2014年5月4日(日)
地形図を眺めながら考えていたのは、ピークの西側から尾根筋をたどってみようということ。 岩ケ鼻からから府道620号を入る。舟ヶ谷には数軒の民家があるが、今はだれも住んでいないように思えた。道路はその先で通行止めになっていた。先に千石山に登ろうかと舟ヶ谷からの道を見るが、よくわからない。あきらめて海沿いの国道178号線まで戻り、波見口から奥波見への府道を入ってみる。長通り峠から先も日ケ谷方面への通行は支障がなかった。
当初考えていた笹ヶ尾山西の峠に到着。車を置いて竹藪の尾根に取付く。今年はタケノコの表年でたくさんのタケノコが出ている。またあっちこっちに掘り返した跡が見られた。こんな山奥で、タケノコをとるのは人かイノシシか。尾根筋には山頂近くまで踏み跡があった。
笹がややうるさいが、15分で難なく山頂(371m)に到着。山頂も笹が多く、だいぶ探したが山頂を示すような目印は見つけることができなかった。7Mhzで千葉県安房郡移動のJP1WYR局と交信。下山も15分だった。
奥波見から地形図にある舟ヶ谷への道を登り、千石山西側の峠から山頂を目指す予定だったが、入った林道がどうも違ったようだ。コンクリート舗装された林道は、千石山の南を進むようだ。林道分岐から千石山方面への道に入る。
林道分岐にはチェーンがあるが、なくても侵入できるような道ではない
この先路面には草や低木が生え廃道になっているようだ。途中から竹藪の尾根に取付く。所々倒竹があるが踏み跡もある。ところがその先で作業道終点に飛び出した。その先の尾根は笹が茂っているので作業道を少し戻ってみた。するとまた分岐があり、山頂方向にも道が伸びている。相変わらず荒れた道を進むと山頂横まで道があった。
山頂一帯は植林地であるが背丈ほどの笹が覆い、入って三角点を探すがついに発見できなかった。すぐ横の道まで戻って10Mhzで群馬県吾妻郡移動のJG1UZD局を呼び交信する。下山は作業道を使うが、途中はウツギの木が繁茂し、地面も見えないようなところさえあった。登り55分、下り45分を要した。登山の対象としては全くお勧めできない山だった。