒滝村。付近のSOTA対象ピークと合わせて登ることにした。
 一座目は百貝岳(863m)。登山口となる鳥住集落の春日神社前に駐車。平日だが何台か車も止まっている。登山の準備をして鳳閣寺への急な舗装路を登る。鳳閣寺に着くと外国人のツアー登山者一行と出会った。 吉野山の方から歩いてきたと思われる。こちらは百貝岳のピストンが目的なのであいさつをして寺の裏から登山道へ入る。理源大師の御廟までは山腹を横切る道を行き、御廟で尾根筋の道に乗って山頂に向かう。
赤い鳥居が美しい春日神社
鳳閣寺で外人ツアー客と出会う
鳳閣寺鐘楼
鳳閣寺展望台から
百貝岳に向かう

理源大師の御廟、手前は箱屋勘兵衛(餅飯殿)の墓
国の重要文化財に指定されているそうだ
 百貝岳の山頂には小さな祠とそれを守る上屋があるのみで眺望はない。ここはSOTAの対象ピークではないのでアマチュア無線の交信は1局でいい。アンテナを設置する時間を省略して、430MhzのハンディトランシーバーでCQを出す。神戸の須磨から応答があり今月も山ランを継続することができた。下山は来た道を戻る。途中でも複数の登山者とすれ違った。桜の時期は吉野山へ縦走するのが人気なのかもしれない。
百貝岳山頂

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