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小谷山、虎御前山と周辺の山

2013-07-01 | 山と無線

2013年6月30日(日)

 滋賀県長浜市にある小谷山(495m)は、戦国時代の武将浅井長政の居城小谷城があった山である。何年か前にNHK大河ドラマで、浅井長政の三人娘が取り上げられ、小谷城跡が一躍脚光を浴びたようだ。小谷城跡が国の史跡に指定されていることもあり、今でも山登りより史跡巡りの観光客が多いようだ。

 麓から舗装された道路を車で上がり終点手前の駐車スペースに車をおく。ここで標高270m位である。整備された遊歩道を城跡の解説を見ながらゆっくり登る。標高398mの本丸跡を過ぎると山道らしくなる。山頂は大嶽城跡で、観光客もここまでは余り来ないようだ。駐車場所から45分で小谷山山頂の大嶽城跡に到着。430MhzでCQを出すと、敦賀市の野坂岳に登っているJN3IRC局から応答があった。

 小谷山の登頂ルート

 番所手前の小谷城絵図

絵図の横から整備された道を歩く

途中の展望、虎御前山

本丸下に残る大石垣

本丸跡

小谷山山頂の大嶽城跡

 

 小谷山での山ランを終え往路を下山する。次に向ったのは小谷山の南に位置する雲雀山(ひばりやま、145m)。北麓の墓地横に駐車し、墓地の左手の山道を登る。若干藪っぽい道だが尾根筋の踏み跡ははっきりしている。程なく山頂に到着。この山は古墳跡のようで、山頂には雲雀山古墳群の表示があった。地元の小学校による記念植樹もされているが、植えっぱなしで手入れはされていない。18Mhzのアンテナを張るが入感なし。一昨日からの磁気嵐の影響かも知れない。どうも最近は18Mhzのコンディションもぱっとしない。50Mhzで大阪府豊能郡移動のJS3CTF局と交信した。

墓地横の道を登る

雲雀山山頂

記念植樹もされているが・・・

 

 三座目は虎御前山(224m)。小谷山城の浅井軍を討った織田信長の陣が置かれたところだそうだ。地形図に道の表示はないが、山の北から南にかけて尾根筋にハイキングコースが整備されている。北側の県道脇に駐車スペースを求め、ハイキング道を登る。標高224mの山頂は秀吉の陣跡で、ちょうど昼食中の登山者から、最高標高点はもっと先の229mだと聞く。とりあえず奈良県の高見山に登っている山ランメンバーJO3TLQ局と交信し、最高標高点に向う。最高標高点は信長の陣跡で、小谷山方向の展望も良くくつろげるところだった。ゆっくり休憩して往路を戻る。

 虎御前山と岡山の歩いたルート 

虎御前山北側の登山口

ハイキング道の途中から小谷山

虎御前山ハイキングコース

山頂にあった山ランメンバーのプレート

最高標高点は信長陣跡

虎御前山の最高標高点

 

 四座目は岡山(170m)。山頂には丁野山城跡がある。南麓の谷田神社前に車を停め、東の水田横からはっきりとした道を登る。三角点は山頂横の一段低いところにあった。50Mhzで京都府和束町移動のJH3FYC局と交信しここも終了。南の神社方向に下ってみる。迷うことなく神社横に到着。周回できるようだ。

谷田神社

丁野山城跡の案内図

37岡山(丁野山)山頂

山頂横の四等三角点は169.1m

 

 本日最後は湧出山(ゆるぎやま、206m)。北陸自動車道木之本ICの傍にある低山で、地形図にある道を登る。保険保安林として遊歩道が整備されたようだが、その後は管理もされず年々荒れていくというよくあるパターンだ。慰霊碑手前の案内看板も朽ちて倒れていた。三角点から先は踏み跡もより薄くなっているが、尾根筋は樹木は切り払われているので迷うことはない。206mの山頂にはNHKや民報の中継局が設置されていた。相変わらず18Mhzはだめで、ヨーロッパが入感していたが5Wでは呼んでもかすりもしない。430Mhzで長浜市内モービル移動中のJI3OMK局と交信して本日の山ラン移動を終了した。

 湧出山のコース

湧出山の朽ちた案内板

湧出山の三角点

湧出山山頂

湧出山から小谷山と奥に伊吹山

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