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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

丹波市柏原の譲葉山へ

2015-05-31 | 山と無線

2015年5月30日(土)

 歩いたルート

 丹波市柏原町中心部の北東方向に譲葉山(594m)がある。譲葉山から南に延びる尾根には、地形図に名前はないが高杖(420m)と獅子山(348m)があり、いずれも山ランに有効なポイントだ。地理院地図には柏原町上小倉から獅子山と高杖の尾根鞍部に向かって道が描かれている。この道を使って獅子山から高杖、そして譲葉山に登ろうと考えた。

 上小倉の国道沿いに路肩の広くなった所があったのでここに車をおく。取付きの谷は土取場のようで、立入禁止などの表示は見られなかったが入りにくい。麓の方に聞くと、土取場西側の小屋の横に山に入る道があるとのこと。ただし自分で登ったことはないので、歩けるかどうかは分からないと教えていただいた。とりあえずここを入ってみる。道路沿いはゴミが捨てられていたり竹の枝が積まれていたりで歩きにくいが、少し中に入ると確かに道のようなものが確認できた。

土取場西側の道を入る

 緩やかに登って行くと道は分からなくなった。その先は植林地の急な尾根筋となり、地籍調査の杭や目印のテープが続いている。そのあたりが一番歩きやすそうだったので目印を追いながら高度を稼いでいく。尾根に乗ると、獅子山は北に120mとGPSが表示している。当初予定していた高杖との鞍部ではなく、獅子山に直登するルートを登ってきたようだ。約40分で獅子山山頂に到着。山頂は小広くなっており、西側の木が切り払われて眺望があった。VUを聞くが全く入感なし。18Mhzが開けていたので、茨城県潮来市の記念局8J1AYAMEと交信した。

急な尾根筋を登って行く

目印は地籍調査の杭やテープ

 

獅子山山頂

獅子山山頂から西側の展望

 獅子山から次の高杖に向けて尾根筋を進む。やや藪っぽい尾根筋だが、地籍調査の時に払われたのか少し灌木が切ってあったので、何とか歩けた。ところでこの日は非常に暑く、この辺りからバテ出した。お茶や水分を大量にとりながら先に進む。コバエのような小さな虫が、顔の周りにしつこくまとわりついてくる。獅子山から27分で高杖に到着。ここも山名表示はなく、展望もない山頂だった。18Mhzで千葉県銚子市のJA1XWK局と交信し、譲葉山に向かう。

高杖山頂

 高杖から譲葉山への尾根は、これまで以上に藪っぽい道であった。おまけに古い鹿避けネットが張られており、何度も跨ぎながら歩けそうなところを選んで登って行く。藪に蜘蛛の巣、ネットに倒木など、体調不良によるバテも加えて5重苦のような状態で、途中何度も休みながら1時間20分もかかってようやく譲葉山の山頂に到着した。山頂は広い植林地の中で、譲葉神社の古い社があり、標識もたくさん掛かっていた。18Mhzで秋田県大館市移動のJI7OED局と交信し、下山にかかる。

広い譲葉山山頂

山頂の標識

 下山のルートは「崇広小」と書かれた方向の道に進む。この道は今までとは違いよく踏まれた登山道だった。「見長無給電中継所、反射板跡地」を通り過ぎ、その先の分岐も崇広小方向を選ぶ。グランドで練習する野球少年の声が大きくなってきたころ、学校が見えだした。降りたところはまさにグランドの隅で、校内の敷地を抜けなければいけない。咎められたらいやだなと思いながら足早に校門を出る。あとは、疲れた体にムチ打って何とか駐車場所に戻った。下山に要した時間は1時間半ほどだった。

下山の道は良い道だった

この分岐も崇広小方向へ

校門の横には柏原藩陣屋跡があった

駐車場所に向かう途中、譲葉山が見えた

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